海の生き物たちのセックスって…!?!?
タイトルでつられたそこのあなた!!!笑
単純ですね♡笑
人類を含めた我々生物にとって、
“セックス”は子孫繁栄の為に非常に重要なことです。
哺乳類の”子孫繁栄”の為の性行動は、イメージがつきやすいと思いますが、
劣悪な環境である自然界の海中にいる生物は、
子孫を少しでも多く繁栄させる為に、様々な工夫を凝らしています。
今回は、海の生き物たちの様々な”セックス”をご紹介していきます。
-とってもお盛んなズワイガニ。メスの体内で…?-
ズワイガニは水温が0~5℃程の冷たい深海に生息をしています。
普段、オスは水深300~400m程に生息しており、
メスの方が浅い水深(とはいえかな〜り深いですが、、、)の200~300mに生息しております。
繁殖期になると、大人のオスとメス達は集まります。
人間で言うところの“婚活”ですね笑
※ちなみにズワイガニのセックスの体位は”正常位”です!
交尾したメスはすぐに産卵をし、お腹に卵を抱いて1年間過ごします。
抱えている卵は7~10万個なんだそうです。
放仔後すぐに交尾をし、また受精をするんだとか。
なんとまあ、、お盛んなこと。。。
しかし、そんなズワイガニさん達ですが、
メスがオスに出会えない。。。そんな寂しい年もあります。
そんな時はどうするのかというと。。。
体内にストックしておいた、昨年の精子の残りを使って受精してしまいます!!
メスの体内には精子バンクがあり、1度の交尾で3~5年は同じオスの子供達を産み続けるのだそうです。
たった一度のですよ?たった一度で。。。
オスもオスですが、メスもメスですねえ。。。
-ブダイはオカマ?オナベ?-
乙女心がわからない男性はモテませんよね。
一方で、男の気持ちが分かってもらえない男性諸君。うん、気持ちはすごくわかります!
「あー!異性の気持ちが知りたい!!!」
思春期の頃の僕は心の中で叫んでいました恥
そんな悩みがない羨ましい魚はこのブダイ科の仲間達。
(※http://wagoumaru2009.ti-da.net/e3025176.htmlより写真引用)
ブダイ科の魚は、生まれた時はメスで、一定の体長になるとオスに性転換します。
つまり1匹の魚が、一生のうちにオスメス両方の性を体験することになるのです。
ただ、もし、もしですよ?
私達人間が、大物のブダイばかりを釣りあげてみようものなら。。
海の中は異様な雰囲気になるでしょうね。。。
-地球史上No.1イクメン!?-
メスがより良い子孫を残すために、オスを選り好みするのは地球の常識。
(人間界だって結局のところそうですものね。。)
(※http://animamia.jp/seahorse-male-birth/より写真引用)
そんな中、このタツノオトシゴの仲間達はオスがメスを選り好みします。
と、いうのもメスが卵を生産した後、オスのお腹にある育児嚢の中に卵をうつし、
オスがお腹の中で卵を孵化させるので、オスとメスの役割が逆になっているのです。
メスがオスの育児嚢に卵を産みつけ、そこに入っていく途中で受精が行われるため、
オスがおなかに持っている卵は全部そのオス自身の子ども。
もちろん、産みの苦しみを味わうのもオスのほうというわけです。
メスがオスのお腹の中に卵を産み付ける瞬間がこの写真!!
(※http://yaplog.jp/komawari/archive/768より写真引用)
どうです??ハートに見えませんか??
とってもキュートですね!!
ちなみに、どれもよく似ているタツノオトシゴの仲間の見分け方はこちらからどうぞ!
-絶賛婚活中!!!のクジラさん-
なかなかお相手が見つからない生き物たちも沢山いるようです。。
クジラのオスは音で方角を知り、何かの信号を発して、
じぶんの体格の大きさをメスにアピールしています。
ところが残念なことに、人間の活動による雑音、たとえば原油やガスの探査、
船舶の航行音などに紛れてしまうこともしばしばです。
従って、繁殖の相手が見つけにくくなってしまっているのだそうです。。
我々人間のせいで、最愛のパートナーが見つからないのは、、なんだか申し訳ないですね。。
いかがでしたか?
地球上には沢山の生物が存在します。
その生物の数だけ、愛の形があるのかもしれませんね!!
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