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アマミホシゾラフグに会いたい♡奄美大島GW旅♪

海のレポート

みなさん、潜ってますか〜〜〜?
AYAはゴールデンウィークを9連休にしてダイビング三昧しておりました。

今回のゴールデンウィークの目玉は奄美大島遠征!
2月は女子だけのチル&ダイブでしたが、今回は旦那バディと潜って食べて潜って食べてと楽しんできました〜!

今回の狙いはアマミホシゾラフグ

奄美大島へは2月に行ったばかりなのに……。
しかも混み合うゴールデンウィークにわざわざ遠征をぶち込んだその理由はズバリ……!

奄美の名を冠するアマミホシゾラフグにお目にかかるため〜!!

AYAがアマミホシゾラフグのことを知ったのは、奄美大島での初ダイビングを終え、いざ羽田へ帰るぞ〜というときでした。
お土産を物色しているとなんだか可愛い模様のTシャツやステッカーが置いてあり、興味を持って調べてみると、それがアマミホシゾラフグでした。

「アマミホシゾラフグは奄美で発見された魚で、産卵の時期になると砂地にミステリーサークルを描くお魚である」と知り、このお土産を買うのはこの子を見てから!と心に決め、調整に調整を重ねゴールデンウィークに会いに行ってきました!

今回ガイドをお願いしたのは、前回もお世話になったネバーランドのちょっくん。

お腹が出ているのが奄美の名物ガイドちょっくん。笑 バキバキ腹筋イケメンガイドのよーへーさんと並ぶと……なんかもうすごい。笑

アマミホシゾラフグがいるのは、バベルというポイント。
アマミホシゾラフグのことは現地ガイドさんの熱心な観察のおかげで、この日なら会える確率が高い!というデータが出ています。
(興味がある人はネバーランドさんのHPをみてみてくださいね)

今回は2日間ダイビング予定だったので、1日目・2日目ともにバベルに潜りました。

バベルに潜る時は……砂が巻き上がりやすいポイントのため、静かに着底し、ひたすら待ちます!笑
周りに生物はいません!

会えるまで、そしてNDLの限界までひたすら待つ……!
動かないのでめちゃ寒いです。
この日の水温は23℃。
ドライスーツで行かなかったことを後悔しました。笑

結果、1日目は……残念ながら会えず〜〜〜!
でも見事なミステリーサークルを見ることができました。

ワイド派はフグがいなくても楽しめる……かも!?

2日目は半ば心折れながら、またバベルへ。
そーっとミステリーサークルに近づいてみると……。
いたーーーーーーーーーー!!!!

か、か、可愛い!!!!!!

貝殻を巣にまぶして、魅力的な巣であるとアピールするためにめちゃくちゃ健気に巣作りしていました。

装飾中のアマミホシゾラフグ
体全体を使いながら模様を描いていきます

いやーー、いい!いいですね!!
将来のパートナーのために頑張るオス!
こういう姿、キュンとしちゃいますね!

約10分ほどひたすらこの子をパパラッチし続けました。笑

その姿をみていたちょっくんの一言:「なんという胸アツ。それがホシゾラフグ」

コメントのクセが強い、だが胸アツ!

マクロでもワイドでも楽しめる奄美の海

今回の目的はアマミホシゾラフグでしたが、もちろんそれ以外のポイントでもめちゃくちゃ楽しみましたので、ここからは写真多めにご紹介!
前回は風の影響でエントリーエキジットが超過酷なビーチポイントばかりでしたが、今回はボートポイントオンリーで潜りました。

ポイント名:ハナゴイ

ハナゴイってポイントですがハナゴイがいるわけではないそう。笑
ハナゴイみたいに綺麗なポイントってことらしい!

カマスの仲間の小群れを追っかけたり……

美味しそう……じゅるり

アマミスズメダイygがたくさんいるので背景選びながら撮り放題でした!

テーマはラムネ味の海

ポイント名:山本スペシャル

前回のチル女子旅でも潜ったポイントですが、ワイド派が撮るとこんな感じになりました!
ヨスジフエダイとケラマハナダイがぐっちゃり〜〜!

赤と黄色と青でまるで信号機カラー

みんなが中層でこの子達に夢中になっている時、マクロ派な私は下に這いつくばってサンゴの隙間を凝視。

ベンケイハゼをゲット!

「たまボケが綺麗な魔法のサンゴだよ!」とちょっくんに紹介してもらった場所でタテジマヘビギンポも撮れました!

魔法のサンゴは粉砂糖がまぶしてあるサーターアンダギーにしか見えない説……

ポイント名:サンゴジャングルニアサイド

その名の通り、サンゴジャングルというポイントの隣にあるポイントです。サンゴジャングルは体験ダイビングやシュノーケラーにも人気だそうですよ〜。

ここはソフトコーラルとハードコーラルが混在していてなんだか不思議な景観でした!

Photo by コダック

伊豆ではみたことがないようなソフトコーラルだったので、ハナビラクマノミの背景に添えてみたり……

きっと草間彌生にカラーリングされたであろう体色をしているテングカワハギを追ってみたり……

とのんびりマクロ生物を楽しみました。

ポイント名:大仏サンゴ

巨大なコモンシコロサンゴが群生しているポイントです。
コモンシコロサンゴの見た目は大仏の髪の毛にそっくり!
ダイバーを入れるとその巨大さがわかりますね〜。

サンゴを守るためにも着底はダメ!

そんなサンゴにはハナゴイがたくさん群れています!

今回は日中だけでなくサンセットダイブでハナゴイの産卵も狙ってみました!
産卵を狙うのは初めてだったので、オスがメスをナンパして産卵行動をする姿をまずは目視で確認。

オスは背鰭と尾鰭に色が付き、婚姻色でメスにアピール!

U字を描きながら、急降下からの急上昇を繰り返し、メスを産卵場所まで連れて行きます。
そしてメスを胸鰭で挟んで一緒にランデブーした後……いざ産卵!

いや〜〜〜、神秘的でした!

ってなんでこんなに文字ばっかりなのかって?
目視はできても上手く撮れなかったんですよーーーーーー!!!!!!!!!!!!泣

目の前にいるのに!目の前にいるのに!!
いるのにファインダーのぞくといない!!!!!!!!

きっと時空が歪んでたんだと思います。泣

私は上手く撮れませんでしたので、一緒に潜ったコダックさんからお写真を借りてきました。笑

Photo by コダック

やーーーん!素敵ーーーー!!!!!!!!!!!!!!
私も撮れるように精進します……泣

オスの背鰭・尾鰭の色味は1匹1匹違うので、自分好みの推しを追い続けるのも楽しいダイビングでした!

サンセットダイブではハナゴイを撮っていましたが、日中のダイビングで狙ったのはこの子!
バサラカクレエビ〜!

ちょっと小さいオスの個体
オスよりも大きめなメスの個体

ウミシダとエビの体色であるきいろを出しつつ、海の色であるあおを絡めるために費やした時間は……54分。笑
1ミリも動かず、ずっとこの子たちに語りかけていました。笑

そんな私の様子を写した写真がこちら。

ちょっくんに生物紹介されとるやないかい!笑
でも、それくらい夢中になる海っていいですよね!

夜は食を楽しむ!

日中も素敵な海で楽しみましたが、夜も美味しいご飯を楽しんできました!
奄美中部の名瀬に比べると、奄美の北部はご飯屋さんがそこまで多くないので、ぜひ参考にしてみてください〜。

むさし屋

こちらは赤木名海岸の近くにある居酒屋さんです!
時間があるなら赤木名海岸を散策してもいいかもしれませんね。

波音に癒される〜

ちなみにむさし屋さんは1階が居酒屋で2階が焼き肉となっていましたが、2階でも居酒屋メニューを頼むことができました。
頼むもの頼むもの全て美味しくてびっくり!

普段は苦手なゴーヤチャンプルーも苦くなくて激うまでした!

奄美の郷土料理もたくさんあるのでぜひ試してください!

むさし屋

〒894-0513
鹿児島県奄美市笠利町外金久79-1
0997-63-1525
https://tabelog.com/kagoshima/A4605/A460502/46008253/

串揚げ style YOU

串揚げのメインの居酒屋さん。
私たちが行った時にはコースしか頼めませんでしたが、目の前で熱々を提供してくれるスタイルでめちゃくちゃ美味しい……!!

ハフハフしながら食べる串揚げは最高!
コースもリーズナブル!

美味しすぎて写真を撮り忘れるくらいでした。笑
お酒好きにおすすめのお店です!

串揚げ style YOU

〒894-0512
鹿児島県奄美市笠利町中金久34-1
0997-57-1150
https://tabelog.com/kagoshima/A4605/A460502/46015556/

ガジュマルの樹の下で

たぬきがお出迎え!

新鮮なお魚を食べることができるご飯やさんで、地元ならではのお刺身などは激うまでした!

本日の刺身は要チェック

混んでるので予約必須です!

ガジュマルの樹の下で

〒894-0511
鹿児島県奄美市笠利町里45-2
0997-63-1506
https://tabelog.com/kagoshima/A4605/A460502/46004723/

食べる時はここに注意!

昼は潜って、夜は美味しいご飯を食べて〜と楽しむと、お酒も進みますよね〜!
でも……奄美北部の笠利町には運転代行1台、タクシー1台しかないそうです!

食べて飲んでするようであれば、ご飯やさんに近い場所に宿を取って、散歩がてら徒歩でうろうろする方がおすすめです〜!

今度こそ産卵リベンジ!

さてさて、今回も昼も夜も奄美をとーーーっても満喫できました!

ただ心残りはハナゴイの産卵シーンを撮れなかったこと……。
愛機を片手に練習してまたリベンジしたいと思います。

待ってろ奄美〜!そしてまたよろしくね奄美〜!!!!!!

AYA

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ダイビングのために住む場所も仕事も変えたフリーランス女子。 1989年宮崎生まれ。 伊豆の海が好きすぎて、東京から縁もゆかりもない三島に移住。 サーファーズ...

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