マダラハナダイを撮りたい!ハナダイパラダイス赤沢でダイビング女子会!?
今回はAYAの友達 シーグラスアーティストのマナミちゃん(@koiro.trip)と赤沢ダイビング女子会をしてきました!
赤沢の海の魅力だけでなく、アフターダイブにおすすめのスポットもお届けしたいと思います!
赤沢の海
今回訪れた赤沢は、伊東市の南端にあるダイビングスポット。
伊東の中でも一番小さな漁港で、漁師さんも地引網一艘のみという、のんび〜りした場所です。
忘れられた最弱の港(後述のみつるさん談)と思いきや、海の中は最強のハナダイパラダイス、それが赤沢です。
赤沢は東伊豆にあるポイントですが、北東の風に強いダイビングスポットなので、「風で海が荒れて東伊豆で潜れない〜!」という時も安定して潜ることができるそう。
ダイビングポイントとしては、ビーチ1ヶ所、ボート5ヶ所の合計6ヶ所があります。
今回ビーチポイントには潜りませんでしたが、ビーチはダイビングサービスの目の前のスロープからエントリー。
器材を背負うのに楽な台もあり、なんと背負って10秒でエントリー可能。笑
漁港内なので基本的に波もなく、個人的には伊豆のビーチポイントで一番楽なビーチエントリーだと思います!
ボートポイントは平島・中の崎・0番(イボヤギ岩)・3番(三角岩)・5番(タートル)の5つですが、どれも港から5分以内に行ける距離。
ボートポイントというと、通常は沖にある根に行きがちですが、赤沢のボートポイントは沖に出ません。
メインのダイビングポイントである0番・3番・5番は隣接していますが、端から端までだいたい400mほど。
伊雄山の噴火で流れ出た溶岩が海に向かって流れていった場所なので、地形的には陸側から沖に向かって急傾斜となっています。
0番〜5番は端から端までの距離が400mほどなので、そんなにポイント数いる?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの距離で海中の様子はガラッと変わります!
急激に変わる地形だからこそポイントによって居着く生物が変わり、水中100m付近まで続く溶岩地帯だからこそ普段は深場にいる生物が上がってきやすいポイントなのです!!
そんな赤沢ですが、今回は赤沢ダイビングセンターの仲榮眞(なかえま)充さん(以降、みつるさん)にガイドをお願いして、0番と3番を中心に潜ってきました!
3番(三角岩)
今回狙うのはマダラハナダイ!
本来はファンダイビングでは行けない深場にいる生物ですが、赤沢ではギリギリの40m付近にいるとのこと。
水深40mでのダイビングのリスクを極力下げるため、赤沢ではNDL(無限圧限界時間)と酸素中毒の影響を考慮した、通常のエンリッチド・エアよりも酸素濃度が薄いものを使用することができます。
ダイコンもしっかりセットして……いざ出陣!
ブイエントリー後は、斜めに深くなるゴロタに沿って一気に40mまで潜降。
ガイドのみつるさんがライトで生物を照らしてくれます。
マダラハナダイご対面〜!!!!!
ハナダイ好きを公言しているAYAですが…見分けるのは下手!!!!笑
言い訳をさせてください!!!!
実はブリーフィングで「マダラハナダイは警戒するとピンクが強くなっちゃうんですよ」と聞いていた私。
マダラ模様がなくなるくらい警戒されているのか!!!?と思っていたのですうぅぅぅ!!!!!
ガイドのみつるさんが水中で「撮れた?」と聞いてくれた際、思いっきりOKサインを返してしまいましたよ……!恥ずかしい……!!笑
一生懸命撮っていたこの子はフチドリハナダイで、肝心のマダラハナダイちゃんは、フチドリハナダイの奥にちょこんと居た模様……
陸に戻ってきていそいそと撮れた写真を確認してもらった時の、居たたまれなさといったら……。笑
フチドリハナダイはそれはそれで可愛いので良いのですが、良いのですが、良いのですが……ちょっと(かなり)口惜しいダイビングになってしまいました。
0番(イボヤギ岩)
諦めきれず2本目もマダラハナダイを狙いに!
0・3番は隣接しているので0→3→0番のルートで潜らせてもらいました。
(一緒に潜ったチームの皆さん、AYAのわがままにお付き合いいただきありがとうございました……!)
ブイエントリー後の景色は、0番に比べるとより大きなゴロタが目立ちます。
ゴロゴロした岩というより巨石の方がイメージが近いかもしれません。
0番から3番に向かって潜行しながら進むにつれて、岩の大きさがずいぶん小さくなっていきました。
景観の急激な変化が生物の豊富さに繋がるんだなぁと思いながら、再び3番方面のマダラハナダイがいる場所に向かいます。
ガイドのみつるさんのライトを頼りに、今度こそ自分の曇りなき眼を信じてマダラ模様がある子を探します。
そして……遂に……
会えました〜!マダラハナダイちゃん!
感動に打ちひしがれていましたが、DECOを出さないように早めにお別れとなりました。
赤沢で会えるアイドルたち
DECO出さずに安全第一でダイビングをしていたので、今回は会いに行けませんでしたが、赤沢では他にもたくさんのハナダイに出会うことができます!
AYAは未だ撮れていませんが、アカイサキやミナミハナダイ、アカボシハナゴイたちにも会うことができるそうです。
また伊豆随一の数を誇るハタタテハゼのハーレム(50匹くらいいるそう!)や、コウリンハナダイのハーレムなどなども観察できるとのこと。
ちなみに大きな根があるわけではないので、ハナダイたちの群れをワイドで撮るのはかなり難易度高めです。
ですが、ハナミノカサゴと巨大イソバナが撮れる場所などもあるので腕に自信がある方はぜひワイドもチャレンジしてみてください。(AYAは実力不足でした……)
ぜひ、スクモンのスポット情報を確認の上、アプローチしたい生物がいる時期を狙って訪れてみてくださいね!
水面休息時間
深場にいくことが多い赤沢の海は、水面休息時間が長めです。
暇だな〜というときは…ぜひこちらをチェック!
受付付近にレンタル可能なフィン・マスクなどがずらり……!
フィンやマスクって試してみないと使い心地わからないですよね。
試してみたいものがあれば声をかけてみてください!
そして、施設内をよくよく観察すると、赤沢の漁師さんお手製の剥製も…!
漁師さんの趣味で作っているものだそうで、展示されているものがちょこちょこ入れ替わっているようです。
かっこいいのでぜひぜひ陸上でも映え写真を撮ってみてください!
アフターダイブは温泉女子会
現地サービスがある赤沢ダイビングセンターのほぼ真上にはDHCが運営する赤沢日帰り温泉館があるので、アフターダイブで遊びに行ってみました!
温泉受付を抜けると先ほどまで潜っていた赤沢の海が一望できました!
大浴場は3Fと最上階の4Fにあり、男女日替わりで楽しむことができるよう。
AYAたちが利用した時は女性が最上階でした。
流石に温泉の様子は撮影できませんでしたが……露天風呂はまさに海との一体感を味わえる素敵な空間が広がっていました!
夕暮れに染まる赤沢の海をみながらのんびり露天風呂に浸かる時間はまさに至福のとき!
温泉の景色もよかったのですが、洗い場のシャワーが勝手に止まるタイプのものじゃなかったところも地味に嬉しい。
特に女性は共感してくれるのではないかと思うのですが、髪の毛を洗い流す時にこまめにプッシュするのはめんどくさいですよね。笑
加えて、バスタオル、フェイスタオルは使い放題!
髪の毛が長いダイバー女子の方には特にポイント高そうだなと感じました。
さらに……さすがDHC運営。
化粧水などのアメニティもしっかり置いてありました。
ダイビングはただでさえ大荷物なので、最小の荷物で移動したいですよね。
潮と日光で酷使した肌に化粧水がぐんぐん浸透していきました。
お風呂上がりは休憩室にて一休み。
温泉でさっぱりした後、ゴロゴロしながらログ付けしたり、写真選定するのもいいですよね!
お腹が空いたらレストランへ。
今回は期間限定冷麺と金目鯛のひつまぶしをチョイス!
温泉で体はポカポカ、美味しいご飯でお腹はいっぱい、海の中はアイドルだらけと日帰り旅ではありましたがとても充実した1日を過ごすことができました!
あれ、こう振り返ってみると海での女子会要素が少ない・・・?
はい、海を目の前にするとダイビングに邁進してしまった私たち。
まぁでも、女子が二人揃えば、ダイビング女子会ですよね?笑
それぞれ夢中になるのが許されるダイビング仲間がいるって、幸せなことだなと思いました。
とにかく楽しかったです!♡
ガイドのみつるさん曰く、「赤沢の海はいつも空いてるよ!笑」とのことなので、是非是非足を伸ばしてみてくださいね〜!
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