ダイコンってなに?機能・利点・相場・選び方を解説!
大根は和食には欠かせない食材です。
ダイコン(大根、学名:Raphanus sativus var. longipinnatus)はアブラナ科ダイコン属の越年草で、野菜として広く栽培される。主に肥大した根を食用とするほか、種子から油を採ることもある。緑黄色野菜でもあり、淡色野菜でもある。名前の由来は、大きな根を意味する大根(おおね)から。
多くの品種があり、根の長さ・太さなどの形状が多様。また皮の色も白以外に赤、緑、紫、黄、黒などがあり、地域によっては白よりも普通である。日本ではほとんどが白い品種で、スズシロ(清白)の別名もこれに基づく。
出典:Wikipedia
ダイコンの機能
大根にはジアスターゼという消化酵素がたくさん含まれていて、胃もたれや胸焼けに効果があります。
3つの利点
大根は他の食材にない圧倒的な利点を持っています!
- どこでも手に入る
- いつでも売っている
- 安い
ダイコンの使い方
大根は煮物の帝王。
しかし、焼いてもサラダにしても美味しいのです。
- おでん
大根と言えばおでん、おでんと言えば大根でしょう。
出汁をたっぷり吸って茶色くなった大根はなにもつけなくても最高!
- ぶり大根
おでんと並ぶ大根料理2大巨塔ですね。
ぶりの上質な脂がたっぷり染み込んだ大根は舌が落ちそうなほどうまい。
- 大根サラダ
大根のシャキシャキとした食感を楽しむならサラダが一番。
ダイエット中の方にピッタリですね!
ダイコンの相場
季節によって変わりますが、1本78〜128円ほどでしょうか。
旬の10〜3月は特に安くなります。
ダイコンの選び方
全体に張りとツヤがあり、まっすぐ伸びて、太いものを選びましょう。持ったときにずっしりと重いのはみずみずしく水分が豊富な証拠です。ひげ根の毛穴が浅く少なく、表面がなめらかなものがいいでしょう。 葉付きは葉まで食べられますので、葉から先まで鮮やかな緑でピンと張ったものを選びましょう。カットされている場合は、断面のきめが細かく、スが入っていないか必ず確認してください。
出典:キューピー株式会社
まとめ
ダイコンには3つの利点があり、たくさんの使い方があることが分かりました。
相場は1本78〜128円ほどで、選ぶときは張りとツヤがあって、ずっしり重いものがいいと分かりました。
みなさんもダイコンのことをもっと好きになってくださいねー
バイバーイ!
というのは冗談です。
読むサイト間違えたと思いましたか?
前振りが長くてすいません。
ここから真面目にやります。
ダイコンとは、ダイブコンピューター(ダイビングコンピューター)の略称です。
ダイコンは、ダイビングを開始すると自動でデータを取得し、水深・経過時間・残りの潜水可能時間・水温などを表示してくれる便利な器材です。(一部の機種では手動でオンにする必要あり)
ノンダイバーの友達に誤解される用語 No.1でしょうね!!!
ダイバーの間では親しみを込め、語弊を覚悟でダイコンと呼んでいます。
この記事では、ダイコンとは?機能や利点、選び方のポイントなどを解説します。
- 機能
- 利点
- 使用上のルール
- 相場
- ダイコン選びのポイント
機能
ダイコンを使うと潜水可能な残り時間を知ることができます!
ダイビングでは体内に溜まる窒素の量で潜水可能な時間が決まります。
詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
ダイコンには他にもたくさんの機能が搭載されています。
- 水深計★
- 経過時間の表示★
- 残り何分潜れるか★
- 最大水深の記録
- 安全停止の時間のカウントダウン
- 水温計
- 浮上スピードの測定
- 飛行機に搭乗可能となる時間の計算
- ダイブプロフィールの表示
- コンパス
- ストップウォッチ
- 残圧計
減圧計算に必要な★マークの機能は全てのダイコンに搭載されています。
利点
ダイコンを使う最も大きな理由は、潜水可能な残り時間が正確に分かることです。
その計算をするためには、どれくらいの水深に何分いたのかという情報が必要となります。
従来はダイブテーブル(ダイブプラナー)という表と時計を用いてアナログに計算していました。
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しかし、ダイブテーブル(ダイブプラナー)では実際のダイビングのような細かな水深の変化には融通が利かず、潜水可能な時間が短くなってしまう側面がありました。
ダイコンでは水深に合わせて細かく計算されるため、潜水可能時間を正確に求めることができ、安全に長時間のダイビングができるようになりました!
また、ダイコンを使えば水深・水温・残圧・方角などの情報を手元でぱっと確認できることも大きな利点です。
弱点
ダイコンの登場により潜水可能時間を伸ばすことができるようになりました。
しかし、体内に溜まる窒素は個々人や体調によって変わります。
「まだダイコンの表示には余裕あるし、大丈夫っしょ!」と潜水可能時間ギリギリまで潜ってしまい、実はかなり窒素が溜まっていて減圧症になってしまった。
という事態が増えています。
ダイコンを使うときは表示された数値よりも余裕を持った、控えめなダイビングをするようにしましょう!
また、どのようなダイビングをするかを計画するときにはダイブテーブル(ダイブプラナー)のほうが便利なのが現状です。
ダイコンにもプランモードという機能がついており、今から何mのところに潜ったら何分いられるのかを知ることができますが、何分後からダイビングを開始するかというところまで計画するのであれば、ダイブテーブル(ダイブプラナー)に軍配が上がります。
プランモードについて詳しく知りたい方はこちら↓
使用上のルール
1.ダイコンの取扱説明書をよく読み、指示を守る
→メーカーにより、取り扱い方が異なります。
ダイコンを購入したら、まずは説明書をよく読みましょう!
特に、ダイコンを買うだけ買って、DECOが出たときの対処法を知らない人が増えてきます。
ただただDECOを怖がって一目散に浮上してしまうなんていう事例も…
もちろんDECOは出してはいけませんが、万が一出してしまった場合の対処法もあらかじめ確認しておきましょう。
2.もしダイコンが故障したら、適切なスピードで浮上を開始。
→ダイコンが故障したらダイビングを中止し、安全なスピードで浮上を開始してくださいね。
3.ダイコンに警告されない浮上スピードを守ること(緊急時以外)。
→ほとんどのダイコンで使われている浮上速度は、ダイブテーブルで使われているより遅いものです。
浮上時にあなたやバディのダイコンが「ピーッ、ピーッ」と警告音を発したら、それは、減圧症リスクの高い浮上スピードということになります。スピードを落としましょう。
4.全てのダイバーがダイコンを持つこと。
→同じグループで潜っていてもダイブプロフィールは一人ひとり異なります。
バディで1つのダイコンを共有しては正確な潜水可能時間を計算できません。
また、1人のダイバーが使ったダイコンを次のダイビングで他の人が使ってはいけません。
相場
ダイコンには、シンプルなものからカラーディスプレイ付きの超高機能なものまで、多様なモデルがあります。
最も安いダイコンは定価38,000円〜(2019年1月23日現在)手に入ります。
その他のダイコンの相場は8万円〜10万円くらいです。
ダイコン選びのポイント
- 電池交換式orソーラー式or充電式
メーカーや機種によって電池の方式が異なります。
本体は安価だけど1回1万円程度の電池交換が必要なものがある一方で、本体は高価だけどソーラー式で電池交換いらずというものもあります。
- 体内窒素の計算方法
これもメーカーや機種によって微妙に異なります。
体内に溜まる窒素のスピードは骨、血液、筋肉などの身体の部位ごとに違い、ダイコンの中ではいくつかのグループに分けてそれぞれ潜水可能時間を計算しています。
そのグループがいくつあるのか?グループごとに窒素の溜まり具合は確認できるか?
細かい点ですが、これらは安全性を極力高めたい人にとっては重要なポイントです。
カタログには載っていないことも多いので、お店の人に聞いたり、インターネットでメーカーのページを詳しく調べるといいでしょう!
関連記事
- デザイン
「ダイビングだけでなく移動のときにも使いたい!旅行中ずっと時計代わりに使いたい!」
という人にとってはファッション性も重要な要素ですよね。
様々なメーカーからオシャレなダイコンが登場しています!
全9色展開のSUUNTO D4i Novo
男性好みの渋いデザインもありますよ。
SCUBAPRO Chromis
- 価格
なんだかんだ言って一番大事な要素なのではないでしょうか。
だって、無い袖は振れないもん。
最初の頃は安いもので十分です。
値段と安全性が比例する、なんてことは無いのでご安心ください。
1000本以上潜っているベテランダイバーでも安価なダイコンを使っていることはあります。
次第にこだわりが出始めたり、社会人になって使えるお金が増えたら本当に欲しいダイコンを買えばいいと思います!
こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
まとめ
ダイビングを安全に行なう上で持っていたいダイコン。
色んな機種があるので、機能性やデザイン、自分のお財布(親の財布も?笑)と相談して、一番欲しいと思うダイコンを買いましょう!
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