海のギャングとも呼ばれるウツボの仲間ですが、他のウツボとは一線を画す美しさのハナヒゲウツボ。
名前の由来は鼻先の管が花びら状に開くことに由来しています。
この管は鼻孔、つまり鼻の穴なんです!
※水納島の魚たちより画像引用
巣穴から全身出てくることは少なく、ウツボの中でも臆病な種類です。
そんなハナヒゲウツボの全身を収めた写真がこちら!
※amami-gobiesより画像引用
他のウツボに比べて非常に細長いですね!
英語ではリボンイールと言われるだけあって、まるでリボンの様…
ハナヒゲウツボはオスからメスに性転換する魚としても知られています。
そして、成長の過程でまったく違う色彩を見せます。
生まれてから幼魚の間はなんと真っ黒!
by Steve Childs
以前は別種と思われていたほどです。
少しずつ青くなって…
※柏島生物図鑑より画像引用
黒と青が混ざっているうちはちょっと汚いですね…
蝶が地味なサナギを経て美しくなるのと同じですかね!
※WORLD EXPLORE OFFICIAL BLOGより画像引用
美しい!!
そしてここから
※DEL PACIFICOより画像引用
徐々に黄色くなり始め、最終的にはまっ黄色に!
黄色まで成長したものは、日本ではなかなかお目にかかることができません。
※ガイド会・世界の海ブログより画像引用
高知県以南、特に沖縄で観察されることが多いですが、和歌山県でも幼魚が登場したりすることがあるそうです!
1度見つかると一定の期間は同じ巣穴に居る事が多いので、現地を毎日潜っている様なガイドの方にリクエストしてみても良いかもしれませんね!