今回ご紹介するのは、
こちら!!
一見、なんてことはなさそうな普通の湖のような光景ですね。
自然が豊かで、写真映えする風景ですねー。。。
と思いきや、よーく水面をご覧ください。
。。
そう。
※http://ouroboros.iwamosa.net/?p=819より写真引用
よーく見ると、“水が赤い”のです!!!
こちらは、オーストラリアの南に位置する、
タスマニア島、サウスウエスト国立公園に位置する
“バサースト湾”という湾というスポットとなります。
※Google mapsより引用
この湾の特徴は、
前述の通り、水の色。
水って。。。青いですよね、、、??
普通は。。。笑
この”バサースト湾”が赤い理由は、
「この湾に流れ込む川の水が赤いから。」なんだそうです。
なぜその川の水が赤いかと言うと、、
川の周囲には湿原があり、
そこにはタスマニア島内に多く群生しているイネ科のボタングラスという植物が生えています。
この植物の茎や葉含まれるタンニンが雨の影響で土壌から川へと流れ出し、
水中の酸素と反応して赤い色を現出させているのです。
タンニンってあれですね!!
紅茶やワインに含まれている、ポリフェノールの一種。
渋みのもとになっている成分の1つ!
だから水が赤くなるんですね。。
湾と外洋の境目のところが、
小さな島で乱立しているらしく、海水と川の水が大きく入れ替わらないことから、
赤い水のまま維持されているそうですよ。
この”バサースト湾”、この特殊な光景以外にも、
そこに生息する生物の特異性でも話題になっています。
※http://nessman.jp/blog/より写真引用
色を吸収する赤色のせいで、
水深5mほどでも暗さは通常の海の200~500m程。
光が届かない安定した環境は、深海魚の生息に最適なんだそうです。
この海では、その特異性から、
頻繁に新種の生物が発見されるのだとか。
生物の進化を知る上でも重要な海として注目されているんですって!!
※Google mapsより引用
衛星写真をぐぐぐっと拡大すると、
衛星写真レベルでも赤い湾になっていることが確認できますね。。
ダイバーとして、
「ぜひ!潜ってみたい!!」
そうお思いの方もいらっしゃるでしょう。
僕だって潜ってみたいです。
。。。
現地にガイドをしてくださるサービスもあるそうなのですが、、
1ツアー約$6,000
とのことでーす。。。泣
いつか、、絶対に体験レポを!!!笑