【2018年版】迷ったらコレ!定番フィン5選+2
買い替える可能性の一番高い器材、それがフィンなのでは無いでしょうか??
新入生の頃はストラップタイプのフィンをみんなと一緒に買ったけど、やっぱりフルフットが欲しい!
なんか先輩のフィン、やたらと進む…
そんな事を考えている人もいるのでは!?
フィンの選び方としては、どこの指導団体のテキストにも
自分の脚力に合ったフィンを選びましょう
といったような説明がされています。
確かにフィンの中には相当の脚力が無いと蹴りきれないものもあります。
ということで今回は、脚力に関わらず誰でも使いこなすことのできる、定番フィンをご紹介したいと思います!
困ったらこの中から選んでおけば、まず間違いないと思いますよ!
あくまで”だいがく編集部”による独断と偏見も多分に含まれますので、ご了承を!
ストラップとフルフット
とその前に…
フィンには大きく2つの種類があります。
ひとつはストラップで固定するストラップタイプ。
もうひとつは足全体をフィンが覆うフルフットタイプです。
まずはそれぞれの長所と短所をご紹介しますね!
ストラップタイプ
ストラップで固定するため、ひとつのフィンで幅広い足のサイズに対応することが出来ます。
したがって、購入後にサイズが合わない、ということはほぼ起きないと思って大丈夫です。
また、ドライスーツで潜る場合にも同じフィンを使用できます。
※但し軽いフィンは、足が浮きやすくなってしまうため、ドライスーツで使用する場合にはアンクルウエイトが必要になるでしょう。
ストラップタイプの場合、底のしっかりしたブーツを履きます。
したがって、ゴツゴツした岩場を歩く場合でも問題無く歩くことが出来るため、ビーチダイビング向けのフィンと言うことも出来ます。
フルフットタイプ
足全体を覆うため、ジャストサイズのフィンを選ぶ必要があります。
とはいえ靴の様に0.5cm刻みでは無いため、運よくジャストサイズなら良いですが、微妙な足とのサイズの違いに慣れるまでは違和感があることも。
また、裸足で履くか、ブーツで履くかでサイズも変わってしまうので、水温が下がった時だけブーツを履きたい、という使い方はできません。
もちろんドライスーツでも使用することはできません。
※ドライスーツをソックスタイプにするという解決策もありますが、ごくごく少数派ですね…
一方で足全体を覆うので、ストラップタイプとは比較にならないぐらい、足と一体化します。
特に裸足で履いた時の一体感は格別です(笑)
フルフットタイプは裸足か、靴下の様に底の薄いブーツで履くので、岩場を歩くのには適していません。
従って、ボートダイビング向けのフィンと言えるでしょう。
で、どっちが良いの?
ストラップタイプは万能、フルフットタイプはデメリットが多いものの水中は断然快適、といったところでしょうか。
ただ、ここまでフルフットが好きなのは日本人だけかも…(笑)
海外の方はあくまでフィンを道具として捉えていますが、日本人は海外の方に比べて子どもの頃から水に親しんでいるからか、身体の一部になることを好むのでしょう。
定番フィン5選
ということで、気を取り直して定番のフィンをご紹介!
GULL MANTIS
定価:オープンプライス
カラーバリエーション:2種類
サイズ展開:S,M,L
スタンダードな形のストラップタイプフィンがあまり無くなってしまった昨今、唯一残るスタンダードなフィンと言っても過言では無いかもしれません。
硬すぎず、柔らかすぎず、本当に万人向けのフィンと言えると思います!
apollo バイオフィン・プロ
定価:28,080円
カラーバリエーション:7種類
サイズ展開:XS,S,M,L,LL,XL
フィン先が割れた独特の形状ですが、この形状によって脚力の無い人でも推進力を得ることが出来ます。
じゃあ脚力のある人が使ったら…
それでもキッチリ進むのがバイオフィンの凄いところ。
某メーカー(他社)の方によると、本気で蹴った時に一番推進力があるのは、意外にもこのフィンなんだとか…
注意点として、あおり足(平泳ぎ)にはあまり向いていません。
Mares アヴァンティ クアトロプラス
定価:21,000円
カラーバリエーション:5種類
サイズ展開:S,R,XL
日本では重器材のイメージが強いMaresですが、世界的にはフィンのMares。
フィンブレードが水を掴むMares独自の構造で、少ないキックでもしっかりとした推進力があります。
GULL ミューフィン
定価:14,040円
カラーバリエーション:9種類
サイズ展開:S,MS,M,L,XL
定番中の定番、インストラクター使用率No.1のフィンでしょう。
推進力、瞬発力、持久力、非常にバランスの取れたフィンです。
TUSA KAIL
定価:16,740円
カラーバリエーション:5種類
サイズ展開:XS,S,ML,L,XL,XXL
完成されたフルフットという呼び声高いミューフィンに対抗するこのフィン。
ミューフィンよりもかなり後発のため、ブランド力でまだまだ劣るフィンですが、後発の分、機能面ではミューフィンに勝るとも劣りません。
番外編
ここからは使う人を選ぶ、でも定番のフィンを2つご紹介。
インストラクターで愛用する人も多いですが、それに憧れて購入すると痛い目をみることもあるので、必ず一度、誰かに貸してもらうなどして、使いこなせることを確認してから購入しましょうね!(笑)
SCUBA PRO ジェットフィン
定価:23,760円
カラーバリエーション:1種類
サイズ展開:L,XL,XXL
好き嫌いが2分するフィンですが、長年愛用する人も多いフィンです。
一切しならないフィンで、とにかく脚力を必要とするフィンですが、抜群の推進力に定評があります。
GULL バラクーダ
定価:41,040円(2017年)
カラーバリエーション:4種類(2017年)
サイズ展開:S,M,L(2017年)
長い!!(笑)
その見た目に反して、意外と使いやすい、とは言うものの、やはり使う人を選びます。
伊豆など、じっくり同じ場所に留まるスタイルのダイビングでは宝の持ち腐れでしょう。。。(笑)
尚、2年に1回の限定販売で、今年2018年は残念ながら谷間の年にあたります。
試着をすれば大よそ合うか合わないかがわかるマスクに比べて、実際に使ってみないとわからないフィン。
様々な物を試すのは難しいかもしれませんが、上手く貸し借りをしたり、モニター会に参加するなどしたりして、自分にぴったりのフィンを見つけてみてくださいね!
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