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【重要!!】ダイビング用救急箱に必要な物まとめ

安全について

5月に入り、気温の高い日が多くなってきましたね。

夏はもう目前!!!

(え?気が早いって?笑)

 

それはさておき

皆さんのサークルでは、救急箱(ファーストエイドキット)の準備はしていますか?

(まさか、救急箱を準備していないサークル・部活の皆さんはいらっしゃらないと信じています。)

emergency

ただ、とても重要な救急箱といえども、

ダイビングが遠出になってしまう多くの皆さんにとって、

大きなものになってしまったり、かさばるものになってしまうと面倒ですよね。。

 

ということで、今回は、”だいがく”ライターによる独断と偏見により、

必須レベルに分けて、救急箱の中身をご紹介していきたいと思います。


1.救急箱


■必須レベル★★★(絶対必要)

■コメント

これよりご紹介する救急グッズを収納し、持ち運ぶのに必要ですね!

選ぶ基準としては

  • 持ち手がついている
  • 防水
  • 救急箱自体が軽いもの

でしょうか。


2.絆創膏


■必要レベル★★★(絶対必要)

■コメント

コメントのしようがないくらい必須アイテムですね!

ダイビング時の怪我はもちろん、合宿先での些細なトラブルによる

擦り傷や切り傷にも、応急処置グッズとして必須アイテムとなります。

 

通常のサイズだけでなく、四角形等少し大きめのサイズの絆創膏を準備しておくと尚良しかと思います!


3.包帯

※伸縮タイプ

■必要レベル★★★(絶対必要)

■コメント

こちらも絆創膏同様、必須アイテムとなります。

 

怪我の保護だけでなく、

切り傷の止血の際にも使用可能となります。


4.マキロン(消毒液)


■必要レベル★★★(絶対必要)

■コメント

傷の消毒のために、消毒液は必須ですね!(もちろんマキロンでなくても良いですよ!)

 

ただ、擦り傷や切り傷には消毒液を使って消毒し、放置しておけば良いというわけではありません。

(傷を修復するのに有益な菌すら除去してしまう可能性があるからです。)

大きな怪我をしてしまった場合は、傷口を水洗いし、応急処置を行い、なるべく早く医療機関に向かい、適切な処置をしてもらってくださいね。


5.ピンセット


■必要レベル★★★(絶対必要)

■コメント

ガンガゼなどのウニの仲間や、トゲのある生物に刺された時に必要なアイテムです。

傷口からトゲを抜くときは、ピンセットを消毒し、使用してください。


6.抗ヒスタミン剤軟膏


■必要レベル★★★(絶対必要)

■コメント

抗生物質の一種で、クラゲなどの腔腸類や有毒生物に刺された傷に有効です。
(※上記画像で紹介している軟膏のみならず、”抗ヒスタミン剤”が含まれている軟膏が有効です。)

お近くの薬局で気軽に手に入るので、ぜひ準備をしておいてください。

 

こちらも、有毒生物に刺された場合、軟膏を塗って安心するのではなく、応急処置を施したのち、早急に医療機関で適切な処置をしてもらってください。


7.携帯酸素


■必要レベル★★★(絶対必要)

■コメント

本来であれば、酸素キット(下記画像参照)を準備いただきたいところなのですが、

kit_box
DANJAPANより写真引用

どうしても手が届きにくい価格帯になってしまいます。

なので、少なくとも携帯酸素の準備はしておいていただきたいところです。

 

純酸素の必要性は皆さんもうご存知ですよね?

減圧症の疑いがある場合は、緊急の応急措置として純酸素を毎分10ℓ供給することが推奨とされております。

 

ほとんどのダイビングスポット、もしくはダイビングボートには、酸素供給キットが備えられているはずですが、
万が一ということも考えて、携帯酸素の準備をお願いします。

 

勿論、減圧症等の疑いがある場合は、早急に医療機関へ連絡をし、専門家のアドバイスを受け、落ち着いて対応をしてください。


8.ポケットマスク


■必要レベル★★(あると尚良い)

■コメント

安全に正しいダイビングを実施していれば、必要のないものでしょう。

救急箱にスペースがあり、余裕があるのであれば、ぜひ準備をお願いします。


9.ラテックス手袋


■必要レベル★★(あると尚良い)

■コメント

負傷者に対し、処置を施す側で必要になるアイテムです。
感染症等の予防に有効です。


10.酔い止め


■必要レベル★

■コメント

ボートでの移動がある場合、どうしても酔ってしまうメンバーがいると思います。

体調の悪化がダイビングのトラブルをまねきかねないので、

未然に防ぐために酔い止めの摂取は必要となります。

 

しかし、サークル単位での準備は際限がないため、メンバー各自での準備をお願いする方が良いでしょう。


11.緊急連絡先一覧

■必要レベル★★★

■コメント

有事の際に、メンバー各自の緊急連絡先を纏めたものがあると良いでしょう。

また、皆様のファンダイビングにおけるホームスポット近辺の、緊急時に連絡しなければいけない連絡先(医療機関や海上保安庁の番号、保険会社など)を纏めたものがあると、もしもの時、落ち着いて対応ができますね!

具体例)

  • 消防車:119
  • 海上保安庁:118
  • DANホットラインサービス:03-3812-4999
    ※DANJAPANの保険に加入されている方が対象

皆さんの準備している救急箱には、上記でご紹介したアイテムはしっかりと入っていましたか?

消費期限などにも注意をしてくださいね!!

 

ダイビングのほとんどのトラブルは、未然に防げるものです。

ですが、どんなに準備をしていても、トラブルは起きてしまう可能性があります。

 

そんな時に、少しでも応急処置ができるよう、今回ご紹介したアイテムを準備しておいてください。

 

備えあれば憂いなし

 

ですよ!!!

 

ScubaMonsters編集部

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