【憧れの生き物】せいぶつ部~大物~
今週のテーマ【大物】
普段は小さいマクロの生き物の紹介が多かったですが、やっぱり大物は見たい。
イルカと泳ぎたくて、ウミガメと戯れたくてダイバーになった人も多いのではないでしょうか??
2018年最初のせいぶつ部は初心に戻って大物特集です!!
もうダイバーとして1年修行した皆さんなら、イルカやカメ、マンタのうち1種類くらいは一緒に泳いだこともあるでしょう!!
まだ見たことない人は・・・
- イルカ→御蔵島
- カメ→八丈島や沖縄どこでも
- マンタ→石垣島
この辺のポイントに行きガイドの方にリクエストすれば、高確率で一緒に泳げるでしょう!
もっと大きい生き物でいえば・・・
クジラも冬の久米島や奄美大島では一緒に泳ぐことが出来ますね!
ちなみに僕は、北海道の海でシャチに出会ったことも!!
↓せいぶつ部長のTwitterアカウント
この出会い、感動が…
ぼくが旅に出る理由らしい。 pic.twitter.com/lMy1yvIvIk— 茂野 優太 (@yuta3822) 2016年6月15日
※もちろんダイビングではありません。
日本の海にも意外と大物も多く、本当に豊かな海なんですね。
ちなみにシャチが見れる場所について知りたい人はコチラの記事を読んでみてください!
https://scuba-monsters.com/2016/04/30/rausu-in-hokkaido/
さて、ここで疑問に思ったことがあります。
ダイビングといえば魚と泳ぐというメージですが・・・
みんなが見たい生き物って魚以外が多い(笑)
今回せいぶつ部で紹介した7種も見ていきましょう。
- ミナミバンドウイルカ
- アオウミガメ
- イソマグロ
- ギンガメアジ
- ロウニンアジ
- バラクーダ
- マンタ
さて、まずは魚類から見分けていきましょう!
イソマグロ、ギンガメアジ、ロウニンアジ、バラクーダはどう考えても魚ですね。
見た目もそうですし・・・エラ呼吸をしてます。
次にイルカです!
イルカが魚類ではなく哺乳類という話は有名な話ですよね。
水中で生活をし、背ビレや尾ビレがあり見た目も魚なのに哺乳類なのはなぜでしょう。
答えは単純です。
①こどもに乳をあげる
②肺で呼吸をしている
③赤ちゃんをタマゴで産まない
人間と同じですね。だからイルカは哺乳類なんです。
じゃあ、カメは??
肺呼吸はしていますが、卵を産みますよね・・・
確かにカメが水面に呼吸をしにいく光景とか見ますね。
魚類でないことは確かですね。
ちなみにカメは両生類だと思っている人も多いようですが、爬虫類です!!
堅いうろこに包まれているのが爬虫類、ヌメヌメしたの両生類といった、ざっくりとしたイメージで良いでしょう。
さあ、ではマンタはどうでしょう??
先に答えを言うとマンタは魚類です。
しかし、形は平べったく普段僕らの想像する魚類とは違いますね。
しかも他にも魚類らしからぬ行動があります。
①息継ぎをしている?
マンタはボートの上から見えるくらい水面を泳いでいることもあります。
②子どもを産む
マンタは1回の出産に1匹~2匹の子どもを産みます。
生まれる時のサイズは1ⅿ以上もあるそうです。
まずは水面付近にいることですが・・・
どうやら呼吸のためではなく水面付近のプランクトンを捕食するために水面に顔を出すようです。
また、時折見せるジャンプも体に付いた寄生虫を振り払うためにしているようで呼吸とは関係なさそうです。
②の子どもを産むことに関しては、マンタは卵胎生(らんたいせい)といって、卵を胎内で孵化させて子を産む繁殖形態のようです。
実は魚類にも多く、普段見る魚ではウミタナゴやカサゴも卵胎生ですね!
ということでマンタはどう考えても魚類です!
まずエイは魚類図鑑にも載ってるように魚ですもんね(笑)
ダイビングでは、アジとかタイとといった典型的な魚だけではなく様々な魚類や、爬虫類、哺乳類といろいろ見れますね。
例えば陸上にいるヘビは爬虫類ですね。
海にいるヘビはどうでしょう?
ホタテウミヘビとか砂の中にいる”ヘビ”と呼ばれる生物は水面で呼吸をしているのでしょうか?
イカは?タコは?とドンドン疑問が広がっていきますね。
まだまだ海には不思議がたくさんあります。
2018年も一緒に海の不思議を解き明かしていきましょう!
【ダイバー憧れの大物たち】
【ミナミバンドウイルカ】
新年明けましておめでとうございます!
大きく飛べるように。みなさんに愛してもらえるように。
そんな思いを込めて、せいぶつ部最初の投稿はイルカにさせて頂きました!
相変わらずリクエストや質問どしどしお待ちしております!今年もたくさん潜っていきましょう!#せいぶつ部
【アオウミガメ】
竜宮城に連れてって!
浦島太郎がいじめられているカメを助けて竜宮城に連れて行ってもらう話が有名ですね!
そんなウミガメですが、海岸線の減少やプラスチックごみ、漁師さんの網などが原因で数が減ってしまっています。
僕ら若い世代の手で少しでも守ってあげたいですね!#せいぶつ部
【イソマグロ】
まるで大砲・・・
マグロが通り過ぎると少し恐怖を感じます。
そんなマグロの仲間の時速80㎞と言われていますが、最近の研究ではクロマグロでさえ、最高速は18㎞もいかないそうです。
ただ、バカにしてはいけません。地上とは抵抗が800倍も違うんです。やっぱりすごい。#せいぶつ部
【ギンガメアジ】
メッキのようにキラキラと!!
名前の由来も銀紙を貼ってる魚みたいで、ギンガミ→ギンガメとなったそうです。
日本でも久米島や初夏の粟国島ではすごく大きな群れが見れ、大人気ですね!
ギンガメトルネードなんて言って渦を巻く姿は1度でいいから見てみたいっ!!#せいぶつ部
【ロウニンアジ】
大迫力の捕食シーン!!
ロウニンアジは普段は群れを作らず単独で暗がりをじっと泳いでいますが、捕食になるとものすごい速度で泳ぎます。
すると小魚群れは一斉に逃げ惑いパニック状態に。
それだけで大迫力なのにロウニンが捕食する時はガパッっと音が聞こえます!!#せいぶつ部
【バラクーダ】
いろんな種類のいるバラクーダ!
バラクーダは単にカマスの英名に過ぎません!
写真はイエローフィンと呼ばれるタイプ!
群れでいるバラクーダは優しいですが、単独で2mを超えるようなグレートバラクーダと呼ばれる種は凶暴なので注意が必要です!
まあ見たいですけどね(笑)#せいぶつ部
【マンタ】
マンタは実は2種類いた!?
あまりにも有名なニュースになっていたので多くの学生ダイバーも知っていますよね。
オニイトマキエイとナンヨウマンタが他にもいます!
詳しいマンタの見分け方はこちら→
https://scuba-monsters.com/2015/02/03/manta/ #せいぶつ部
せいぶつ部とは??
①Twitterにて1日1匹ダイビングで観察できる生物を紹介します。
毎晩11時前後に140字の情報とともに1匹に焦点を当てて生物の情報を流していきます!
Follow @DiversGakuen
Tweets by DiversGakuen
②毎週水曜日にTwitterの内容を記事にします!
月~日曜までの1週間の投稿をまとめ追加の情報や違った角度から撮った写真、はたまた生物の探し方なんかもまとめて記事にしていきます!
③質問やもっと知りたいという方はTwitterに返信下さい!
140字の情報では伝えきれない情報がたくさん・・・
もっと知りたい方や自分の知ってることと違うなんかは質問頂ければ、月曜日の記事でご回答させて下さい!
はたまた、自分の撮った写真や追加の情報を返信頂いても大丈夫です。
1人だけでは作れないので皆さんドシドシ、コメントお待ちしております。
この記事へのコメントはありません。