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勝浦鵜原のダイビングスポット情報

海について

小さな生物や大型の回遊魚、さらには地形までをフルコースで楽しめる!?
親潮と黒潮が入り混じり、豊富な生物に恵まれたダイビングスポット!

勝浦鵜原(かつうらうばら)のダイビングスポット情報をその魅力とともにご紹介します。

ダイビングの基本情報から、季節ごとの見どころをまとめたシーズナリティ、ダイビングポイント紹介まで、海の情報満載でお届け!

勝浦鵜原の概要

勝浦鵜原は、千葉県勝浦市の房総半島に位置するダイビングスポットです。
巨大な海中展望塔がそびえ立つ、かつうら海中公園に面して勝浦鵜原のダイビングエリアが広がります。

都心から約90分と日帰りが可能なアクセスの良さと、勝浦鵜原で見られる生物相の豊かさも魅力の一つ。
さらには、ダイナミックな地形も楽しむことができるダイビングスポットです。

勝浦市は古くから漁業が盛んな町で、勝浦市内には17もの漁港が点在しています。
四季折々の魚が水揚げされ、金目鯛、カツオ、イセエビなど旬な味覚を楽しむこともできます。
アフターダイブでは新鮮な魚介類を堪能してみてはいかがでしょうか?

また、勝浦といえば、春に遠見岬神社で行われる「かつうらビッグひなまつり」が有名です。
60段の階段にずらりと並ぶ、雛人形は圧巻!

勝浦鵜原ダイビング基本情報

レンテンヤッコ
レンテンヤッコ

黒潮と親潮が入り混じる外房エリアの海では、北方種から南方種までの多様な生物を観察することができます。

外房エリアではボートダイビングが基本となりますが、勝浦鵜原には唯一ビーチポイントがあり講習などでも安心して訪れることができます。

一方、潮の流れが入る沖のボートポイントでは、潮の流れに削られたダイナミックで起伏のある地形が特徴的で、回遊魚を狙えるチャンスも多くあります。

ダイビングのシーズナリティ

勝浦鵜原の海の魅力を春夏秋冬に分けて、ご紹介します。

勝浦鵜原のダイビング・シーズナリティ表

春の勝浦鵜原

ダンゴウオ
ダンゴウオ

沖のダイビングポイントでは、北から生物が流れてきます。

海のアイドル、ダンゴウオが観察できるのもこの時期!
春を狙って来るフォト派ダイバーも多く見られます。

夏の勝浦鵜原

タカベとイサキの群れ
タカベとイサキの群れ

ビーチポイントではアオリイカが多数目撃され、磯場ではナベカ、カエルウオ類が観察できます。

沖ではイサキの群れが増え、岩に入った大きな亀裂・クレバスでは魚の大群が固まる圧巻の光景が広がります。

秋の勝浦鵜原

クダゴンベ
クダゴンベ

季節来遊魚のシーズン到来!
毎年、南から流れてくる生物が多数確認できます。

沖のポイントでは、クダゴンベ、アカシマシラヒゲエビなどが確認でき、回遊魚との遭遇率も上がってきます。

冬の勝浦鵜原

回遊魚を狙うダイバーが多く集まるのもこの時期。
透明度が安定して、潮で削られた起伏ある地形とのコントラストが圧巻のシーズンです。

透明度:水平方向にどれだけ見通すことが出来るかは、正しくは透視度と言いますが、一般的に使用される、透明度に統一しています。

大型回遊魚に遭遇する確率が極めて高い、ウマノセが冬季限定(12月初旬〜3月末まで)のダイビングポイントとして解放されます。
勝浦鵜原の看板ダイビングポイント・イソムラよりも沖合にあり、房総半島ならではの起伏に富んだ地形と潮の流れが早く魚の量が多いことが特徴です。

オキノスジエビ
オキノスジエビ

大きな根の中心にブイが入っており、その周辺に、カンパチやワラサの群れなどの回遊魚との遭遇率は勝浦鵜原随一。
キンギョハナダイ、サクラダイ、そして、スジハナダイも観察されており、根のトップから下に降りると、オキノスジエビの群れも!

根:岩礁や岩など、水底から大きく隆起した場所のこと。

ダイビングポイント紹介

勝浦鵜原の代表的なダイビングポイントを3つご紹介します。

志村ビーチ

かつうら海中公園・海中展望塔の西側に広がる、3つの根からなるダイビングポイントです。
ダイビングサービス前から器材を車に載せ、ウェットスーツに着替えてから車でビーチポイントへ向かいます。

漁協施設の生け簀の階段を下り、台の上でフィンを履いてエントリーするため、波やうねりがある時でもゆっくりエントリーできます。
エントリーの楽さや水深の浅いエリアが広がることから初心者向けと思われがちですが、それぞれの根では異なる多様な生物が生息しており、のんびりと生物を観察したい人にはうってつけ。

マダイ、イシダイは一年通して間近で観察することができ、中層ではアオリイカの群れ、沖の根ではカスザメ、ホシエイなど大きいサイズの生物を見ることができます。

【エントリー・スタイル】施設から車で約5分。生け簀の階段で降りるスタイル。
【最大水深】10m
【流れが出た場合】流れてもコース取りに影響を与えない程度
【ナイトダイビング】×

勝浦鵜原、志村ビーチのオープン確率

ベンテン

潮の流れの影響を受けづらいダイビングポイントで、真っ白な砂地に点在する根を中心に泳ぎます。
ネンブツダイなどの群れが数多く見られ、その周辺では大きなサイズのヒラメが隠れている様子が観察できることも。

ハナタツ、クダゴンベ、カエルアンコウなどの可愛らしい生物に加えて、シーズンごとの小さな生物が現れるのも魅力の一つ。

なかでも、冬から春にかけて多数発見されるダンゴウオの幼魚は、ダイバーに大人気!
透明度が高く晴れているときは、砂地に反射する光が美しく、癒しのダイビングを堪能できるでしょう。

【エントリー・スタイル】ボート(港から約8分。エントリー時はブイを取る。またはアンカーを打つ)
【最大水深】25m
【流れが出た場合】流れが出ることはほとんど無い
【ナイトダイビング】×

勝浦鵜原、ベンテンのオープン確率

イソムラ

勝浦鵜原を代表する、巨大な根が広がるダイナミックなダイビングポイント!

他のダイビングポイントと比較すると、潮流の影響を受けやすく、潮の流れが強いときは他のダイビングポイントに変更となります。

ブイ下を中心として北、西、南に根があり、クレバスやドロップオフなどの地形が楽しめる、ダイナミックなダイビングポイントです。

ドロップオフ:崖のように急激に水深が深く落ち込んでいる地形

ブイの近くに広がるクレバスでは、無数の魚の群れと地形が織りなす、圧巻の光景が広がります。

ブリなどの回遊魚や、イサキ、タカベ、スズメダイなどの群れ、時期によってはツムブリの群れが確認できることも。

【エントリー・スタイル】ボート(港から約8分。エントリー時はブイを取る。またはアンカーを打つ)
【最大水深】30m
【流れが出た場合】コース取りに影響を与える流れが発生することがある
【ナイトダイビング】×

勝浦鵜原、イソムラのオープン確率

その他のダイビングポイント

ウマノセ(12月初旬〜3月末までの冬季限定)

勝浦鵜原へのアクセス情報

車でのアクセス:
首都高もしくはアクアライン・市原鶴舞ICより、国道297を経由して勝浦方面へ。
約45分程で到着します。
東京都心からの所要時間は2時間弱。
有料駐車場有り。20台/¥550

電車でのアクセス:
JR外房線勝浦鵜原駅下車後、車で約3分、徒歩で約10分。

勝浦鵜原の観光情報

400年以上の歴史を誇る勝浦朝市は、日本三大朝市と称されています。
旬の野菜や近隣の漁港で採れた新鮮な魚介などの食材や民芸品が並び、観光名所として多くの観光客で賑わうだけでなく、市民の台所としても親しまれています。
勝浦市には漁港も点在しているので、ダイビングの後は旬の食材を堪能してみてくださいね。

また、勝浦市屈指のパワースポットして知られる遠見岬神社では、街を見下ろすビューポイントや、季節限定の可愛らしい御朱印が人気です。
「かつうらビッグひなまつり」の開催地でもあり、2月下旬からひな祭りにかけては、2000体近くのひな人形が石段に並びます。
期間中は、19:00までライトアップも行われており、昼間とは異なる幻想的な光景が見られます。

▶ 遠見岬神社 (http://www.tomisaki.or.jp/

勝浦のご当地グルメといえば、勝浦タンタンメン!
たっぷりのラー油がかかった醤油ベースのスープが特徴の激辛ラーメンです。
数ある勝浦タンタンメンが味わえるお店の中でも、おすすめは鵜原駅から徒歩3分のこだま。精肉店も営むレストランです。
タンタンメンを提供し続けること40年以上。まろやかな甘みとコク深い一杯がいただけます。

情報・写真提供:DUCK DIVE(https://duck-dive.jp/

ScubaMonsters編集部

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