【ミステリー】伊豆海洋公園(IOP)から突如消えたクリスマスツリーの謎
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2021年11月26日、来るクリスマスを前に伊豆海洋公園ダイビングセンター(通称IOP)ではスタッフにより、水中クリスマスツリーが海に沈められた。
全長4mほどの巨大なクリスマスツリーだ。
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クリスマス気分をダイビングでも満喫してもらおうと、IOPでは衣装の貸し出しもしている。
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水中クリスマスツリーを沈めて早5日。
2021年12月1日のIOPは大しけ。
残念ながら潜水禁止となった。
あくる日……。
水中クリスマスツリーを沈めた場所に現地スタッフが潜ってみると……。
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ツリーがない!
ツリーがあったはずの場所には先端に取り付けられた星型のオーナメントが残るのみ。
オーナメントだけを残してツリーが飛ぶわけもなく、仮にあったとしても、オーナメントが綺麗に垂直に残るはずもない。
事件である。
こうなってしまっては、人間の力で掘り起こすことは不可能。
なぜこの様なことになってしまったのだろうか。
ふと、取材班の脳裏に「液状化現象」という言葉が浮かぶ。
液状化現象
地盤が砂で形成され、十分な水を含んでいる場合、通常時は砂同士が接触した状態で強さを保っている。
そこに地震などなんらかの振動が加わることで地盤中の砂と水が泥水の様に一体化して動くことによって強さを失い、地盤上の重いものは沈み、地盤中の軽いものは浮くのだ。
クリスマスツリーもこの現象によって沈んでしまったのか……!?
しかしツリーが設置されていたのは水深20m。
いかに大しけであっても、それほどまでに強い振動が与えられることなどあるのだろうか……。
謎は深まるばかりだった取材班に続報が入った。
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えっ!?
沈んだんじゃなかったの!?
やれやれ……。
ということで、ツリーは無事発見され、明日2021年12月3日、救出予定だそうです。
みなさん、安心して伊豆海洋公園にツリーを見に行ってくださいね!
それにしても、沈むことはないとしても、高さ4mもあるツリーを大量の土嚢で固定してあっても、いとも簡単に吹き飛ばされてしまうんですね。
改めて、自然の力には感服します。
荒れた海には近付かない、鉄則ですね。
ちなみに……。
オクリダシに設置されているミニポストも飛ばされてしまったそうですが、こちらも無事発見されたとのことです。
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協力:伊豆海洋公園ダイビングセンター(https://iop-dc.com/)
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