みなさん、潜ってますか〜〜〜?
今回はAYAの最近のお気に入りダイビングスポット静浦をレポしたいと思います!
静浦ってどこにあるの?
静浦は伊豆の玄関口、沼津にあるダイビングスポット。
沼津のダイビングスポットといえば、いろんな生物が見れる大瀬崎(以前美鈴さんがレポしてましたね!)や、施設が綺麗で講習などでもよく利用される平沢も有名だと思いますが、静浦は大瀬崎や平沢よりも北側にあるダイビングスポットです。
車で移動する関東・東海ダイバーだと東名沼津ICから20分ほどで着くので、アクセスしやすいダイビングスポットだと思います。
なお、例のごとく免許がないAYAが静浦で潜る時は、平沢・静浦の海をホームとするふらら日和さんに送迎をお願いして連れて行ってもらっています。
送迎の集合場所は伊豆長岡駅。
伊豆箱根鉄道駿豆線を利用し、三島駅から約20分の電車旅です。
(伊豆箱根鉄道に乗る際の詳細は井田のレポでも書いておりますのでぜひ参考にしてください!)
静浦はどんな海?
お気に入りのダイビングスポットと書きましたが……。
実は静浦にはまだ2回しか行けていません。泣
私が行きたい日はいつも西風が強くてクローズ……。
静浦を狙いたい方は風にもご注意ください。
(ちなみに私が風を確認するときはWindyというアプリを重宝しています、参考までに!)
静浦の海を一言で表すと「セクシーな海」!笑


このピンクやイエローの世界観を醸し出してくれている素敵な被写体はスナイソギンチャクで、ダンサーとしてステージに立っているのはハクセンアカホシカクレエビだそう。
AYAはこの子達を撮りたくて1ダイブ60分ほど突っ込みました。笑
スナイソギンチャク以外にもセクシーな生えものがいるので合わせてご紹介!


ね、色味がなんだかネオン街っぽくてセクシーな海でしょ!?(あれ違う?笑)
こんなセクシーな静浦にはショートドロップ、コーラルポイント、ワンド入り口、試験場前の合計4つのビーチポイントがあります。
メインのポイントはショートドロップとコーラルポイント。
この灯台を挟んで右側から入るポイントがショートドロップ、左から入るポイントがコーラルポイントです。

ちなみにショートドロップ側はエントリー口にこのようなロープが伸びています。
写真では潮が満ちているので普通に階段からエントリーできるのですが、潮が引くとこのロープに捕まりながらの出入り。
エントリーは軽い崖下り、エキジットは軽い山登りになります。(結構きつい……)

ちなみにこの二つのポイントはとっても近いのに、水中は全然違う景観が広がっています。
昼の顔と夜の顔みたいでセクシーですね!(なんでもセクシーにしたがる)
コーラルポイントはまさに昼の顔!

水深7mほどのところにエダミドリイシがあり、穏やかな雰囲気。

奥に進むと飛び根と呼ばれる場所があり、そこには……アカオビハナダイが!

もう一つのポイントショートドロップは夜の顔。
エントリー後、ストンと深くなって泥地が広がります。

イッテンアカタチなど泥生の生物を観察することができます。

うまく中性浮力を保って、フィンワークを意識しながら生物に寄らないと、あっという間に視界が悪くなってしまいます。
視界が悪くなってもお互いに見失わないように、ライトがあったほうが便利かもしれませんね!
セクシーな海には危険も!?
怪しい魅力をもつ静浦。
魅力に翻弄されてたらAYAは危険に遭遇してしまいました……泣
水中でアワシマオトメウミウシを紹介してもらい、この子のお顔はどーーこだっ!と移動しながらベストショットを狙っていたら、手首に激痛!
「痛っ!」と思って無意識に手を払い除けると、フヨフヨ漂う白い物体……。
手首を見るとドライスーツとショートグローブの間がドス紫な色に。
「わーー、ゾンビに噛まれた人が血管ムキムキに腐敗していく感じにそっくり。これやばいやつかな……」と思いながらとりあえず海の中で水流を起こしながら手首付近を洗浄。
呼吸が苦しくなってきたりしたらやばい、と思い、何かあった時にすぐに声かけられるようにふらら日和のガイド八木さんの近くに陣取りました。
幸い海の中はなんともなかったのですが、陸で改めて見ると手首がパンパンに腫れていました。

何に刺されたんだ!?と陸であたふたしていたところ、正体が判明。

このブヨブヨした物体、カザリイソギンチャクに触ってしまった故の激痛だったようです。
その後、刺されたところを中心に腫れに腫れて、手は乳幼児のようにパンパンに!
痛みとしては泣いちゃうほどではなく、ジンジンするな〜という感じでしたが、そのジンジンが治った後は今度は痒い。

さらには皮膚が溶けたように窪んできて結構えぐかったです。
(流石にちょっとえぐいのでここの写真は自主規制……)
今は刺されてから2ヶ月ほど経ち、腫れもかゆみもなくなってはきましたが、傷跡がまだ残っています……。
静浦にはこのカザリイソギンチャクが結構たくさんいるので潜る方はお気をつけくださいね!
遊び心いっぱいのサービス
と、ここまで静浦のセクシーさを強調してきましたが、陸は現地サービスの遊び心でいっぱい!

ウェットスーツ着用時にはお湯を張ってくれるので水面休息時間はアヒルと戯れることができます。笑

ダイバー必須のサンダルのギョサン……ではなく、魚サンダルも貸し出し中。笑

海でも陸でも目一杯楽しんでみてください!
アフターダイブは……
目一杯潜ったらお腹が減ったので、ふらら日和さんに事前に頼んでおいたランチセットのガーリックシュリンプをパクパク。

ちなみに西浦みかんを使ったジュースやスムージーも頼むことができます!

次に狙うは試験場前!
さて、AYAのお気に入りスポット静浦の楽しさ、皆様に伝わっていますでしょうか!
お気に入りではあるものの、まだまだ魅力を知りきっていない静浦……。
次回静浦チャレンジする際は、まだ潜れていない試験場前に潜ってみたいな〜と思っています。
試験場前は海の中に吸水口があるらしいのですが……その吸水口から水が噴出されるのに合わせて、アカオビハナダイとサクラダイがぐるぐる渦を巻きながら群れるんだそう!
ここにはダンスホールもあるのか!すごいぞ静浦!セクシー!!と今から興奮しています。笑
一緒にセクシー追求してみたい方、カザリイソギンチャクに気をつけながらAYAと一緒に潜りましょう!笑