【基礎知識】器材セッティング

もーすぐ梅雨明け!!
真夏のハイシーズンに向けて、
リフレッシュダイビングをする方もいるのでは??
Cカード取り立ての貴方も再確認していただきたい!!
器材セッティングについて、写真を交えてまとめてみました!!
0.セッティング時の格好
器材のセッティングを始める前に、
その日の気候を鑑みて、セッティング時の格好を考えましょう。
寒いなと感じる日は、ウェットスーツを着てしまってからでも良いでしょうし、
暑いと感じる日は、ウェットは腰まで。
ないしは、ウェットスーツを着る前にセッティングしてしまうのが良いですね。
今回は、曇っていて肌寒い日だったので、
ウェットスーツを着てからセッティングをしていますよ!!
1.エアチェック
まず、タンク内のエアチェックを行います。
空気は本来、「無臭・無味・無着色」です。
タンク内の空気は、大気中の空気を圧縮したものですから、
タンク内の空気も無臭のはず。
油っぽい匂いやガスっぽい匂いがしないかチェックしてください。
もし上記のようなの匂いがしたら、
充てん設備のメンテナンス不良や、不適切な充てん作業が原因です。
近くのインストラクターや、スクーバセンターに伝えてくださいね♪
2.BCの取り付け
続いて、タンクにBCを取り付けていきます。
a.タンクにBCDのベルトを通す。
右側にタンクのバルブがくるようにし、
BCのベルトを通してください。
その際の注意点!!
タンクのバルブの頂点と、BCの背中の頂点を同じ高さに合わせてください。
バルブがBCよりも上になってしまうと、頭をタンクにぶつけてしまうかもしれませんし、
逆にした過ぎると、タンクがBCから外れてしまう可能性があります。
BCには2つの紐がついているはず。
BCの下にあるバックルでタンクを固定する前に、その上の紐を引っ掛けましょう!
b.バックルを締める。
外側の穴にベルトを差し込む前に、グッと力を入れベルトを締めます。
この時、膝でタンクを押さえ、片手でBCやタンクを押さえておくと締めやすいですよ!!
※タンクを倒してしまい、両手で締め込むのもOKです!!
続いて、バックル部分を立てます。
ちょっとだけ力がいるかも。
バックル部分を立てたら、一番外側の穴にベルトを差し込みます。
ぐるっとまわして、テコの原理でパッチン!!
マジックテープをしっかり止めれば、タンクとBCの固定が完了です♪
3.レギュレーターのセッティング
タンクにレギュレーターをセットしていきます。
a.ヨークスクリューをおへそに。自分が吸う2ndステージが右に。
ここ、間違える方が多いです!!
ヨークスクリュー(上記写真で、左手で持っているところ)をおへそに向け、
自身が吸う2ndステージを右側にくるようにおいてみてください。
左手側には、残圧計などのゲージ類、左手にきていますか??
きていれば、その方向でセットしていきます。
b.レギュレーターをタンクにセット
ヨークスクリューを反時計に回すと、
ぽろっと蓋のようなものがとれるはず。
これが“ダストキャップ”ですね。
ダストキャップがとれ、ヨークスクリューの先端が見えるか見えないかぐらいまで、
反時計周りにヨークスクリューをまわしてください。
ヨークスクリューを手前側(おへそ側)にし、タンクにセット。
ヨークスクリューを時計周りにまわし、締めて行ってください。
締めすぎ注意!!
そんなに固く締めなくて平気です。
これで、レギュレーターのセッティングは完了です♪
4.インフレーターホースの接続
左手側に、中圧ホースが伸びてますよね??
このホースを、BCの左肩から伸びている、パワーインフレーターに接続していきます。
タンクの空気をBCに送り込み、浮力調整をするためですね!!
カプラーと呼ばれる金属の部分を、手前に引きながら、
パワーインフレーターの出張っている部分に差し込みます。
手前に引いているカプラーを”カチッ”というまで差し込んで下さい。
5.バルブを開ける
最後に、バルブを開けます!
a.残圧計は裏に向ける。
バルブは手前に回すと開放され、奥(BC側)に回すと閉じていきます。
手前に回す際、残圧計を裏に向けながら回しましょう。
ごく稀に、残圧計にひびが入っていたりなどすると、
残圧計のガラスが破裂することがあります。
b.あそびをつける。
手前にバルブを回し切りましたか??
最後に、BC側に半回転回して、”あそび”をつけてください。
“あそび”をつけないと、
岩などにバルブがあたってしまった際、バルブの故障をまねく恐れがあります。
これで準備は万端!!
しっかりバディチェックをして、エントリーへと向かってくださいね♪
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