Cカードとは?
スクーバダイビングのライセンスを持っていることを
「Cカード」を持っている、と良く言います。
今回は、Cカードについてお話ししたいと思います。
■Cカード≠ライセンス!?
「ライセンス」という用語からは「免許証」というニュアンスが強く感じられてしまいます。
Cカードは「免許」とは意味合いが異なるもので、
Cカードをそのまま日本語にすると「認定証」という訳になります。
Cカードとは、「Certification Card」の「C」だったんですね。
■Cカードの存在意義
ダイバーとなるためには、ある一定以上の知識と技術が必要です。
この「ある一定以上の知識と技術」というものが、各指導団体の指導基準に盛り込まれており、
世界で同一の指導基準が制定されているために、
指導団体が異なっていても、すべての団体でのライセンス取得が「Cカード」と呼ばれるのです。
そしてそのダイバーとしての最低レベルの指導基準を定めているのが、
WRSTC(World Recreational Scuba Training Council)という組織になります。
■WRSTCとCカード協議会
WRSTCとは、1997年に、カナダ/アメリカ/日本/ヨーロッパの4地域の指導基準管理普及組織の賛同を得て、
設立させられた国際組織になります。
WRSTCが最低指導基準を制定しております。
日本の場合、「Cカード協議会」という組織がWRSTCに加盟し、
日本国内の主要なCカード発行組織10社によって構成されている団体です。
■Cカードは国際的な資格
と、いうことで、スクーバダイビングライセンスの取得、
つまりCカードを発行することで、
世界中ほとんどの場所でCカードを提示すれば、
「あなたは、必要最低限のトレーニングを受けているのですね」
という証明になるということです。
※一部、特殊なトレーニングを受けなければ潜水できないスポットがあるのでご注意ください。
■各指導団体のCカードデザイン紹介
こちらでは、主要な指導団体のCカードのデザインをご紹介します。
デザインで指導団体を決めるのもアリ(!?)かもしれませんね!
・PADI
・NAUI
・SSI
・BSAC
皆さんはどのCカードが気になりましたでしょうか??
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