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ハリセンボンの針、1000本じゃない問題

生物について

ハリセンボンと聞いて、
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吉本興業公式HPより写真引用

がでてきた貴方は、立派なよしもと通。

ちょっとページをリロードしてでなおしてきてください。笑

 

220px-Poisson-lune

そうそう、こっちです!!

ハリセンボン。ふぐ目・ハリセンボン科に属する魚の総称で、

身体に多くの棘を持っており、威嚇したり、自分の身を守るために自身の身体を大きく膨らませることが、

大きな特徴のひとつですね。

 

これが、膨らんでいない状態。
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Photo by Brocken Inaglory CC BY-SA 3.0

 

ちなみに、ハリセンボンはフグの仲間ですが、
毒は持っておりません。従って、皮や肝も食用となり、
ふぐ調理免許を持っていなくても調理が可能となります。

沖縄では「アバサー」と呼ばれ、
高級食材ではあるものの、食用として一般的なようです。
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http://portal.nifty.com/kiji/131219162768_1.htmより写真引用

 

ハリセンボンの針、1000本ない問題

「嘘ついたらハリセンボンの〜ます♪」

子供の頃よく歌いましたよね〜!!

約束事をする時の歌ですね。

 

体表の棘が多いことから、ハリセンボンという和名がつけられておりますが、

ハリセンボンの針、1000本ありません。

1個体につき、350本程と言われています。

 

…というか、これ、針ですらありません。

これ、実は、

鱗です。

大人になるにつれて、鱗が成長し、針のように育っていくのです。

 

ハリセンボンを膨らませる為に、

無理やり追い込んでみたり、ちょっかいを出したりすること、ありませんか??

 

確かに膨らんだハリセンボンは愛らしいのでやりたくなってしまう気持ちは分かるのですが、、

ダイビングは、生き物には触らない

というのが鉄則のルールです!!

もし、海の中でハリセンボンを見かけても、そっと見守ってあげてくださいね!!

 

ScubaMonsters編集部

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