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【まだ寒い思いしてるの?】ヒートベストを着て快適にダイビング!【PR】

器材について

冬のダイビングは好きですか?

冬の海はプランクトンが減り、まるで沖縄のような透明度になる日が多く、夏とは一味違った魅力があります。
ウミウシや深海魚が観察できることも多いです。

【冬のダイビングの魅力5選】冬だからこそ潜る!

もちろん冬の海の魅力は知ってるし、潜りたいんだけど…..

「どうも、ドライスーツは疲れるし嫌い。」
「とにかく寒いのが嫌だ。」

という人も多いのではないでしょうか?

 

わかります。冬はドライスーツという冬用の濡れないスーツを着ますが、スーツの中にはフリースや厚手のインナーを着て寒さ対策をします。

【冬の必需品】ドライスーツとは!?~取り扱い注意点~

ドライスーツにおすすめのインナーって??

インナーを着た分だけ暖かくはなくなりますが、ウエイトが6キロ、8キロと重くなります。
また、インナーにはたくさんの空気が含まれているため、空気が移動し、水中で手が浮いたり、足が浮いたり、中性浮力はもちろんバランスを取るのすら難しく……

 

この煩わしさが、ドライスーツや冬のダイビングが嫌いになる原因ですよね。
嘘だと思う人は、まだ水温の下がらない時期にシャツ1枚でドライを着て潜ってみてください。
めちゃくちゃ簡単で快適でビックリしますよ!
この寒さと快適さ(特にウエイトの重さ)のトレードオフは冬を潜るダイバーの永遠の課題でしたが……
実は、薄手のインナーでも暖かく快適に潜れるためのアイテムが存在したんです!


その名もヒートベスト!

Thermalution社が出しているヒートベストです!
水深100m防水でウエットスーツの中にも着れることから話題になったアイテムです!!

この記事を読む人の中にはヒートベストの存在を知っている人もいるでしょう。
このベスト、無線タイプの1番ダイビングに適したものが8万円有線タイプでも6万円です。

気になってはいたけど、手を出せなかったという人のために!
だいがく編集部で代わりに試してきました!
ウエットスーツでの使い心地から、ドライスーツまで事細かにリポートしていきたいと思います!

今回、取材に関してヒートベストを貸してくださった、大瀬崎の老舗のダイビングショップ・シーキングの赤堀さん、本当にありがとうございました。

大瀬崎では、シーキングさんでヒートベストを実際に試着、購入が出来ますよ!

詳しくは記事の最後にご紹介します!

ヒートベストって何がすごいの?

正直、ヒートベスト8万円って高すぎるけど、なにがそんなにすごいのって思う方もいるでしょう。

わかります。僕も高いと思います。

しかし、このヒートベストには他にはない機能が備わっています!
冬の時期に海を楽しむダイバーやサーファーなどアクティブな人のことをしっかり考え、作られたその機能を見ていきましょう!

耐圧水深100mの防水性!

Thermalutionのヒートベストは無線タイプのイエローグレイドというタイプで水深100mまで、有線タイプのブルーグレイドというタイプで水深50mまでの防水機能を備えています!

ドライスーツ内で水没してしまったなんてトラブルはもちろん、ウエットスーツでも普通に使えます!

無線でスイッチをON・OF出来る

写真のように無線のコントローラーが付いています。
有線タイプだとドライスーツで利用する場合には水中で温度調節やオンオフをいじることが出来ません。
しかし、無線タイプだとダイビングの前半は電源を切っておいて、ダイビングの後半に寒くなってきたらスイッチをオンにするという使い方ができます!

暖かさ自由自在な3段階の温度調整

コントローラを使って弱・中・強の3段階の温度調整が出来ます。
寒さに合わせて温度調整できるんですね。
季節の変わり目には弱で、真冬の寒いときには強で使うなど長いシーズン使うことができます。
めちゃくちゃ便利ですね。

1日使えるバッテリー

発熱させる温度にもよりますが、約180分~240分の間、発熱します!
1日3ダイブ潜るとしても全然余裕です。寒い時だけ付けるようにしておけば数日間使う事も出来ますね。

ウエットスーツで試したら12月に60分ダイブしてしまった。

それでは実際に試してみましょう!
今日は2018年12月5日、今年は例年に比べ水温が高く、まだ20.6℃ありました。
5mmワンピースのウエットでもギリギリ潜れるくらいの水温ですね。

まずはヒートベストの着方から紹介します。

このようにヒートベストはウエットの中に直接着ます。

もちろん、ヒートベストは直接着ても問題ないのですが、発熱を強にすると熱すぎるくらい。
そのためヒートベストの下にラッシュガードなどを着ると熱すぎず、ちょうど良くなります。

このように丸い、温度調整などを感知する部分が背中に来るように着ます。
ここから電線が背中面に張り巡らされていて、指定した暖かさに発熱します。

 ワンポイントアドバイス

ヒートベストを着る際は、あえて前後を逆に着るというのもありです!
背中ではなくお腹周りが暖まりますし、この丸い部分が水中でタンクに当たって痛いなんてトラブルを防げます。

 

ベストの左右には、写真のようにバッテリーが入っています。
このバッテリーが中々の曲者で、結構あばら骨に当たって痛いんです
キツキツにウエットを作ってしまった人は、慣れるまで時間がかかるかもしれません。

我慢できないほどの痛みではないのですが、正直水中では気になりました。

ワンポイントアドバイス

後で赤堀さんに教えてもらったのですが、バッテリーがあばらに当たって痛い場合はフードベストを先に着て、その上にヒートベストを着るとクッションになり痛くなくなるそうです。
直接、肌に直接触れない分暖かさは感じづらいですが、暖まった水がウエットスーツを回り始めれば問題ないとのことでした。
他の対策として、有線タイプのものだとバッテリーを薄型タイプに交換することもできます。
試着してみて違和感を感じる人は薄いバッテリーにすることをオススメします!

ちなみに陸でもオンにしておくと、器材セッティングをしている間も暖かくてホントに快適です。

あっ、あったけ~~」

いざ海へ!

足をつけると、まずは下半身から水が入って来て、これは冷たい。
20℃とは言え、やはり冬の海ですね。
上半身は暖かいのですが、まだ足から入ってきた水が腰までしか侵入していないので、正直寒いです。

潜降すると、首やファスナーから水が入ってきますが…
すぐにウエットスーツの中の水が暖まり始めて本当に暖かい。

これは、いいです!のんびり潜れそうです!

20分経過……
ピカチュウ(ウデフリツノザヤウミウシ)やクリスマスツリーを見て遊んでいると、上半身は平気なんですが、下半身や足の指先は少し冷えてきます。

ここで必殺技!
水中で暖かくなるポーズ!!

じゃじゃーーん!
暖かくなってきた!このポーズすごいでしょ!

スイマセン。もちろんウソです
実際には、このようにリモートコントローラーを調整して発熱をからに変えているだけでした。

期待してくれた純粋な方、スイマセン。

このように水中で寒さに応じて温度を変えられるのは本当に便利ですね!
最後は発熱を強にして、12月の海で60分潜れちゃいました。
後半は若干寒さを感じましたがダイビングを中止するほどではありませんでした。

どのくらいまでウエットで使えるか?

僕の使用感からすると、ウエットスーツでは18℃くらいまでは使えるのではないかと思います!
ただし、頭や手や足というのは一切暖かい水は回ってこないので、厚手のグローブやフードはあった方が良いかと思います!

パワフルな学生ダイバーが30分だけ潜る、とかだったら真冬の15℃とかでもいけるかな?
そうすると伊豆なら1年中潜れますね。
ドライの方が絶対快適ですが。

※あくまで個人の感想です。

ドライスーツでの使い心地は最高!

ドライスーツでも試してみました!
使い心地は本当に最高です。暑いくらい。
しかも、インナー(ドライの下に着る服)も減らせるので本当に快適!!

僕はドライスーツの中でもシェルドライという保温性の一切ないドライを着ています。
そのため厚手のインナーを着ます。

水温が20℃くらいになるとインナーに全身ダウン(通称ウィーズル)を着ます。
モコモコした服を着た人を見たことあるでしょう。アレです!

ドライはインナーを厚く暖かい服にすればするほど、比例して重くなるがウエイトの量。
僕もウィーズルを着るとウエイトが8キロになります。
8キロのウエイトと器材を背負うと、結構な重さで非常に疲れる……

しかも、インナーは多くの空気を含むので、深度変化が起こる度にドライ内の空気の大きさも変わり中性浮力が難しくなります。

しかし!
ヒートベストを着ると水温20℃の海であれあ長袖に薄手のパーカーを着れば十分に暖かい。
ウエイトは5キロもあれば十分!最高過ぎます!

ドライ内の空気も少ないのでホントに動きやすい。
これなら冬もガンガン潜りたいと思えるほど快適です。

まとめ

正直8万円は高いですが、さすがダイバーのことを考えているだけあって、使い心地は非常に良いです。

  1.  耐圧水深50~100mの防水性があるのでドライの中で水没しても大丈夫!
  2. 無線で寒くなったらスイッチをONに!もしくはダイビング中に水圧でボタンが押されオフになってもONに戻せる!
  3. 3段階の温度調整があるので寒さに応じて対応できる!
  4. 1日使えるバッテリー容量があるので安心!

 

ウエットでは暖かいと言っても水温18℃くらいまで限界です。
沖縄だと水温20度くらいが最低なので1年中ウエットで潜れてよいと思いますが、伊豆だと真冬は厳しいですね。

なので同じ8万円ならドライを買った方が今後のために良いでしょう!

ぜひ、ドライを持ってて、それでも寒いんだよね……
という方がいましたら、ぜひ試してみてください!!
冬のダイビングが好きになること間違いなしです!

 

今回、取材に協力して頂いた合同会社リープアノ谷さん、またヒートベストを快く貸して頂き、使い方などの丁寧なアドバイスをして頂いたシーキングの赤堀さん、本当にありがとうございました。

ご興味ある方は大瀬崎、シーキングさんで試したり、購入することが出来ます!
ご興味ある方は、ぜひ連絡してみて下さい!

シーキング公式HP
http://seaking.webcrow.jp/main.htm

 

また、購入したいなと思っているダイバーさん、レンタルできるダイビングショップを知りたいなという方、
日本での輸入代理店はリープアノさんになります。ぜひご連絡ください。

合同会社リープアノ公式HP
https://leapanno.com/

 

ちなみに冬のダイビングの魅力がわからないという方は……
コチラ記事を読んで冬の海に潜りたくなっちゃってください!!

【冬のダイビングの魅力5選】冬だからこそ潜る!

茂野優太

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Under Water Creator。 1991年、神奈川県生まれ。 海・ダイビングの魅力を写真、映像、文章、ガイドなど、多様なアプローチで発信する。 伊...

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