【必読】ウエットを買い替えなくても暖かくなる方法があった!?
どんな対策をとったって、体温を奪われてしまう。それは自然の摂理である。
あ、名言風に言ってみただけです。笑
過去に
「レンタルウェットスーツよりオーダーウェットスーツの方が快適ですよ!!」
とご紹介もしておりますが、水温と潜水時間によって、次第に体温は奪われていきます。
人類の進歩と調和。
あ、これは1970年大阪万博のテーマです。笑
と、いうことでですね(どういうこと?笑)
我々人類は、水中においての体温変化に対応するために、進化をすることがどうやらできないようなので、自然と調和できるよう、ダイビングを更に快適にできるよう、人類は様々な製品を開発しています。
っと、その前に。。。
「え?バブをウェットスーツの中に入れて潜ったら、炭酸ガスが発生して暖かくなるでしょ?」
そんなお声が聞こえてきた気がします。
確かに海水とバブが触れて、炭酸ガスが発生し温感効果が得られる気がしますね。
ですが、、、入浴剤の残り湯がそのまま海に流れてしまうこと。。
考えてみると、自然環境に問題がある気がしてしまいます。
また、公式サイトでも、
「浴槽の湯(150~200L)に1錠溶かしきってから入浴してください。」
と、それ以外での使い方はしないよう呼びかけをされています。
ちなみに、バブが水に溶ける際の化学反応は吸熱反応。
つまり、理論的には周囲の熱を奪う反応なので、暖かくなるどころか寒くなってしまう…はずです。
理論的には、ですが!
今回は、自然を守りながら、寒さに対策できる製品をご紹介してまいりまーす♪
まじホ
石川県のダイビングショップが開発した、ウェットスーツの中に入れて使用する水中カイロです。
カイロと言っても、まじホ自体が発熱するわけではなく、海水と反応して炭酸ガスを発生させます。
その炭酸ガスがスーツと皮膚の間にとどまり、暖かく感じるという仕組みです。
仕組みとしては、ドライスーツと同じ発想ですね!
ドライスーツが暖かい理由はこちらで詳しくご説明しています!
ダイビング開始5分後くらいから暖かくなりはじめ、後半になるにつれて暖かさが増してくるそうです。
1個で約1時間は暖かさが持続するので、1ダイブ丸々頼れますね!
リヒーター
パチっとボタンを押すと温まり始める、再利用可能なカイロです。
ビニールパックで密閉されているため、水中でも全く問題なく使えるんですよ!
発熱は約1時間。
最大で54℃程の発熱をするそうです。
さすがに54℃がウエットスーツの中にあると火傷をしてしまいそうなので、持参する形ですかね?
再利用方法は、冷えて固くなったリヒーターを沸騰したお湯に入れ、中身を完全に溶かします。
それを、室温で冷めれば再使用可能になるのだとか!
んー、ちょっとだけ再利用させるのがめんどくさいかな??
2本目のダイビングまでの間に煮るのも難しそうですね…
ホットジェル
そのサーファーには当たり前となっているグッズです。
唐辛子から抽出した成分で身体がポカポカ…
その効果は1時間~2時間程度だそうです。
肌が弱い方には厳しいかもしれませんね。
あとは…
たぶんダメだろうという部分には塗らないでくださいね。
どこかって、わかりますよね?(笑)
ちなみに、欧米のダイバーは唐辛子を刻んだものをネットに入れて、それをウエットスーツの中に仕込んでいるという話も聞いたことがありますよ!
Thermalution
アメリカ発!!ヒートベスト!!
その名も”Thermalution”
充電式のヒートベストで、70m完全防水!!
温度設定はLow, Medium, Highの3段階で調節ができるそうです。
1度の満タン充電で、1.5h~2.5hの保温が可能とのこと!(温度設定によって異なる)
ウェットスーツの下にこれを着れば1~2ダイブはホカホカでしょうね♪
$500、日本円にして約5万6,000円(※2018年10月16日現在)と決して安いお値段ではありませんが、これで通年ダイビングが楽しめるようになるかも。。
ちょっと着て潜ってみたいですね〜!!
5万6000円も払えるなら困って無い??
すいません…
でも、保温性能の高いウエットスーツやドライスーツを買うよりは…(笑)
フードベスト
最後の最後に正攻法です(笑)
物によって差はありますが、2mm前後の厚みが増すので、それだけで当然暖かさが違います。
さらに、人間の身体は頭が最も熱を放出しやすいと言われているので、フードの効果は抜群!
フードベストでは無く、フードだけでもだいぶ体感温度が変わりますよ!
フードベストについて詳しくはこちらからどうぞ!
水中での体温低下は、集中力の低下や空気消費にも影響してきます。
また、減圧症の誘因になることも…
色々と工夫を凝らして、少しでも快適にダイビングを楽しんで下さいね!
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