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TUSA~より良い器材への飽くなき追求~

器材レポート

日本を代表する総合ダイビング器材ブランド、TUSA(ツサ)。
創業から間もなく70年を迎える今でも、トップブランドとして市場をけん引しています。

TUSAが生み出したスタンダード、特許技術、そして、それを支える飽くなき探究心。
開発の現場には、数々の苦労とこだわりが。

今回は、TUSAを展開する株式会社タバタより、開発課の藤間さんと、増谷さんにお話をお伺い、開発現場の生の声を存分に語っていただきました。

TUSAが生み出したスタンダード

今ではTUSAだけでなく多くのメーカーでスタンダードとなっている機能の中には、TUSAが生み出した物が少なからず存在します。
今回はその中から、ストラップフィンのバックル、BCの両肩についたバルブ、独立ハーネス機構のBC、この3つをご紹介して行きたいと思います。

当たり前となったフィンバックル

みなさん、フィンはお持ちでしょうか?
お持ちの方は、フルフットフィン、ストラップフィン、どちらをお使いでしょうか?

今はフルフットフィンをお使いの方でも、初めて買ったフィンはストラップフィン、という方も多いことでしょう。

そんなストラップフィン最大の特徴は、ストラップを引っ張るだけで簡単に固定することが可能な一方で、脱ぐときにはバックルを外すだけで簡単に脱ぐことが出来る……

今では当たり前の機能ですが、実はこれ、TUSAが初めて開発したものなんです。

1つのフィンサイズで幅広い足のサイズに対応することが可能であるというメリットの一方、脱ぐ手間がかかってしまうデメリットを、この画期的な仕組みでTUSAが解決したのは、今からおよそ30年前のお話。
今では日本のみならず、世界中のストラップフィンのスタンダードとなっています。

故障の可能性も低減したバルブ

浮力の調整に不可欠なBC。
内部に空気を入れて使用しますが、空気を入れ続けてしまうと破裂してしまうことは想像に難くないでしょう。
破裂することを防ぐため、BC内部の圧力が一定以上になると自動的に空気を排出する機能が、全てのBCに装備されています。(オーバープレッシャーリリーフバルブ。以下OPV)

以前は、右肩にだけついているのが当たり前だったこのOPV。
もちろん1つあれば機能としては十分です。

しかし、TUSAは初めてこのOPVを左肩のパワーインフレーターの根元にも配置しました。
左右両方に配置することによって、どんな体制でも確実にOPVが作動する様になりました。

OPVが両肩についているTUSAのBC
オーバープレッシャーリリーフバルブ

それだけでなく、左右の肩の部品を共通化することで部品数が減り、結果としてコスト削減に加え、故障の可能性を下げることにも成功しました。

これも今では世界中で多くのBCに採用されています。

圧倒的なフィット感を生む独立ハーネス機構

その昔、BCというものは存在せず、ダイバーはタンクをハーネスにつけ、浮力の調整はウエイトと自らの呼吸のみで行っていました。
その結果、浮力調整を習得するには長い経験が必要でしたが、BCの登場により、誰でも簡単に浮力調整を行うことが可能となりました。

一方で、タンクをしっかりと身体に固定出来るハーネスに比べて、BCはどうしてもタンクと身体を密着させることが出来ず、タンクを背負うのにはハーネスよりも負荷がかかってしまうという欠点もありました。

その欠点を解決したのが、TUSAが開発した独立ハーネス機構です。

タンクを身体に密着させるためのハーネスと、浮力を調整するブラダー(空気袋の部分)は本来別の機能を持つもの。
肩のベルトはブラダーに接合されてタンクの重みを支えるのが当たり前です。

しかし、どうしてもブラダーを完全に固定することは難しいため、タンクを身体に密着させることは出来ませんでした。

そこで、ハーネスとブラダーを分けて考え、肩のベルトをハーネスから伸びるプラスチックのパネルに接合することで、水中でも陸上でも身体にタンクを密着させることに成功しました。

BCの独立ハーネス機構について解説するTUSAの藤間さん
独立ハーネス機構の解説をする開発課の藤間さん

この仕組みも、今では多くのダイビング器材メーカーが採用しています。

特許から見えるTUSAの自信

TUSAの開発した仕組みが、各社にも取り入れられていることがあります。
もちろんTUSAの開発した仕組みが優れているからに他なりませんが、それほど優れた仕組みであれば、特許に守られて然るべきもの。

TUSAは特許申請をしていなかったのか……
というと、もちろんそういうわけではありません。

フィンやBCだけに留まらず、様々な器材で多くの特許を持つTUSAですが、中にはダイビング器材の発展のため、特許使用料などを請求することなく、他社に提供している特許があるのだとか。
なんとも懐が深い……

そんなことをしてしまっては自社の不利益になってしまうとも思ってしまいますが、その裏にはTUSAのダイビング器材開発における自信が隠れています。

特許は、商品全体にではなく、個別の仕組みに与えられます。
そして、開発した当事者であるからこそ、特許情報には現れない細かなこだわりと、それを実現するための技術的ノウハウが存在します。

真似されたとしても、自社商品を超える商品を生み出されることはない。
特許情報を無償提供することは、そんな自信の現れでもあるのです。

もちろん今でも精力的に特許を取得し続けているTUSAですが、そんな自信から、時には
「これは真似しようと思っても出来ないだろうから、無理に特許を出願しなくても良いか……」
となることさえあると藤間さんが語ってくれました。

とはいえ、TUSAの持つ特許技術には興味深い物が数多くあるので、ここからはその一部をご紹介して行きたいと思います。

TUSAのレギュレーター

TUSAが持つ特許

ここからご紹介する特許は、全てのTUSA商品に搭載されているわけではありません。

マスクに満載された特許の数々

総合ダイビング器材ブランドのTUSAですが、世界的には「マスクのTUSA」として多くのダイバーから愛用されています。
そんなマスクには、数々の特許が搭載されています。

まず注目したいのはマスクストラップです。
マスクストラップというとただの帯状の紐の様にイメージをすることと思います。
当然、上下左右対称…
と思いきや、TUSAのマスクストラップをよく見てみると、上下が非対称であることがわかると思います。

そして、横から見てみると、平らではなく三次元構造になっていることがよくわかります。

三次元構造になっているTUSAのマスクストラップ

頭にフィットするように考え抜かれたこの形状こそTUSAが持つ特許技術です。
マスクそのものだけでなく、ストラップにまできめ細やかな工夫が為されているというわけですね。

さらに、きめ細やかな工夫は他にもあります。

マスクストラップの根元はどうなっているか、想像してみて下さい。

長さを調節するバックルがついていて…

ではそのバックルはどの様になっているでしょう?
スカートやフレームにしっかりと固定されている……

TUSAのマスクは、ただ固定されているだけではありません。
角度を5段階に調整出来る構造になっていて、最もフィットする角度に調整することが可能です。

これもTUSAの持つ特許技術。

マスクの形状や色、レンズに注目することはあっても、マスクストラップのバックルにまで注目する人は少ないかもしれませんね。
今、TUSAのマスクをお使いの方の中には、この機能に気づいていなかった方もいるかもしれません。

フィット感をより高めるための細やかな工夫なので、是非無駄にすることなく、調整してみて下さいね。

さらに、ダイビング中のフィット感だけではなく、TUSAはダイビング後のことまで考えます。

エキジット後、マスクの痕がくっきりと残ってしまった経験はありませんか?
どうにもかっこ悪いですよね……

そんな悩みを解決すべく、TUSAのマスクは顔に跡がつきづらい構造になっています。
スカートの端をよく見てみると、わずかに外側に向かってカールしています。

スカートの端がわずかに外側にカールしているTUSAのマスク
わずかにカールするマスクスカートの縁

この工夫が、優しい付け心地と、装着痕の低減を実現しています。
この構造、元々は女性向け水泳ゴーグル開発で培われた技術をダイビングマスクに応用したのだそうです。

ここで少し脱線。
みなさん、このロゴを見たことはありませんか?

https://view-swim.com/jp/

スイミングスクールや小学校の水泳の授業などで見かけたことのある方も多いのでは無いでしょうか?
TUSAを展開する株式会社タバタ、実は水泳用ゴーグルで国内トップシェアを誇るVIEWを展開しています。

ダイビングとは比べ物にならない市場規模の水泳の世界でも活躍する企業だからこそ、ダイビングの世界では「マスクのTUSA」を実現しているというわけですね。

とはいえTUSAの原点はあくまでダイビング用のマスク。
だからこそ、水泳の世界で突き進むだけではなく、ダイビングの世界でも市場を牽引してくれているというわけですね。

BCにもきめ細やかな工夫

実は、初めて国産のBCを開発したのもTUSAです。

そんなTUSAが開発した独立ハーネス型のBCは、今ではスタンダートになりつつあることをご紹介しましたが、BCも細かいところまで工夫が凝らされています。

BCの重要な機能はフィット感やパワーインフレーターの給排気。
もちろんこれらの部分にも数々の工夫が秘められているのですが、今回注目したいのはタンクバンドを留めるバックルです。

タンクをBCに留める際、ふとバックルから手を離してしまい、緩んでしまった経験はありませんか?

セッティングに慣れている人であれば、気にすることもなく一気にタンクを固定することができるでしょう。
しかし、ある種のコツが必要であることも確か。

この小さなストレスも見逃さず、TUSAのタンクバンドバックルは…

完全にとめなくてもタンクが立つTUSAのタンクバンドバックル
バックルが立つので手を放してもタンクバンドが緩まない

立つんです。

この状態で手を離しても、すぐに緩んでしまうことはありません。

「ダイビング器材って使いこなしていることがステータスみたいなところがあると思うんです。。多少使いづらくても、使いこなせてこそ、という様な。そうではなく、誰でも使える器材を実現するために、どんな細かな所でも工夫を怠らない様にしています。」
という藤間さんの言葉が印象的でした。

使用頻度の低いスノーケルにも手は抜かない

みなさんスノーケル、つけていますか?
最後に使ったの、いつですか?

ダイビングにおいて、スノーケルはオクトパスに次いで使用頻度が低い器材といっても過言ではないと思います。

そんなスノーケルですが、みなさんどこにつけていますか?
多くの方は、マスクのフレームのすぐそばにつけているのでは無いでしょうか?

実は、スノーケルは出来るだけ頭の後ろの方につけるのが正解です。
頭の前の方につけてしまうと、先端が水没してしまう可能性が高まってしまうためです。

とはいえ、頭の後ろにつけてしまうと、不自然な角度となりくわえづらい。
これでは本末転倒です。

これを解消するため、TUSAのスノーケルは、これまた本体ではなく付属部品であるマスクにつける部品、アダプターに工夫が凝らされています。

アダプターをつけた位置から少しだけスノーケル本体が後ろにずれ、さらにスノーケル本体が自由に動くことで先端からの水没を防いでいます。

スノーケルは、エマージェンシーグッズとしての側面も強い器材。
だからこそ、使用頻度は低くとも、細かいところまで手は抜かないという姿勢を伺い知ることができます。

厳しい品質管理と品質保証

使いやすさの追求だけではなく、もちろん安全性にも最大限の配慮をしています。

パワーインフレーターの給排気テストでは、多くても1万回程度の出し入れに耐えれば合格とするメーカーも多い中、倍である2万回のテストを行ったり、各商品に独自の検査項目を設定し、場合によっては全品検査を行ったり…

全ての商品に厳しい品質管理を施していますが、今回注目したいのはレギュレーターです。

悔しさから生まれた世界基準達成

レギュレーターの性能を測るのにはANSTIという機械が用いられます。
このANSTIを日本で初めて導入したのもTUSAです。

レギュレーターの性能を測るANSTIという機械
レギュレーターの性能を測定するANSTI

ANSTIは、1分間に25回、1回あたり4リットルという量で呼吸を再現しています。
ちなみに一般的な成人の呼吸は、1分間に15回前後、呼吸量は1回あたり500cc程度です。
ANSTIで再現されている呼吸量は、2人で1つのレギュレーターを使用し、さらに全速力でフィンキックをした時の呼吸量よりも多いのだとか。

どうして過剰とも言える検査を行うのか……

「だって悔しかったんだもん。うちのより吸いづらいレギュレーターが、うちのより高い値段で販売されてて、高級品だってお客さんたちが喜んでるの。だから、数字で勝負しようと思った」
と語ってくれたのは増谷さん。

TUSAのレギュレーターについて語る増谷さん
レギュレーターの構造について解説をする開発課の増谷さん

ANSTIを導入したことにより、ANSTIを用いた規準が定められているCEマークを取得することも実現しました。
意外と知られてませんが、国内に本社を置くダイビング器材メーカーで、レギュレーターのCEマークを取得しているのはTUSAだけです。

CEマーク:欧州安全規格に適合している商品に表示が許されているマーク。EU圏内での流通に必要な認証だが、世界的に認められた品質であることを示すものとしての側面もある。

ちなみにANSTI、2021年現在でも国内には4台しか存在しない機械です。

ニッポンのお家芸、緻密な組み上げ

各社様々な工夫を凝らすレギュレーターですが、同じ機構のレギュレーターであれば、吸いやすさに人間が分かる様な差は出ないはずだそうです。

しかし、実際には差があります。

増谷さん曰く、
「吸いやすさに一番効くのは組み上げのクオリティー」
なんだそうです。

レギュレーターへの要求性能は、様々な値に上限値、下限値を定めて、全商品がそれを満たすよう組み上げられています。

海外では、許容値に収まっていればOKで出荷されるところですが、完璧を求めるのが良くも悪くも日本人の性質。
レギュレーターの国内生産にこだわるTUSAでは、全商品、茨城県にある自社工場にて基準値ジャストで組み上げられているのだとか。

「ぶっちゃけたところX社のレギュレーター、機構としては凄く良い物だと思います。特許などの関係もあるのでそっくりそのまま真似することはできないし、しないけど、あれをうちの工場の職人が分解して再度組み立てたら、物凄いレギュレーターができると思いますよ。」
と増谷さんは言いましたが、それほどまでに組み上げというのは重要なものなんだそうです。

本当にナイトロックスを使っても安全なのかを知る方法とは

徐々に国内でも一般的になってきたナイトロックス。
通常の空気よりも酸素濃度の高い気体です。

酸素といえば助燃性が大きな問題です。
酸素濃度の高いところでは火気厳禁が鉄則。

もちろんダイビングで火を使うシーンはありませんが、高温になる瞬間があります。
気体は、急激に圧力が高くなると、熱を帯びます。
タンクのバルブを開けた瞬間、レギュレーター内部では一瞬高温になる瞬間があるわけですね。

この時、レギュレーター内部に金属の削りカスなどが残ってしまっていると、発火してしまう可能性があります。

極端な事例ですが実際に、チタン(非常に燃えやすい)100%のレギュレーターで純酸素を使用したところ、チタンの削りカスが発火し爆発してしまったという事故も発生しています。

削りカスが原因であると断定はされていませんが、チタンが高酸素分圧化で発火しやすい可能性と、同様の性質を有するアルミニウムとの類似性が指摘されています。

TUSAのレギュレーターでは主に真鍮が使用されており、ナイトロックスの酸素濃度は通常32%~36%程度なので、大きな心配がないと言えばないのですが、メーカーとしては保証する必要があります。

どうしたか。

なんと、実際にレギュレーターを燃やしたんだとか。

アメリカの消防関係の機関にレギュレーターを持ち込み、専用の耐火性検査を行ったそうです。
その方法というのが興味深く、発火材をを詰めたレギュレーターを純酸素タンクに繋ぎ、小さな爆発させて燃やす…
なんともアメリカンな検査です。

そして、合格基準はというと……

燃やした後も正常に機能すること。

凄い試験基準です。
TUSAのレギュレーターで、カタログにナイトロックスでの使用可とされているものは、全てこの検査を行ったのだそうです。

飽くなき探求心

2021年の新商品についてもお話を伺いました。

新商品のマスク、インテガにもこれまでとは異なる工夫が凝らされています。

TUSAのマスク・インテガ
2021年の新商品、インテガ

例えばマスクストラップ、通常必ず存在する突起が存在しません。
さらに、バックルもこれまでとは異なる構造をしています。

これは、髪の毛を巻き込まない様にするための工夫なんだとか。

また通常フレーム付近に固定されるマスクストラップが、スカートの最後部に固定されています。
今まで、マスクストラップをフレーム付近に固定することで、フレームを顔に押し付けることが当たり前でした。

しかし、フレームを顔に押し付けて顔にフィットさせると、顔の幅が小さい(小顔の)人にとってはフィット感が悪いという課題がありました。

そこで発想を転換し、フレームを引っ張っることで、スカートの開口部がすぼまり、顔が大きい人にも小さい人にも、多くの人にフィットすることを実現したそうです。

これまで、マスクストラップをマスク後部で固定してしまうと、フレームとの距離ができるために、フレームが安定しないとされていました。
しかし実際には、そもそもスカートをしっかりと顔の形状に合わせてフィットさせることで、フレームが不安定になることはないのだそうです。

押してダメなら引いてみろ、誰かが思いついていそうなことですよね。
技術的な問題で実現していなかったのかと思いきや、ありそうでなかっただけなんだとか。

ダイビング器材は使いこなしてこそ。

先にも言ったこの価値観が邪魔をしてしまうのか、現状を改善するアイデアが外部から出てくることはなかなかないそうです。

内部から新たなアイデアを生み出すためにはとにかくダイバーを観察する。
モニター会や趣味としてダイビングに訪れた際、ひたすらダイバーを観察し、使いづらそうにしているところはないか、面倒くさそうにしているところはないか、陸でも水中でも目を凝らし続けるのだとか。

「潜りもせずにウロチョロしたり、写真を撮ったりもして、多少怪しまれますけどね」
と藤間さんは笑いながら話してくれました。

そんな、観察を続けた中から発見した課題をなんとかして解決することもあれば、記憶の奥底に眠っていたものから突然アイデアがひらめくこともあるそうです。

時にはひらめいたアイデアをすぐさま実践すべく、思いついたそばから手元の器材に改造を施して、併設されているプールに飛び込むこともあるのだとか。

TUSA社屋に併設されているプール
八潮事業所に併設されているダイビングプール

今回お話を伺って、ものづくりの面白さ、ものづくりをしている方々の素晴らしさに触れられた気がします。

見逃してしまう様な機能にまで施された気配りのひとつひとつに感謝をしながらダイビングをしていきたいですね。

取材協力:株式会社タバタ(TUSA)(https://tusa.net/

細谷 拓

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合同会社すぐもぐ代表社員CEO。 学生時代、大瀬崎でのでっちをきっかけにダイビングにドはまり。 4年間で800本以上潜り、インストラクターを取得。 静岡県三...

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