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アイドルいっぱい宮城県女川DIVE!ダンゴウオ・クチバシカジカ・フサギンポに大興奮

海のレポート

みなさん、潜ってますか〜〜?
AYAは八丈島や奄美にも一緒にいったもえなちゃん(@olafmoandy)と一緒に、人生初の東北の海に潜ってきましたのでその様子をレポしたいと思います!

どこで潜ったの?

今回潜ったのは宮城県女川町。

石巻市のお隣にある町です。
東日本大震災の際には、大きな被害にあったそうです。

駅前から少し坂道を下ったところには、震災を忘れないようにと残された遺構がありました。

駅前から歩いて5分ほどのところにある旧女川交番

AYAは初めて東日本大震災で被災した町を訪れました。
私たちが普段大好きでたまらない海が、震災の時は鉄筋コンクリートの建物を根本からひっくり返すくらいの恐ろしい力を持って向かってきたのだと思うと……月並みな表現かもしれませんが、すごく怖いなと思いました。

写真右側の面が地面に接していた建物の基礎部分

駅前や道路、街並みは復興されてとても綺麗に整備されていたため、この遺構がすごく際立ってみえました。
来るのが遅くなってしまいましたが、津波の怖さを忘れないため、震災を風化させないためにも一度は訪れて自分の目で見てみた方がいい場所だなと強く感じました。

そんな辛い過去もある女川に触れ、私にできることは記事にして女川の魅力を伝えることだろうと意を決して綴っていきます。

とはいえ、女川を旅して素直に思ったのは、街も人もすごく暖かくて優しいということ。


そして、海も元気で素敵なアイドルがたくさん!
今回のレポではそんな女川をたくさんご紹介したいと思います。

女川のアイドルをパパラッチ!

今回利用したダイビングサービスはハイブリッジさん。
女川駅駅前の商業施設シーパルピア女川にお店を構えるショップさんです。

震災ボランティアとして漁場に沈んだ漁具等の撤去作業や、遺留品などの捜索活動をされていたり、女川を盛り上げるために地元の漁師さんと新たなポイント開拓をしたりと女川の復興に尽力されています!

ハイブリッジさんでは竹浦(たけのうら)・狐崎浜(きつねざきはま)・谷川浜(やがわはま)の合計3箇所のダイビングスポットを案内しているようですが、今回は2日間竹浦で潜ってきました!

今回狙ったのは、ダンゴウオyg・クチバシカジカ・フサギンポ!
女川のキュートなアイドルたち〜!

神がかったキュートさ!天使のダンゴウオ

実はダンゴウオは女川に行く14日前に葉山で初めてご対面したばかり!

葉山で会ったダンゴウオちゃん、スライムベスにしかみえない……!

1センチほどのもう成魚に近い個体でしたが、その可愛さに一目惚れしてしまっていたので、今度は天使の輪っかがついているダンゴウオygを狙ってみました。
伊豆だとなかなか見られなくなってしまったダンゴウオですが、なんと女川では一年中観察できるそう!?

竹浦グロットというポイントにいるとのことだったので、ワクワクしながら見に行ってみたところ……
ダンゴウオygいっぱーーい♡

Photo byもえな 昆布にちょこん!
アカダンゴのおチビも昆布にポテっと乗っている〜!

幼稚園ですか?というくらいあっちのコンブにもこっちの壁にもたくさん♡
かなり小さいので貴族レンズが大活躍でした。

ちなみに壁側は中性浮力を確保しながら撮らないと厳しい場所……でもうまく撮れるとこんな可愛いピンクやみどり背景のダンゴちゃんを撮ることができます。

Photo by もえな ピンクの岩肌がメルヘン!
模様が笑顔に見える!推しがこっち向いて笑ってくれてる……!

この日は台風のうねりも入っていたので体を固定するのに四苦八苦しながらなんとか撮りました。
いや〜このキュートさ、まさに橋本環奈ちゃん!(違う?笑)

不器用さを応援したくなる!クチバシカジカ

クチバシカジカは世界でも三陸沿岸でしか見ることができないそう!
成魚になっても7cmほどしかない小さいお魚です。

ライトを当ててしまうと岩場の奥に引っ込んでしまうので、他のダイバーさんが撮れるように配慮し、プレッシャーを与えないようにじり寄りながら、かつ限られた撮影時間を無駄にしないようできるだけスピーディーに寄ります。(難しい……)

そしてご対面〜!

泳ぐのが苦手なクチバシカジカ。
ひょこひょこと胸びれを使って岩場を歩いてる姿がSo cute!!!
思わず水中で可愛い〜〜〜!と叫びました。笑

この可愛さを表すとしたら……
そう!きっといちご100%の東城綾ちゃん!
(絶対伝ってない……けど知ってる人なら伝わるはずだ!笑)

ぶさかわの代表格!フサギンポ

ギンポと聞いてきっと皆さんが思い浮かべるのは、岩の穴場から顔をだす小さい子達かと思います。
ですが、このフサギンポはビッグサイズ……!
顔の大きさが拳サイズくらいあります。

ワクワクしながらエントリーし、ガイドのまささんがフサギンポを探すものの……いない……泣

しょうがないので、フサギンポは諦めて各々ダンゴウオygを撮影。
私もコンブの上のダンゴウオygを撮るために貴族レンズをいそいそとセッティングしていたら、ふと近くにアイナメが寄ってきました。

ここのアイナメは人懐っこいな〜、可愛い!と思って見ていたところ、何やらアイナメに追い立てられるように迫ってくる魚が……!

「な、なんだ!?」と思っているうちにカメラに突っ込んでくる正体不明Xの魚。
「ちょ、ちょちょ!!」と焦っていると私の手のひらの中に、正体不明Xがでーーーんと鎮座!!

よくよく見てみると……フサギンポ〜〜〜〜!!!
手乗りフサギンポですよ!

「どどどどどどどどうした!?!?!?!?」と一人で焦るAYA。
周りを見渡しフサギンポがいることを知らせようとするも、みんなダンゴウオに夢中。笑

片手はフサギンポ、片手は貴族レンズ付きのカメラ。
どう頑張っても巨大なフサギンポは撮れない……!
貴族レンズを外すには両手が必要だ……!

一人テンパりタイムを過ごしていたら、巣穴に戻っていってしまいました。
推しとの予期せぬふれあいタイムに心臓がバクバク、エアが減ることこの上なし。

ちょうどエキジットの時間だったこともあり、陸に上がってからこのことをみんなに報告。
戻った巣穴の場所は見ていたので、次も同じポイントに潜りフサギンポを見にいこう!ということになりました。

再びエントリーし、フサギンポが入った巣穴をガイドのまささんに伝えるも……またいない……泣

再び各々ダンゴウオや他の被写体に向き合いました。
私も他の子を撮っていたのですが、フサギンポ戻ってないかな〜?と巣穴をのぞくと……
いーーーーーーーたーーーーーーー!!!!!

小悪魔なの!?というくらい振り回してくるぜ……!

今度こそみんなにフサギンポがいることをお知らせし、一仕事終えた満足感で満たされました。笑

他にもたくさんの被写体が!

女川のアイドル、ダンゴウオ・クチバシカジカ・フサギンポ以外にもたくさんのかわい子ちゃんたちがいました!
皆さんの推し候補にぜひ加えてくださいね。

ムツサンゴにすむコケギンポ。きっと熱唱中。笑
Photo by もえな 目の色がエキセントリックなキヌカジカ
貴族レンズで撮るとまるでお花!エゾニチリンヒトデ
Photo by もえな ヤリイカの卵!目がみえてる〜〜!
イガグリホンヤドカリの隙間に赤く目が光るヨコエビが……! 怖い!
前髪が立派なアライソコケギンポ
Photo by もえな サクラミノウミウシとガーベラミノウミウシがたくさん!
アイシャドウが綺麗なリュウグウハゼ

カメラの画角的に撮れませんでしたが、ホヤが岩一面に生えている姿や、リアス式海岸ならではの柱状節理が並んだ地形はとても見応えがありました。
ワイド派なら、牡蠣の養殖棚も楽しめるそうなのでぜひ訪れてくださいね!

女川の町で過ごす

ここまで読んでくださった方は、きっと女川でダイビングをしたくなってきた……はず!
ということで、私たちが訪れたスポットを簡単にご紹介します。
行ってみてわかった注意点などもあるのでぜひ旅の参考にしてください!

交通事情:東京駅〜仙台駅〜女川駅

女川についてはしゃぐ女子2人。この後びっくりするとも知らず呑気です……

女川にいくためにはまずは仙台駅を目指し、そこから在来線に乗り換える必要があります。
AYAは今回東京駅から仙台駅まではやぶさに乗っていきました。
実は、はやぶさに乗るのは初めて……!

いつも乗っているJR東海は特大荷物置き場があり要予約となりますが、はやぶさでは荷物の予約は不要です。
不要ということは……各車両にある荷物置き場に器材を載せられるか否かがかなり大きな分かれ道に……!

ちょっと早くてもホームに並んでおいた方が荷物置き場争奪戦に勝てると踏んで私たちは早めに並んでいましたが、案の定すぐに荷物置き場はいっぱいになりました。
器材を郵送しない人は、早めに待っておくことがおすすめです。

仙台駅から女川駅に向かうには基本的に1回乗り換えが必要なのですが、終電の仙台20:47発、女川22:19着なら乗り換えることなく1本でいくことができます。

女川に前乗りするなら、仙台駅で牛タン食べよう!と目論んでいた私たち

美味しい牛タンを食べたのち、仙台駅からSuicaで改札に入り、ようやく女川に到着。
皆が歩く方向に改札があるだろう!と思って歩いていたら……

「あれ………?改札通らずに外に出ちゃったぞ?無賃乗車になっちゃう!」という状況に!
なんと女川駅には改札はありません。
1本でくるなら仙台駅から切符を買う必要があったようです!

他の時間に乗るなら、石巻で乗り換えが必要なのでそこで申し出ればSuicaの支払いができるようです。
皆さんお間違えのないように〜!

ホテル:スイミーイン女川

2023年4月にできたばかりの宿泊施設

今回宿泊したのはスイミーイン女川。女川駅から徒歩10分くらいの場所にあります。
女川は震災があったこともあり、あまり宿泊施設が多くありません。

泊まってみてわかったことでしたが、私たちが宿泊したタイミングでは、工事をする方達も多く泊まっており長期滞在のための洗濯機や乾燥機などもありましたので、洗濯をしたいダイバーには便利かもしれません!

ただ、注意点が……。

前述した通り、私たちは終電で女川入りしました。
その時間の女川は……タクシーが1台も動いていません。泣

綺麗だけどあまり街灯が多くない道を荷物担いで歩いて行く羽目になります。
しかもちょっとした坂道や下り坂もあります。

フル器材だよ!という方はショップに事前に荷物を送るか、もしくは乗り換え前提でタクシーが動いている時間に到着できるようにすることを強くお勧めします……!
(実はこの時は、ヒイヒイ言いながらやっと宿に着いたのに正面玄関が閉まってる&ホテルに電話しても一向に繋がらないというハプニングが発生!なんとか裏口からホテル内に入ったのち、スタッフさんを見つけるべくホテルにある全てのスタッフオンリーの扉を叩きまくるという時間を過ごしました。笑 無事チェックインできてよかった。笑)

晩御飯:IZAKAYAようこ

女優でダイバーの木村文乃さんゆかりの居酒屋だそう

こちらは晩御飯でお伺いしたIZAKAYAようこさん!
女川名物を使ったホヤ料理も楽しむことができます。

ゆで卵の外側がホヤ!

カラオケも設置しているので、カウンターでご飯食べたら地元の方と仲良くなれちゃうような雰囲気でした!

IZAKAYAようこ

〒986-2265
宮城県牡鹿郡女川町女川2-60
0225-54-4047
http://onagawa-mirai.jp/seapalpier/izakayayouko

昼御飯:まぐろ屋 明神丸

豪華な海鮮丼〜!

ダイビングが終わった後のランチは、ハイブリッジさんが入っているシーハルピア女川にある明神丸さんを利用しました!
マグロ漁船をやっているお店だそう。(AYAはマグロが苦手なので、地元産のウニを使ったどんぶりに!)
ランチ時間しかやっていないので、ぜひ食べにいってみてください〜。

まぐろ屋 明神丸

〒986-2265
宮城県牡鹿郡女川町女川2-60
0225-50-2088
http://onagawa-mirai.jp/seapalpier/myoujinmaru

ちょっとお散歩:マッシュパーク女川

駅からシーハルピア女川を抜けていくと、マッシュパーク女川という公園があります。
なんでここをおすすめしたいかというと……

ジャン!

童心に帰れる!

ウミウシモチーフの遊具があるの〜〜!
みんな大好きウミウシの触覚を堪能することができるよ。笑

ウミウシの前方にあるニョキニョキしているのはチンアナゴらしい

このウミウシ型の遊具はうみうしくん、という名前だそう。
他にもさんごちゃん、ひとでくんなど海の仲間をモチーフとしたアートな遊具があるので、海好きなあなたならきっと楽しいはず〜♪

温泉:女川温泉ゆぽっぽ

駅に温泉が併設されているよ!

ウミネコをイメージした女川駅に併設されている温泉なので、ダイビング後に寄るのにとても便利!
pH8.8のアルカリ性温泉なので、海で荒れたお肌をちゅるちゅるにしてくれます。

シャンプー・ボディソープは備え付けてありますが、タオルはないのでセームタオルを持参していくことをおすすめします〜!

次はアイナメの卵を狙いたい!

女川の陸も海も満喫して楽しかったのでまた行きたい欲が高まっている女川。

次に狙うはアイナメの卵!
宝石みたいでめちゃくちゃ綺麗という噂なので、海での防寒対策バッチリにしてまた遊びに行きたいな〜と思っています。

次に行けるのは来年かなぁ……色々と行きたいところが増えて困ってしまいますが、遠征計画立てるのも楽しい!笑
アイナメチャレンジの記事もいつか書きたいと思っているので楽しみにしてくださると嬉しいです!

AYA

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ダイビングのために住む場所も仕事も変えたフリーランス女子。 1989年宮崎生まれ。 伊豆の海が好きすぎて、東京から縁もゆかりもない三島に移住。 サーファーズ...

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