今回ご紹介する生物。
まず見た目がグロテスクなので、閲覧注意です。
大丈夫ですか?いきますよ??
前回の生物紹介に引き続き、
テラフォーマーズファンにはグッとくるであろう生物。
見た目はエイリアンかのような姿。
※photo by Jens Petersen CC BY-SA 3.0
シャコの持つ最も有名な特性ー”パンチ”について
前二本の補脚をスナップさせ打ち出すこの一撃は
「水槽のガラスに穴をあけ」
「水中でダイバーの指を折り」
「体長15cmの時点で22口径の拳銃」と同じ威力があると言われている
上記、テラフォーマーズ第6巻より一部抜粋。
そう。テラフォーマーズ日本代表、鬼束慶次のベースとなっている生物です。
水中で拳銃と同程度の破壊力を持つパンチを持っていると言われているモンハナシャコ。
そのパンチのスピードは半端じゃありません。
時速何kmくらいだと思いますか???
・・・
ちなみに人間のプロボクサーは、時速30~50kmといわれています。
・・・
・・・
正解は、時速80km。
そりゃ拳銃レベルです。水槽も割れるでしょう。
その恐るべきパンチで貝を捕食しているシーンがこちら。
割れたぁ〜〜〜〜〜!!!
0:55くらいで割れましたね!!!
本当にダイバーの指も折れてしまいそうです。
モンハナシャコを見かけても、むやみやたらにチョッカイを出してはいけませんよ!
計り知れない視力
モンハナシャコには更に、他の生物よりも優れた点があります。
※http://kimihikookada.blogspot.jp/より写真引用
それがこの目。そう視力です。
シャコの持つ”驚異の視力”については研究が進められている途中である。
シャコは人間や昆虫以上に可視域が広く、
紫外線や赤外線、果ては電波まで見えているという説がある。
まるで、Wi-fiの電波が気になっちゃうあの人みたい。笑
※http://pic.prepics-cdn.com/より写真引用
暗い穴の中でも、暗視スコープのようにくっきりと対象物が見えていることだろう。
更に人間の目では3色分しかない色覚が、12色。
→これは、約10万色を判別できるという意味である。(人間は約1万色)
また、地球上の生物で、今のところシャコだけが、
自然光に加えデジタル技術などに使われる”円偏光”が何故か見えており、
…つまり、人間からすると「どうせつめいしていいか分からないほど」目が良いということである。
上記、テラフォーマーズ第6巻より一部抜粋。
モンハナシャコの弱点
シャコは、上記で説明した、「目の良さ」に情報収集を頼っている所があり、
大きく突出された目を最初にやられると、
たちまち戦意を喪失し、成す術なく捕食されてしまうんだそうな。。
一長一短とは正にこのことですね。
従って、普段は穴の奥底に隠れ住み、
お腹が空けば、貝をパンチで叩き割り捕食をすると。
そんな生物だということです。
出会ったら萎縮をしてしまいそうですが、
ちょっとだけ海の中で出会ってみたい気もする生物ですね!!!