MAGAZINE

三島拠点で東西ダイビング!ファンサの富戸&スキルUPの井田

海のレポート

みなさん、潜ってますか〜?
AYAは秋の伊豆を東に西にと潜っております!

ダイビングの予定を立てる時に困るのが、風向きですよね。
風向きが悪く、予定していたダイビングスポットがクローズになってしまった……なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時便利なのが伊豆半島!
そしてAYAが移住した三島!!

新幹線が止まるのでアクセスしやすいことはもちろん、三島を拠点にダイビング計画を立てると、西伊豆方面にはいずっぱこ(伊豆箱根鉄道)で。
東伊豆や南伊豆は東海道本線で熱海まで15分弱。熱海から東伊豆にはJR伊東線や伊豆急行線などを利用して訪れることができます。

車持ちじゃないダイバーでも、西にも東にも行ける宿泊拠点さえあれば、予約していた現地ショップさんからクローズ連絡がきても、ダイビングスポットの計画変更ができて超便利!

ということで、今回は三島を拠点に東も西も楽しむダイビング旅をお届けしたいと思います〜!

まずは東へ〜

AYAは伊豆で潜る際は基本的にギリギリまでどこで潜るかを見極めるタイプ。

まずはダイビング予定日の1週間くらい前からWindyをチェック。
コロコロ変わる風予報をみながら、ここなら行けるんじゃないか?このダイビングスポットだとどんな生物が出ているんだ?とショップのブログを確認。
ダイビングの予定は大体3日前くらいに決定します。

今回もどこのポイントにしようか悩みましたが……
西風予報だったこともあり、東伊豆の富戸に潜りに行くことを決定しました。

キンメ電車でGo!

三島から熱海に移動したあとに乗ったのは、キンメ電車!

金目鯛を模した赤い車体が目を惹く!

ダイビングは荷物も多いので電車移動は大変ですが、こんな可愛い電車だと気分が上がりますよね〜。
車両ごとに各市町のPRがされており、どの車両に乗っても楽しさがありました!

キンメ柄の座席

ちなみに、下田市の車両はめちゃ可愛い装飾が!
フォトスポットもあってつい撮ってしまいました。(電車が動いていたのでちょいブレ……)

今回は行けませんでしたが、最前列の車両には前が見える展望スペースもあるそうです。

キンメ電車に乗れるかどうかは運行スケジュール次第……ではあります。
帰りの電車でぜひ狙ってみてください!

富戸の海へLet’s ダイビング

今回利用したショップはマリンステージさん。
マリンステージのガイドさんは陽気な方が多くて、一緒に潜っててすごく楽しい!笑
そしてエンリッチが標準装備のため、フォト派には嬉しいロングダイブがしやすいお店なので富戸に行く時はいつもお願いしています。

今回は平日だったこともあり、ガイドのまげさんにマンツーマンでガイドしてもらいました〜!
(まげさんと一緒に写真を撮ったはずなのに、なぜか携帯に保存されていない……スピードワゴンの井戸田さんに似ているガイドさんなのに……!笑)

今回富戸の海でどーーーーしても狙いたかったのは……キツネメネジリンボウ!
X(旧Twitter)で「普段は柏島でしか見られない子が富戸で見えているらしいよ!」と教えてもらったので、伊豆ではレアな子を狙いに行きました。

噂のキツネメネジリンボウちゃんですが、まげさん曰く、急に出現したらしいです……。
はるばる柏島からどうやって流れ着いたのか……。謎ですね〜。

事前のブリーフィングで、キツネメネジリンボウは臆病であること、そして2個体いる場所を教えてもらい撮影イメージをバッチリ擦り合わせてからいざ潜水!

レア物狙って1本目スタート

まずは肩慣らしがてら、この子をパシャリ!

クビアカハゼ

ぱっと見はダテハゼ……にしか見えず、地味〜な感じなのですが、ストロボを当ててみると綺麗な赤色ドットが見えてきます。可愛い〜!

そしてさらにハゼ攻めへ!

ヤシャハゼ

ヤシャハゼちゃんは全身丸出し状態でホバリング。
かーわーいーいー!ファンサありがとう〜〜!

そしてネジリンボウちゃんは正面顔をパシャリ!

ネジリンボウ

正面から狙っているのに、人慣れしているのか結構寄らせてくれました。
こちらもファンサが凄い。やだ、嬉しい……!

そんなアイドルとの触れ合いを邪魔してくるのが……ミノカサゴ軍団。
撮影していると、すごい勢いで寄ってきます。
え?私のファン?それともアイドルに近寄らせないための警備員?私は危険人物なの?ってくらい囲んできます。

別の角度からハゼを狙おうとして、わざわざ遠回りして位置変えしたのに、振り切ったはずのミノカサゴ軍団が直線最短距離で泳いでくる!
そしてそのミノカサゴにびっくりしてハゼが引っ込む……。

そんな様子を不憫に思って、ガイドのまげさんが助太刀に。
エギを使ってミノカサゴの興味を引いて遠くまで引き連れて行ってくれる……。笑
ミノカサゴを引き連れてくれるまげさん……まるでハーメルンの笛吹き男のよう。笑

と、まげさんの助けもありつつ、アイドル級のハゼちゃんでカメラを温めて、いざキツネメネジリンボウへ〜!と思っていましたが、残念ながら出ておらず……。
会えなかったので2本目に期待しエキジットとなりました。

リベンジの2本目へ

水面休息を取った後、再度チャレンジ!

今度は……いーーーたーーー!!!!!!

キツネメネジリンボウ

なんと全身出ている!よし!ちょっとずつにじり寄るぞ!と意気込んで、ジリジリジリジリ砂を巻き上げないように……驚かせないように細心の注意を払って近づく。

距離8m!距離5m!さぁ、目視でもちゃんと見えるくらいの大きさになってきたぞ!
あと3m、いや1mまで行けるか!?と勝負をかけようとしたタイミングで……

急に冷たくて流れが早い潮が!私の足側から頭に向かって流れてくる!?
必死に耐えるAYAではありましたが、自然の力には逆らえず潮に流されて腕を軸にくるりと180度移動。

足先が移動した方には……キツネメネジリンボウの巣穴。
もちろん引っ込んでしまいました……無念。

トリミングすることなくちゃんと撮りたかったよぉぉぉぉ……。
次回リベンジできる楽しみが増えたってことだよね、と気持ちを切り替えてエキジットに向けて移動しました。

とまぁ、砂地のハゼばっかり撮っていた富戸でしたが、そのほかにもかわい子ちゃんたちに会えましたのでそちらもご紹介!

モンハナシャコの子供!?と思って追いかけましたが、違いました。
透明で儚げだったフトユビシャコちゃん。

この子もミノカサゴ軍団に囲まれすぐに逃げられてしまった……

くるくると回るように泳いでいたイロブダイyg。

背景が映えないところにいがちなので撮影が難しい……!

みんな大好きクダゴンベちゃん。
あか色のソフトコーラルにこっそり隠れていました。

咲いているソフトコーラルにいてくれるなんていい子♪

ミズヒキミノカサゴygは撮りづらい場所に……でも可愛い……!

この子もそのうち軍団入りするのだろうか……まっすぐ育っておくれ。笑

そしてさらに……まげさんが生物情報にはいなかったこの子も発見してくれました!

爽やかな海の色が富戸っぽい!

水中で見た時にはカミソリウオと同じ形でフサフサしてるからニシキフウライウオだ!と思っていたのですが、改めて見返してみると、トゲトゲ感がなんだか違うし、尾びれの形も違う様な……
もしやホソフウライウオか?

こういう時のために全身撮って置くことが大事だと知っているのに……!笑

すーーぐ忘れちゃう。笑

全身が鮮明に写っている写真が無いので答えは闇の中ですが、こんな「君は誰?」というのもダイビングの楽しい悩みですね!(ということにさせてくださいっ!笑)

夜は三島で英気を養う!

富戸をめいいっぱい楽しんで拠点である三島に帰ってきたら……いざゆかん〜!夜の街へ〜!

ということで、美味しいご飯屋さんを求めて三島広小路駅の方へ。
三島に住んでまだ2年ほどですが、大体美味しいお店は広小路駅の東側に集中しています。
なので自分で開拓したいぜ!という方はそちらから攻めることをお勧めします。

三島駅からいずっぱこに乗ると1駅でつく三島広小路駅ですが、駅前からてくてく歩いても行ける距離です。
三島駅から歩くと三島らしい水が綺麗な公園近くを通ったり、夏には蛍も観れる源兵衛川を眺めたりと自然に触れ合いながらいくこともできますので、体力も気力も十分という方はぜひ歩いてご飯屋さん探しながら散策してみてください〜。

三島でどこに行ったら美味しいご飯が食べられるの〜!?という方にお勧めなのがこちらのお店!

源兵衛川の近くにお店を構える串揚げ屋さん「のんき」です。

カウンターとテーブル席が一つと小さなお店なので、ダイビング一人旅もしくは少人数での利用がお勧めです。
なお、すぐに地元客で満席になるため電話で空きを確かめてからいくことをお勧めします。

串揚げ野菜やお肉・魚介とバリエーションが豊富です。

衣が薄づきで美味しい〜!

美味しくてついつい食べ過ぎてしまうこのお店。
一つだけ欠点を言うと、現金オンリーということ……。
三島の飲食店は現金のみのお店もまだまだ多いので、ご注意くださいね!

のんき

〒411-0855
静岡県三島市本町6-26
055-975-1878
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220501/22011324/

お次は西へ〜

美味しい晩ご飯と睡眠で体力を回復したら、今度はいずっぱこで西伊豆へ!
三島から電車に揺られること約20分。伊豆長岡駅に向かいます。

今回は伊豆長岡駅集合でショップまで送迎してくれる井田ダイビングセンターさんにお願いしました!

井田の海へLet’s ダイビング

井田ダイビングセンターのガイドの皆さんはみんなカメラに詳しい!
ということで伊豆長岡からショップまでの約40分はいつもカメラ談義に花が咲きます。

ギアの相談やどうやったら上手く撮れるのか?などを相談しながらいくのであっという間に着いてしまう……笑

井田ダイビングセンターはブリーフィング時にゲストさんやガイドさんが撮った写真を一緒に見ながら、ここにこんな生物がいるよ〜と教えてくれます。(この時に見せてもらう写真が素敵すぎてやばいんです)

今回ガイドをしてくれたのは右端のカマさん!困ったときはすぐ相談させてもらっています。

ブリーフィングや水面休息中に、こんな写真が撮りたいんだけど、どういうアプローチをしたほうがいいのか?など質問をすると丁寧にアドバイスをしてくれるのがありがたい!

狙う被写体はどんな環境にいるのか、どういう写真を撮りたいかをイメトレしながら臨むことができるので、自分自身で課題を設定してそれに挑戦することができます。

一つ一つ課題をクリアしていくことで、ちょっとずつ上手くなる感覚が得られるショップさんなので、AYAは何か新しいギアを手に入れた時、そして壁にぶつかったときはこちらにお邪魔してアドバイスをもらいつつ練習に励んでいます。

恋焦がれた被写体へ。1本目の結果は!?

今回1本目でAYAが狙うのは……青ポリプが咲いたソフトコーラルにいるガラスハゼとネジレカラマツにいるガラスハゼ!
このセットは井田にいく時にいつも狙うのですが、毎回撃沈している被写体です。

撃沈理由はそもそも青ポリプが咲いていないから!笑
そしてネジレカラマツにもガラスハゼがいない!笑

恋焦がれている推しにいつもお預けをくらっているので、今度こそ会えるかしら?と期待に胸を膨らませながらいざエントリー!

結果は……撃沈〜!笑

いや、今回一応咲いていたんですよ。青ポリプ。
でも、めっちゃ流れててポリプがぐいーんってなびいてて……

青ポリプの根元って肌色なんですが、そのせいもあってなんだか……ちょっと頭皮が薄くなっている人みたいな絵面にガラスハゼがいる……みたいになっちゃったんです!泣

ネジレカラマツにはいた……んですが、カメラセッティングに苦戦している間に……瞬間移動されてしまい撮れず……泣

推しをカメラに収めることができず悔しい1本となりましたが、この子には会えました!

クダゴンベ

富戸に引き続き、会えましたクダゴンベ!
この子はどうしても同じような構図になっちゃうよな〜と思いながらパシャリ。

水面休息中にガイドのカマさんに相談しなきゃ……と思いながら泳いでいると、今度はこの子にも会えました!

クマドリカエルアンコウ

この子は15mmくらいのちびちゃん。元気にのしのし歩くので撮りづらい。笑
でも元気なのはいいことだよね!と思いながら苦戦しつつ撮っているとNDLが心許ない数字に。
後ろ髪引かれながらエキジットとなりました。

2本目はキミに決めた!

水中で思い悩んでいたクダゴンベの構図について相談していたらあっという間に水面休息時間は終了!

2本目のブリーフィングをうけ、ターゲットに決めたのは……アカホシカクレエビ!
エビ系は目ピンを狙うのが難しい被写体。
私が撮りたいボケ味を踏まえた上で、どのような角度で目を狙いに行けばいいかをアドバイスしてもらい……いざ潜水!

狙う被写体は水深22m。ソフトコーラルの隙間に住んでいます。

事前にアドバイスをもらった俯瞰気味の角度で撮ろうと思うと、中性浮力を撮りながら撮影するしかない!!

水中に掴まれるような岩場はなく、ソフトコーラルに接触するとポリプが閉じちゃう……!
そして微妙に流れていて、中性浮力を取っていると右から左に流されちゃうし、ソフトコーラルもゆらゆらしている!!!!

という私にとっては難易度が高い状況でした。

とにかくシャッターを切るんじゃ!と思い切った枚数は70枚ほど。
そして奇跡的に目にピント合いつつ撮りたかったイメージの写真が2枚ほど残りました!

2%の確率!笑

アカホシカクレエビ

狙った通り、目にもピントが合いつつ、手の綺麗な色と形を残すことができました〜。
この子口元抑えて笑ってるみたいに見えませんか!?

NDLの全てをこの子に捧げた形になりましたが本望です!笑

エキジットに向かって戻る途中で、通称ワイングラスと呼ばれるナガサキニシキナの卵を紹介されましたが……全く上手く撮れない!笑
これも陸で相談しなければ……と思いつつ安全停止をしていたら……この子を発見!

ミナミギンポ

実は婚姻色をまとったオスもいて、この子がいる穴に2匹でむぎゅって入った瞬間も撮っていたのですが残念ながらブレブレでよくわからない写真に……。
またまた後ろ髪を引かれたエキジットとなりました。リベンジしたいぃ……。

3本目はリベンジ戦に……!

ワイングラスの攻略法を陸で相談できたので、3本目は1・2本目で撮れなかったネジレカラマツのガラスハゼとワイングラスに再挑戦することにしました。

そして撮れたのが……こちら!

ガラスハゼとネジレカラマツ

うーーーん、本当はぐるぐるの上から狙いたかったのですが、流れもあって難易度が高く……。
納得がいく写真にはなりませんでしたが、まぁまぁ形になったものが撮れた……と言えなくもない……いや言いたくない……。

今後は流れていない時にチャレンジしたいです。

ちなみにワイングラスは思った通りに撮ることができました〜!

ナガサキニシキナの卵とコケムシ

意識して撮ったわけではないのですが、写真右側にコケムシも咲いててくれて、イメージ通りのホワホワ世界になりました。

そうこうしている間に、流れが激流に。
これはやばそうだとみんなで慌ててエキジットへ。

アゲインストだったこともあり、なかなか進むことができていない女子組を見かねてカマさんがカメラを持ってくれました。
ゴロタを掴みながら這って前に頑張って進み、ようやくエキジットに近くなってきたと水面に顔を上げると……まさかの海が大荒れ。(そんな予報じゃなかったのに〜!汗)

井田には防波堤があるのですが、それを超える波がざぶんざぶん。
エキジットに手こずるだろうことを踏まえてガイドのしおみさんとうっちーがヘルプのために陸で待ち構えてくれていました。

体感ではありますが、4mほどあるような波にもみくちゃになりながらうっちーに支えてもらいなんとかエキジットすることができました。

一緒に潜ったメンバーが怪我をしないように、そしてみんなが持っている鬼高いカメラが壊れないように、カマさん・しおみさん・うっちーが全力で波に向かっていて、ガイドさんすごい……と尊敬の念を抱かずにはいられないエキジットとなりました。

エキジット後も勉強!

ガイド陣の皆さんの奮闘のおかげもあって、みんな無事にエキジット。
一息ついたら、潜ったみんなでどんな写真を撮ったのかチェックタイムに!

あーだこーだ言いながらみんなでワイワイチェック

同じ被写体でも人によってアプローチ方法が違うので、あ〜こういう撮り方もあるのか〜とか、こういう写真にするにはどうしたらいいの?と質問したりととても勉強になります。

おわりに

さてさて、今回は三島拠点での動き方をレポって見ましたがいかがだったでしょうか!?
新幹線を利用したら関東圏・関西圏の方も電車で行けちゃう三島!
めちゃ便利なのでぜひダイビングの拠点にしてみてくださいね〜!
(そして気に入ったら移住してAYAと移住仲間になりましょう!笑)

AYA

10,861 views

ダイビングのために住む場所も仕事も変えたフリーランス女子。 1989年宮崎生まれ。 伊豆の海が好きすぎて、東京から縁もゆかりもない三島に移住。 サーファーズ...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。