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ダイビング経験談で学ぶ就活術

column

ダイバーは就活に強い。

みなさんの中にも聞いたことがある人はいるんじゃないでしょうか。

僕はその噂を信じ根拠のない自信の中、就活をしていました。

実際に就活をしてみて、僕の体感ですが

やっぱりダイバーは就活に強かった

“なぜそう思ったのか”
“当時なにを考えながら就活していたか”

など実体験をもとにお話ししていければと思います。

就活で持つべき考え方

「結局、就活って何が大事なんですか?」

など、就活の相談を受けることがしばしば。

ずばり!!

他の就活生との差別化

と僕は答えます。

実際に僕はこれが就活のすべてだと思って就活をしていました。

そして最も重要なのは “印象” です。
というのも試験官はあくまで人間です。当たり前ですが、僕らと同じ人間です。

大事なことなので2回言いました。(笑)

大企業の試験官って1日に就活生何人と面接するか分かりますか?

大企業の1次面接で考えると5人?10人?

いや、そんなものでは足りないでしょう。

その中で自分の事を覚えておいてもらえる自信がありますか?

おそらくその1日の中で1番印象に残れば次に進めるでしょう。(悪目立ちはもちろんダメですが。)

ということで、僕はこれだけを考えて就活をしていました。

他の就活生との差別化をして

相手の印象に残す。

そしてこの考え方をするとダイビングがすごい力を発揮するんです。

やっているだけで得?

最も大事なことは

他の就活生との差別化をして

相手の印象に残す。

という話をしました。

大学の友達に留学している子とダイビングをしている子どちらが多いですか?

大学のダイビングサークルに入っていてダイビングをしている友達しかいません。みたいなのは例外としましょう。

僕はどちらかというと友好関係は広い方だったと思いますが、クラス、ゼミ、バイトなど大学4年間のすべてのコミュニティで学生ダイバーに出会っていません。

しかし留学に行った友達なんてわんさかいましたし「インターンに行ってきた」友達なんて星の数ほどいました。

これがどういうことを示すのか。

1日に就活生20人と面接をする試験官がいた時、高確率で僕のあだ名は「ダイバーくん」でしょう。(笑)

いいんです。印象に残っているから

ダイビングを学生でやっているという希少性から、やっているだけでインパクトを与えられるんです。

涼太
ここでバシッと学生ダイバー数と留学している学生の統計やデータを出せるとカッコいいんですが、ダイビングライセンス発行数の年代別のデータは公表されておらず比較できませんでした…

インパクトがある経験・でっち

そもそもでっちって知っていますか?

簡単にいうと短期のダイビング研修です。

現地のダイビングショップに住み込みや通う形で、お手伝いしながらダイビングをさせてもらう。システムを言います。

僕も大学2年生の夏休みを使い、単身石垣島のショップでお世話になりました。

今僕がインストラクターをやれているのも、でっちで積んだ経験があったからです。

みなさん大学1年生の時は環境の変化に追いつくので精一杯ですよね。

2,3年生になって大学生活も落ち着き、なんとなくバイトしてなんとなくサークル行ってなんとなく生活してる人いませんか?

もちろん「この会社に入ると決めてるんです」とか「将来は海外で仕事がしたい」など、将来を見据えて大学生活を送っている人もいます。

ただ、みんながみんなそうでしょうか。

大体の企業が面接で「大学生活で何を学んだか」や「大学では何に力を入れたか」という質問をしてきます。

そしてよく聞く回答が

“部活” ”サークル” ”バイト” ”留学”

これらをディスってる訳ではありません。

しかしこの経験の中に1人“でっち”という回答をしている人がいたらみなさんはどう思いますか?

確実に興味を引きますよね!

てかまず「“でっち”って何?」から入るはずです。

俗に言う『掴み』はバッチリですね(笑)

ダイビングの希少性に加え、でっちという知らないワード。そしてでっちで培ったエピソード。

相手の印象に残す。

残せているとは思いませんか?

涼太
でっち中の話をし始めたら止まりません。
それだけ色々な意味で濃い夏でした(笑)自分が好きなことを本気でやるのも武器の1つです。

最新のでっち日記はこちらから

ダイビングで広がる人脈 episode①

僕も大学2年生の夏休みを使って石垣島にでっちに行っていた1人です。

そこで築いた人脈についての実話です。

Aさん
学生?なんでそんな若いのに石垣島でこんなことしてるん?
突然、話しかけてきたのは僕がでっちしていたショップのお客さん。正直関西弁だったこともあり、距離近!と思いながらも

涼太
DMを取ったばかりで、まだ経験もないんで住み込みで手伝わせてもらってます!

Aさん
いまどき、そんな活動的な若い子いるんだね!
よろしくねー!
私、面白いことやるの好きだからなんか一緒やれたらいいね!!
とにかく凄い勢いで、息をつく間もなく連絡先を交換。
2か月後…1本の電話が…

Aさん
りょうた君!?久しぶりー!
大阪の学生と東京の学生が一緒に遊ぶ機会ってあんまりないよね。
今度、大阪の学生と東京の学生集めて沖縄行こうよ!!

涼太
めちゃくちゃ面白そうっすね!

やっぱり!
りょうた君なら面白いって言ってくれると思ったよ。
ってことで、東京の幹事よろしく!
今度、東京行くから打ち合わせはその時に。

涼太
え、幹事!?また急なw
まあ一旦今度、直接話しましょう(笑)
打ち合わせで話を聞くとびっくり。
100人規模の沖縄旅行を企画。
Aさんは自分でエステ店を複数店舗経営しており、大阪で自分でアーティストを呼んでフェスとか開いちゃってる超パワフルお姉さん。
就活に直接結びついているかと聞かれると、直接結びついていませんが学生生活を普通に送るだけでは出会えていないでしょう。
就活で話せそうなネタをGET!!

ダイビングで広がる人脈 episode②

当時、僕は金融業界を目指していました。

Bさん
学生さん?夏休みだから手伝ってるの?
この質問めっちゃされるんだよな、、(笑)
そんなめずらしいことなのかな?と思いながら

涼太
DMを取ったばかりで経験積むために夏休みだけ手伝わせてもらってます。

Bさん
へー。面白いね!
将来はダイビングの仕事に就くの?それとも普通にサラリーマン?

涼太
今は金融業界を考えてて….
まあまだ具体的には決まってませんが…..

Bさん
え、まじ!?(笑)
俺、〇〇銀行(首都圏地方銀行)で人事やってるよwwこれも縁だね。
就活始めたら連絡してよ!!
相談乗るし協力するよ!

涼太
まじっすか!
僕も銀行に行きたいと思ってます!よろしくお願いします!!
「そんな上手い話ある?」と思いますよね!僕も当時そう思いました。
Bさんの○○銀行には結局行っていませんが、就活中相談に乗ってもらったり、整えられた外見だけではなくリアルな内面も教えてもらったりとめちゃくちゃお世話になりました。
当時は“そんなめずらしいことなのかな?”と思っていましたが、やっぱり大人からすると珍しく印象に残るんだと思います。

DM・インストラクターの取得

僕は大学在学中にDM、インストラクターを取りました。そして、確実に就活に活きたことがあります。

「資格欄に書けるからだ!」と思った方。残念。

書くのは自由なので書いても良いのですが、しょせん民間企業が認定している資格です。
資格で勝負したいなら英語勉強した方がいい気がします。

では活きた事とは何か。

人前で話す

ということです。

DMしかりインストラクターを取ると人前で話す機会が突然増えます。

人前で緊張しにくくなるだけでなく、どうやったら伝わりやすいか、飽きずに聞いてくれるのか、などを考えるようになります。

この力は就活で相当役に立ちます。いや人生で相当役に立つでしょう。

涼太
どうやって話したら、みんなは飽きないか。
プレゼンの本とか読んで勉強してたのが懐かしい・・・(笑)
イントラに興味がある人はこちら

ん~そこまでは・・・

ここまででっち、DM、イントラとガツガツ系ダイバーよりの内容になってしまいました。

『ダイビング以外にもやりたいことがいっぱいで、時間もお金もそこまでかけられない。。』

そんな方も多くいると思います。

『DMやイントラを取ってるような奴には勝てないよ』と

ダイビングの話をしないのはもったいない!!

そもそも就活はダイバー同士で戦うわけではありません。

そしてみなさんが思っている当たり前は世間では新鮮なこともあります。

例えば、海に行く時は運転していく人も多いと思います。

月に何回行くのか、往復で何キロ走っているのか。

計算してみてください。

僕は学生時代神奈川から静岡まで往復300キロ程度をほぼ毎週運転していました。

4週間あるとして1200キロ。

1200キロ月に運転している学生も希少でしょう(笑)

これも極端な話ですが、月に1回程度の人でも『月300キロは運転します』や『年間4000キロ(300×12か月)程度は運転してます』などダイビングをやっていると当たり前になっていることは、ダイビングをしていない人からすると“え!?”となる情報だったりするんです。

『僕は中途半端にダイビングやってるから強みにはならないなー』

と思っている人がいれば、今一度振り返ってみましょう。

ダイビングやっていない人との違いありませんか?

日常生活にゴロゴロ転がっているはずです。(笑)

ダイビング関係ないけど就活テクニック

相手の印象に残す

これに特化した就活テクニックをいくつかご紹介します。

①質問で差をつけろ

就活では説明会やインターンなど大人数で集まる機会が多く、1対1で話せる機会などはあまりありません。

ただ説明会のあとだいたい質問コーナーが設置されたり、質問がある人は残るよう指示されるなど質問時間は確保してもらえます。

その時は積極的に質問しましょう。

ただ質問内容に注意!

絶対にしてはいけない質問

「この会社の強みは何ですか?」

調べてこい!!(笑)

とは言われませんよ…ただわざわざ聞く質問じゃないですよね。
もう一度何が大事か思い出してください。

印象を残したいんです。

そんなありきたりの質問をしてもその人の印象には残りません。

ウケがいい質問

「相手に話す、伝える際に気にしていることはありますか?」

会社の話は規模が大きすぎて個人では意見できなかったり、これから入ろうとしている就活生の前で悪いことは言えないという気持ちからありきたりな回答が返ってきがちです。

そしてその本位じゃない回答をしている時、面接官からしても気持ちがいいものではないでしょう。

だからその人個人の質問に変えましょう。プレゼンをやってくれた人にこの質問は効きます。

逆の立場になってみてください。
会社の話より自分に話の方が話しやすいし、褒められてもうれしいですよね。

僕はこの質問をしたのがたまたま人事部長で話が弾み、選考が飛んだこともありました(笑)

②逆質問対策

「逆質問は中途半端なことを聞いてもよくないし、だからといって『ない』と答えるのもよくないし」
と悩む就活生は多いのではないでしょうか。

これはチート級ですがその悩みを解決するためのテクニックです。

突然最初が面接という場合は使えませんが、その時点で多分受かりません。
だいたいは説明会を挟んで面接となります。そして前述のとおり説明会では質問コーナーがあります。

そこで他の就活生の質問内容をメモして、会社側の反応を見ましょう。

それを持ち帰り、会社側の反応が良かったものを中心に自分でさらに調べます。

調べたうえで分からないものを逆質問として聞けば、明らかに的を外した質問はなくなるでしょう。

最後に

いろいろとせこい話もしてきましたが、僕は就活で1つも嘘をついていません。

第二志望なら「第二志望です。」と企業にも伝えていました。嘘はいつかバレます。

テクニックや戦略ももちろん大事ですが、嘘をつかないというのも1つ覚えておくといいかもしれません。

あなたが過ごした学生ダイバーの時間は貴重で素晴らしい時間だったはずです

自信をもって、誠実に話していきましょう!

その結果、就活が上手く行くことを願っております。(笑)

齋藤 涼太

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大学で、小さいころから夢だったダイビングに挑戦。そしてドはまり。 大学時代は、伊豆や石垣ででっちをしながら潜り倒し、気付いたころにはイントラに。 一般企業就...

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