クリスマスツリーにそっくり!イバラカンザシの正体とは……
12月24日クリスマスイブ・・・・・・
サンタクロースは、みんなおじさんでしょ!
おじさん→オジサン→ヒメジの仲間でしょうっ!
クリスマスイブ…
こんな日に男3人集まって仕事をしていると……
だんだん頭が沸いてくるのです。
せめて海に行けばよかった。。。
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めっしは、「ヒメジの仲間」という珍回答を出してくれましたが…….
水中にはクリスマスという名前の付く生き物がいるをご存知でしょうか?
その名も”クリスマスツリーワーム”!!
どうです?ホントにクリスマスツリーに見えません??
その見た目から英名はクリスマスツリーワーム、日本ではイバラカンザシという名前が付いています。
見たことがある人も多いと思います。
赤や黄色に青に、白や黒、とにかくカラフルなのが特徴です。
このカラフルなイバラカンザシは写真に入れるだけでインスタ映えします!!
うわ、カワイイ。
イバラカンザシにフィリピンブレニーという、フィリピンに多いカエルウオが乗った瞬間。
おお~~カラフルな!まるでイルミネーションみたい。
一か所にいろんな色のイバラカンザシが集まっているところもあります!
あれ?
カンザシヤドカリってイバラカンザシといつも一緒にいるよね?
しかも名前も似てる。
豆知識!
これはイバラカンザシが入っていた穴で、イバラカンザシが死んでしまって残った穴に居座っているんです。
手を近づけるとヒュッとツリーの部分を隠して引っ込んでしまうのも、またカワイイ!
本当の正体をご紹介していきたいと思います!
イバラカンザシはゴカイの仲間!?
みなさん、ゴカイって知っていますか?
よく魚釣りのエサになるミミズみたいな生き物です。
気持ち悪すぎますが、ホントに海のミミズみたいですね。
あのキレイだったイバラカンザシは、このゴカイの仲間なんです!!
いやいやいや信じられない?
そりゃ突然言われても、そうですよね。姿、形も全然違います。
でも、よく考えてみてください。
英名でイバラカンザシはクリスマスツリーワーム、この「ワーム」って完全にゴカイのことです。英名では名前にちゃんとゴカイって入っているんですね。
実は見えていないだけでイバラカンザシもミミズのような姿をしています。
サンゴの中に棲管(せいかん)という体を隠す管を持っています。この管の中にミミズのような本体が入っています。
クリスマスツリーのように見える部分は体の先端で、鰓冠(さいかん)と呼ばれています。
この鰓冠を使って呼吸をしたりプランクトンを捕食します。
あくまで体の一部です。
ちなみに、イバラカンザシはトカゲの尻尾のように鰓冠を切ってしまうことがあるんです。
ツリーの部分がなくなってもミミズのような本体が残っていれば生き永らえることが出来ます。
イバラカンザシの仲間たち
イバラカンザシの仲間は、釣りに使われるようなゴカイなど気持ち悪い生物だけでなく、キレイでカラフルなものもたくさんいます。
例えば、まるで桜のようなオオシライトゴカイ!
他にもケヤリ虫!
キレイですよね!
時には、こんな水中をカラフルにしてくれる生き物たちに着目してダイビングを楽しむのもアリかもしれませんね。
面白い生物が水中にはたくさんいますね!!
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