タテジマキンチャクダイ
Photo by Nhobgood CC BY-SA 3.0
ダイバーからは”タテキン”の相性で親しまれ
アクアリスト(海水魚飼育家)からは”ウズマキ”と呼ばれる
大人気のタテジマキンチャクダイ。
英名は
Emperor angelfish
キンチャクダイの皇帝!かっこいい!
皇帝の名のとおり(?)
漢(オトコ)の人生(魚生?笑)を送ります。
配偶者以外は徹底的に縄張りから追い出す!!
なので、普段は基本的に単独行動。
そうでないときも、決して群れることなく
配偶者とのみペアで泳ぐ…
うーん、かっこいい!
ちなみに、そんな性格なので
飼育に人気ではあるものの
他の魚や、同種であっても一緒に飼育することは難しく
成長すると、飼育用にしては大きく育つので
なかなか難しいのだとか。
サカナの世界では、幼魚から成魚になるにつれて
体の色や模様が変化することは珍しいことでは無いのですが
このタテジマキンチャクダイは、そんなサカナの代表格!
※海水魚 サンゴ 熱帯魚 テラリウム 飼育より画像引用
“ウズマキ”という愛称通り、模様が渦を巻いてますね!
※SMOKY’sより画像引用
徐々にウズマキが崩れ始め…
Photo by Nhobgood CC BY-SA 3.0
ウズマキは跡形もなくなり、体色も青から黄色に変化!
ここまで来ると、皇帝っぽさが出てきますね!(笑)
え?タテジマキンチャクダイという割りに、横縞じゃないかって?
そうなんです。サカナの縞模様は
釣り上げたとき、つまり頭を上にしたときの方向で判断するので
これでタテジマでOKなんです。
そんなタテジマキンチャクダイをダイビングで見ることが出来る地域は
太平洋側であれば茨城県
日本海側であれば隠岐島あたりが北限の様です。
暖かい地域では成魚の状態で見ることが出来ますが
伊豆など、本州では幼魚だけ。
季節来遊魚といって、夏に幼魚でフラっとあらわれて
冬には水温に耐え切れず死んでしまう
ちょっと悲しいサカナなのです。。。
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