【ダイビング】台風の影響が出始めるのはいつから??
待ちに待った夏の到来!
そんな夏と共に到来するのが台風のシーズン。
どんな土砂降りが降ったってへっちゃらなダイビング。
え?なんでって?こちらをどうぞ!
でも、風にはめっぽう弱いんですよね……。
通常の風であれば、上手く風から隠れられるダイビングポイントを探して潜ることも出来ます。
しかし、台風の場合は潜る場所に風が吹いていなくても影響が出ます。
外はピーカン。無風。
でも、海はバシャバシャなんていうことも。
これは、台風が引き起こす「うねり」という波長の長い波が原因です。
通常の波(風浪)は風が吹いている地域にのみ影響をあたえますが、台風が引き起こすうねりは、台風から遠く離れた地域にまで伝播します。
どうしてそんなことが起きるのかという説明はまたの機会にするとして、とにかく台風が出現すると、自分のいる場所に接近していなくても海に影響は出ます。
経験的に、台風が日本に接近しはじめると、海にも影響が出ることをご存知の方も多いことでしょう。
では、具体的にどのあたりまで北上してくると影響するのか。
それは地域によっても差があり、一概には言えない……のですが、
ズバリお答えしましょう。
それは、
北緯20°を超えた時
です!!!!!!
……。
いや、場所にはよるのですがざっくり言うとですよ、ざっくり。
沖縄や伊豆諸島、まして小笠原は完全に別ですが……(小声)
で、この北緯20°の根拠とはなんなのか。
ダイバー同様に、むしろダイバー以上に波を気にするレジャーがあります。
そう。
あの海=チャラいというイメージに僕らダイバーまで巻き込む、海を愛する同志であるサーファーです!!(笑)
波が無いと楽しむことの出来ない彼らの中での常識として、
台風が北緯20°を超えたら良い波が来る
という認識があるのです。
もちろんこれは太平洋側に限った話。
越前などの日本海側のダイビングスポットには当てはまらないほか、太平洋側でも九州や四国には当てはまらないかもしれません。
台風によっては北緯10°付近に存在しながらも日本沿岸までうねりが届く場合もありますし、北緯20°を超えてもうねりが届かない場合もあります。
でも、ひとつの目安にはなりますね!
そんな北緯20°線はどこかというとこちら!
天気予報の図で言うと台湾の南を通過する緯線です。
これからの時期、天気予報を見るときには参考にしてみて下さいね!
もちろん沖縄や伊豆諸島は台風がもっと南にあっても影響が出ることがあるので、くれぐれもご注意下さい!
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