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せいぶつ部はじめるよ!せいぶつ部~タマゴ~

生物について

ついに夏休み到来!!

長い長いテスト期間も終わり、ついに夏が始まりますね!!

 

ダイビングサークルにとって・・・

夏はまさに青春そのもの!!

 

海では、スキルアップの資格を取ったり、伊豆七島や沖縄へと合宿へ!陸では花火大会やらスイカ割り!!

 

こんな熱い企画盛りだくさんの夏休み・・・

 

恋をしないわけないでしょうっっ!?

 

憧れのあの先輩と・・・

家族だと思ってたサークル仲間と・・・

サークルのアイドルのあの子と・・・

 

考えただけでもニヤニヤしてしまいますね(笑)

 

と、まぁ・・・

そんな青春、とうの昔に終わってしまった

だいがくカメラマンのしげです。

 

みんながBBQやら花火と盛り上がってる傍ら・・・

 

いそいそと夜の海へ潜りに行ってみます(笑)

 

そしたら・・・

人間なんて目じゃないくらい海の中も盛り上がっているじゃありませんか!!

 

海の中も恋の季節!?

 

水温が上がる6月ごろから・・・

海の生態シーズンスタートです。

 

真昼間っからアオリイカやクロホシイシモチも産卵していたり、ナイトダイブではカエルアンコウやハオコゼなんかも交尾をしてます。

その光景なんて人間も目じゃないくらい激しいものです。メスにのしかかったり・・・

 

逆にメスを持ち上げてしまったり・・・

 

いきなり相手の産卵口にキスする魚も(笑)

 

人間で考えると恐ろしい・・・・(笑)

 

こんな生態を知るとダイビングはもっと面白くなるんじゃないか!?

そして、まだまだ知られていないことも多く、学生ダイバーでも新発見が出来るかも!

 

ということで・・・

 

ダイバーズ学園「せいぶつ部」始めました~

 

ダイバーズ学園にも部活動を作りたい。

もっともっと身近な生き物の事を知りたい。

知ってもらいたい。

そんな思いから、人知れず始めていたこの企画・・・

 

まだまだ決まっていることは少ないのですが、

 

①Twitterにて1日1匹ダイビングで観察できる生物を紹介します。

毎晩11時前後に140字の情報とともに1匹に焦点を当てて生物の情報を流していきます!


 

②毎週月曜日にTwitterの内容を記事にします!

月~日曜までの1週間の投稿をまとめ追加の情報や違った角度から撮った写真、はたまた生物の探し方なんかもまとめて記事にしていきます!

 

③質問やもっと知りたいという方はTwitterに返信下さい!

140字の情報では伝えきれない情報がたくさん・・・

もっと知りたい方や自分の知ってることと違うなんかは質問頂ければ、月曜日の記事でご回答させて下さい!

はたまた、自分の撮った写真や追加の情報を返信頂いても大丈夫です。

 

そんな人知れず始めていたダイバーズ学園の部活動!!

1人だけでは作れないので皆さんドシドシ、コメントお待ちしております。

 

ということで先週の1週間の投稿のまとめです~~


今週のテーマ 【タマゴ】

7月31日月曜日【クマノミ】

日本に6種いるクマノミの中でもTHEクマノミ!

写真は卵が腐らないように新鮮な海水を送るお父さんの姿!!

クマノミは性転換することでも有名な魚!!

生まれた時は皆オスですが、1番大きい個体がお母さんに。伊豆でも水温の上がる夏の時期には産卵まで見れることもあります!

 

 

 

8月1日火曜日【ネンブツダイ】

テンジクダイ系の魚はオスが口内保育をすることが有名です。

その中でもネンブツダイは溢れんばかりのタマゴを咥えるので観察しやすい個体です。

産卵直後は奇麗なピンク色のタマゴです。

僕らの観察例では6~7月の夕方19時くらいが産卵のピークかと思われます。

 

 

 

8月2日水曜日【ナカモトイロワケハゼ】

ミジンベニハゼに似ますが、頭に白いラインが入るのが特徴。

2001年に初めて和名が付きました。

オレンジ色の卵がとてもキレイ!!

このオレンジ色は卵の栄養素の色です。

つまり生みたてというわけですね!!

石垣島や沖縄本島名護湾でよく観察されています。

 

 

 

8月3日木曜日【アカイシガニ】

いや~んって顔を隠すメスの姿が愛おしい。

空気の読めない僕は不用意に近づいてしまい、メスには恥ずかしい思いをさせ、オスはハサミをあげて威嚇してきた!!

しかし・・・数分後には僕を無視し、交尾に夢中になってしまった。

「恋は盲目」とは言いますが、まさにこれかっ!!

 

 

8月4日金曜日【アオスジテンジクダイ】

この子も大きな口の中に溢れんばかりのタマゴを咥えていた。

タマゴの中では既に目がキョロキョロしてるのが見ますね!

大体テンジクダイの仲間は産卵から1週間でふ化して旅立っていきます。

お父さんの苦労ももう少しですね!

 

 

 

8月5日土曜日【スズメダイ】

夢のマイホーム!

スズメダイの仲間はオスが初夏の産卵シーズンになると巣作りを始め、メスを招待します。

気に入れば、産卵のスタートです。

自分の子孫を残すためには家づくりがすべてです。

せっせと小石を咥えて家を作る一生懸命なオスの姿が見れるかも・・・

 

 

8月6日日曜日【クロホシイシモチ】

以前だいがく内でも紹介させて頂いたクロホシイシモチの口内保育ですが・・・

オスは1年に2~3度子育てをしますが、それも終盤に入りました。

観察するなら今しかないですよっ!!

観察の方法は以下をチェック!!

見れるわけないって思っていませんか?【クロホシイシモチの口内保育!】

 

 

茂野優太

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Under Water Creator。 1991年、神奈川県生まれ。 海・ダイビングの魅力を写真、映像、文章、ガイドなど、多様なアプローチで発信する。 伊...

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