あの、最初にお話ししておきますが、
今回ご紹介する生物はフォルムがちょっと独特。笑
今まで”だいがく”内でご紹介してきた生き物の中で最も独特なフォルムです。
お食事中の方や、ちょっと独特な生き物を見るのが苦手。。という方は、
ぜひ戻るボタンを押していただいて。。。笑
2016年4月15日、三重県尾鷲市の定置網に、
大きなサメがかかっていたそうです。
その名も”メガマウスザメ”
↓↓ちょっとだけ閲覧注意↓↓
↓↓いや、ほんとちょっとだけ閲覧注意↓↓
地元であがったらしい
メガマウス やべえ。 pic.twitter.com/Z8FWjA5P6f— DAIGO (@Big5_O) 2016年4月15日
ネズミザメ目メガマウスザメ科に属するサメなのですが、
日本での呼び名は見た目通りの”大きな口”が由来となっているそうです。
非常に珍しいサメらしく、
世界でも50数件しか発見例がないんだとか。。
大人の個体であれば全長が4~7mほど。
これはホオジロザメと同じくらいの大きさですね。
60年魚屋のオヤジも初めて見たって!
メガマウス 生でみにきましたーー pic.twitter.com/ypB0gVUHFZ— 次戦 アウトサイダー5/29 (@louoly_o0) 2016年4月15日
なかなか独特、、というか怖いフォルムをしていますが、
食べるのは小魚やプランクトンのみ。
海水とともにそれを吸い込み、ろ過してエラから余分な海水を排出しています。
この”メガマウスザメ”、
そもそも確認されている個体が少ないため、
その生態はよくわかっていないんだそうです。
1990年に捕獲をし、発信機をつけてその生態系について研究をしたところ、
昼間は120~160mほど(!!)の深さにいて、夜になると12~25mほどまで浮上していたんだとか。。
浮上してくる目的は、プランクトンを摂取しにきていたようですよ。
残念ながら2016年現在、
生きたメガマウスザメを見ることができる水族館はないそうです。
(2011年に三重県で捕獲に成功したことがあるものの、
夜間の内に取り囲んでいた網を乗り越えて逃走してしまったそうです。)
ちなみにですが、
肉質が非常にやわらかく、脂分が多く、
ひっじょーーーーに美味しくないんだとか。
いや、よく食べようとしたな!!!おい!!!
と僕は思いますが、
人間はナマコも食べるしなぁ。。。
人間って好奇心(食欲!?)旺盛な生き物ですね笑
下記水族館で、メガマウスザメの標本を見ることができるそうなので、
興味がある方は是非、足を運んでみてくださいね〜!!
・神奈川県 京急油壺マリンパーク
・福岡県 海の中道マリンワールド
・沖縄県 美ら海水族館
・静岡県 東海大海洋科学博物館
・三重県 鳥羽水族館