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小浜島のダイビングスポット情報

海について

透き通るような青い海、日本最大のサンゴ礁、マンタと言えば元祖は小浜島(こはまじま)!

自然に囲まれた沖縄の小さな離島、小浜島のダイビングスポット情報をその魅力とともにご紹介します。

ダイビングの基本情報から、季節ごとの見どころをまとめたシーズナリティ、ダイビングポイント紹介まで、海の情報満載でお届け!

小浜島の概要

石垣島からフェリーで約25分、小浜島は石垣島と西表島の間に位置する、八重山諸島に属する島です。

八重山諸島のほぼ真ん中に位置しているため、石垣島や西表島など周辺の離島へのアクセスも抜群。
また、南風が吹く夏場も、北風が吹く冬場も、ダイビングポイント選び次第で風向きに影響されることなく1年を通してダイビングを楽しむことが出来ます。

周囲16.5kmととても小さな島ですが、ダイビング以外の魅力も盛りだくさん。
八重山諸島は国内でも指折りの星空が綺麗な地域として知られており、見渡す限りに広がる天の川では流れ星や星座観察をすることができます。

また、八重山地方の各地では、毎年9月から11月頃に、その年の豊作への感謝と翌年の五穀豊穣を願うお祭りが開催されます。
多彩な芸能が行われ、中でも小浜島の結願祭(きつがんさい)は国の重要無形民俗文化財に指定されており、「神々が集う島」と呼ばれるような一面もあります。

小浜島ダイビング基本情報

マンタ

小浜島周辺の海域は「石西礁湖(せきせいしょうこ)」と呼ばれる国内最大のサンゴ礁が広がる海域で、その大きさは東西約20km、南北約15kmにも及びます。
その大きさもさることながら、400種を超える多種多様なサンゴが群生しており、世界的にも貴重なサンゴ礁生態系であると言われています。

小浜島と西表島の間にある水路は「ヨナラ水道」と呼ばれており、その中のマンタウェイと呼ばれる全長5キロほどの水路では、時期によってはマンタとの遭遇率が90%以上と言わるほどの高確率でマンタに遭遇することができます。

ダイビングのシーズナリティ

小浜島の海の魅力を春夏秋冬に分けて、ご紹介します。

春の小浜島

水温が上昇し始め、スズメダイの仲間やチョウチョウウオの仲間の幼魚たちが生まれます。
ヒレと頭に入る青いVラインが特徴的な、アマミスズメダイの幼魚が見られるのもこの時期です。

3月頃からは、マンタとの遭遇率が徐々に上がってきます!

夏の小浜島

南風が吹くため、小浜島と西表島の北側のエリアのポイントがメインになります。

多種多様なサンゴが生育しているアウトリーフ(サンゴ礁の外側)は入り組んだ地形が面白く、夏の強い日差しが差し込んでくるアーチの中では幻想的な光のカーテンが広がります。

ヨナラ水道では、最もマンタとの遭遇率が高いシーズンです。運が良ければ複数のマンタに遭遇できるかもしれません。

秋の小浜島

マンタ

東寄りの風が吹く時期で、小浜島の西側にあるヨナラ水道エリアのポイントで潜ることが多くなるシーズンです。

その日の干潮の時間帯によっては潜れない場合もありますが、条件が揃うと真っ青な海中の白い砂地で、マンタと一緒に泳ぐことが出来るかもしれません。

冬の小浜島

水温が下がりますが、透明度が抜群に良い時期です。
北風が吹くため、小浜島の南側エリアと黒島、新城島、西表島のポイントで潜ることが多くなります。

島の南側は砂泥地になっており、アマモをはじめとする海草類が群生するアマモ場に隠れる小魚たちをじっくりと観察するスタイルのダイビングになります。

魚たちの動きが緩やかな時期のため、撮影にもぴったりなシーズンです。

ダイビングポイント紹介

小浜島の代表的なダイビングポイントを3つご紹介します。

小浜北 オランダ口

色鮮やかなサンゴと地形が楽しめるポイントです。
ぱっくりと口を開けたように切れ込みが入ったサンゴ礁が特徴的で、泳いで水路の中を進むと、ウスモモシコロサンゴやリュウキュウキッカサンゴの大群生が見られます。

【ポイント名】小浜北 オランダ口
【エントリー・スタイル】ボート(港から約15分。エントリー時はブイを取る。またはアンカーを打つ)
【最大水深】25m
【流れが出た場合】流れてもコース取りに影響を与えない程度
【ナイトダイビング】×

ヨナラ水道マンタポイント

ヨナラ水道マンタポイントは日本の元祖マンタポイント!
砂地でマンタを観察できる世界でも珍しいポイントで、干潮の時間帯を狙い、マンタを目指します。

真っ白な砂地をマンタが悠々と泳ぐ姿は迫力満点。

潮の流れが強くドリフトダイビングとなるため、中上級者向けのポイントとなりますが、マダラトビエイの群れやバラクーダ(オニカマス)の群れなどの目撃情報も多数ある、夢のようなポイントです。

ポイントマップでは西表島に属するポイントとしているために表示されていませんが、小浜島とも至近のダイビングポイントです

【ポイント名】ヨナラ水道マンタポイント
【エントリー・スタイル】ボート(港から約20分。ドリフトダイビング)
【最大水深】27m
【流れが出た場合】何かに捕まらなくてはならないほどの流れが出ることがある
【ナイトダイビング】×

ヨナラ水道ススメダイハウス

浅瀬にはたくさんのミドリイシの仲間が美しく広がります。

砂地の斜面を降りるとイソバナとナンヨウキサンゴが群生している根があり、その周りをスカシテンジクダイやキンメモドキの大群が群れを成している光景は必見です。

根:岩礁や岩など、水底から大きく隆起した場所のこと

根の周りには多種多様な生物が潜んでおり、ハナヒゲウツボやハダカハオコゼなどが観察できることも。

色とりどりのサンゴに癒されながら、生物探索をするのが楽しいポイントです。

ポイントマップでは西表島に属するポイントとしているために表示されていませんが、小浜島とも至近のダイビングポイントです

【ポイント名】ヨナラ水道ススメダイハウス
【エントリー・スタイル】ボート(港から約20分。エントリー時はブイを取る。またはアンカーを打つ)
【最大水深】26m
【流れが出た場合】流れによってダイビングを中止する場合がある
【ナイトダイビング】×

その他のダイビングポイント

比嘉荘前

小浜島へのアクセス情報

小浜島へは、陸路や空路の直通便がないため、石垣島より高速船で向かいます。

石垣港離島ターミナルは石垣島の南端に位置しており、石垣空港から向かう場合はタクシーかバスを利用するのが便利です。

石垣港離島ターミナルより定期船に乗り、約25分で到着します。

小浜島の観光情報

小浜島のシンボル、大岳(うふだき)展望台から八重山諸島を一望!

八重山諸島の中心にあること、小浜島の中央で出っ張っていることから、「八重山のへそ」と呼ばれています。
海抜99mの頂上に広がる大パノラマの景色は、時間を忘れる程の絶景です。

小浜島からツアー船で10分ほどの場所にある通称幻の島、「浜島」も訪れたいスポットの一つです。
潮の満ち引きによって島が現れたり、島全体が海に水没するために幻の島と呼ばれています。

時間帯によって島の形が変わり、潮位が上がるとうっすらと砂浜が海水に覆われ、海の上に立っているような風景が広がります。
マリンスポーツを体験することもできるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

また、小浜島はラグジュアリーなリゾート地としても知られています。
ダイビングの後は思い切り羽を伸ばして、贅沢な時間を過ごすのも小浜島ならではの過ごし方かもしれませんね。

情報・写真提供:ぷしぃぬしま ダイビングショップ石垣島店(https://ishigaki-diving.net/

ScubaMonsters編集部

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