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PADIステップアップの説明[プロレベル]

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前回は、PADIが認定するライセンスのアマチュアレベルのステップアップを解説していきました!

今回は、、、
プロレベルのライセンスについて簡単に解説していきたいと思います。

「せっかくダイビングを始めたのだから、極めたい!」
「自分のダイビング経験を生かして、世の中にダイビングの良さを伝えたい!」

なんて方。
その思いだけで、貴方のプロダイバーへの道は既に始まっています。
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■ダイビングのプロって?
の前に、、、
そもそもダイビングのプロとはなんなのかを簡単に説明していきます。

ダイビングを大きく分けると
・レクリエーションダイビング
・職業ダイビング
の2つに分かれます。

「プロ」なので、職業ダイビングを更に詳しく見ていきます。
職業ダイビングは更に分けると
・作業潜水(海洋調査や港湾建設など)
・教育指導(インストラクションやガイド)
の2つに分かれます。

各指導団体が育成するプロダイバーは主に教育指導をするダイバーとなります。

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■DM(ダイブマスター)


①受講条件
・AOW以上、もしくは他団体の同等の資格以上をもつこと
・RED資格をもつこと、もしくは他団体の同等の資格をもつこと
・過去2年以内にEFRトレーニング、またはそれに準ずるトレーニングを経験していること
・ダイビングに適した体調であるか診断し、医師の署名の入った病歴/診断書(12カ月以内)
・ログブックに最小限40回のダイブが完了していること
・18歳以上であること

②認定されたらできるようになること
・PADIダイブセンターやリゾート、ダイブ・ボートのスタッフとして働くことができる。
・PADIインストラクターと一緒にお客様のアシストができる。
・PADIスキンダイバーコースを単独で実施し、認定ができる。
etc…

③講習内容
・学科
・水中スキル実習
400m水泳
15分間立ち泳ぎ
800mスノーケルスイム
etc…
・ダイバーレスキュー
・ダイブスキル
※記載すると長くなりすぎるので省略。
詳しく知りたい方はぜひお問い合わせください!!

④要するに…
プロレベルのエントリーランクとなります。

簡単に言うと、レクリエーションダイビングの場で働くことができるようになります。
コース修了後はダイバー達のリーダーとして、さまざまな活躍の場が得られます。

■AI(アシスタントインストラクター)


PADIアシスタントインストラクター・コースは、
PADIインストラクター開発コースの最初の一部となります。

①受講条件
・PADIダイブマスターまたは、他の指導団体でリーダシップ・レベルとして認定されていること
・18歳以上であること
・ナイト・ダイビング、ディープ・ダイビング、アンダー・ウォーター・ナビゲーションを含めた、
ログに記載されているダイブ経験本数が60本以上であること
・認定ダイバーになってから6カ月以上経っていること
・過去24カ月以内にCPRとファースト・エイドのトレーニングを受けていること
・病歴/診断書

②認定されたらできるようになること
・PADIインストラクターの元で、PADIダイバーコースの知識開発部分を実施できる。
・PADIインストラクターの元で、
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースのトレーニング・ダイブ中にある水面スキルの評価を実施できる。
etc…

③コース内容
・学科
・ダイブスキル
・プレゼンテーションの実施
etc…
※記載すると長くなりすぎるので省略。
詳しく知りたい方はぜひお問い合わせください!!

④要するに…
貴方の貴方以外のダイバーへの影響度が更に広がります。

PADIプロフェッショナルとして経験を得るだけでなく、PADIダイバー教育システムを学ぶ最初のステップでもあります。
OWSI(オープンウォーター・スクーバ・インストラクター)への道とおもってください。

■OWSI(オープンウォーター・スクーバ・インストラクター)


①受講条件
・PADIダイブマスター、または他の指導団体でリーダシップ・レベルとして認定されていること。
・18歳以上であること
・ナイト・ダイビング、ディープ・ダイビング、アンダー・ウォーター・ナビゲーションを含めた、
ログに記載されているダイブ経験本数が60本以上であること
・認定ダイバーになってから6カ月以上経っていること
・過去24カ月以内にCPRとファースト・エイドのトレーニングを受けていること
・ダイビングに適した健康体であり、過去12カ月以内に行なわれたダイビング健康診断のPADI病歴/診断書を提出すること

②認定されたらできるようになること
・ディスカバー・スクーバ・ダイビングからダイブマスターまでのPADIプログラムを実施することができる。
・コースを通じて人々にスクーバ・ダイビングを教える責任を担うようになる。

③コース内容
・学科
・ダイブスキル
・プレゼンテーションの実施
・学科テスト
※記載すると長くなりすぎるので省略。
詳しく知りたい方はぜひお問い合わせください!!

④要するに…
PADIプログラムの、ダイブマスターまでのコースの実施を行うことができるようになります。

貴方自身が新たなダイバーを生み出し、育てることができるのです。
一方で、コースを通じて他のダイバーに対して責任を担うようになります。

■CD(コース・ディレクター)


PADIが認定するランクの最高峰に位置します。

コース・ディレクターは、PADIダイバー教育システムにおけるインストラクター・トレーニングの担い手です。
その数は、世界中の全PADIプロフェッショナルの約1%にも及びません。
インストラクター開発コース(IDC)を開催して、
PADIオープン・ウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)を認定できる唯一の資格です。

このページをご覧いただいている方の中にも、
プロダイバーを目指されている方がいることでしょう。

ダイビングの世界において、プロの資格を得ることは、
思ったよりも難しくはないということがご理解いただけたかと思います。

ですが、ダイビングとはやはり大自然を相手にし、
プロになったうえには、人間の命まで責任を担っていかなければなりません。

ですが、その分自分自身が感じるものは、
言葉にはできないほど得られるものが大きいです。

ぜひ、プロの資格を目指してみてくださいね!!

ScubaMonsters編集部

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