イルカとふれあえる水族館★冬のシーパラデートを満喫する♪
寒くなってきましたね。めっしです。
ダイバーならではの水族館デートを提案するこの企画も、はや4回目。
今回は横浜・八景島シーパラダイスにお邪魔します。
毎度毎度、不機嫌な表情で登場して申し訳ないですが、何を隠そうしげさんが遅刻しています。
広報さんとのアポイントメントは10時なのに、9:56分着の電車で来るというのです。
こう見えて我々、ちゃんと取材許可をとっているのですよ。どうだ、驚いたか。
まだまだ弱小メディアの我々にも快くOKを出してくださる株式会社横浜八景島さんは懐が深いんじゃ。
4分しかないのはヤバイ。すごくヤバイ。
なぜならシーパラはこんなに広いから。
水族館だけで4つも施設があるんです!
シーパラダイスは遊園地、客船ターミナル、レストラン街、ホテルなどを含めた総合娯楽施設。まさにパラダイスなのです。
駅から水族館まで10分かかるところを4分で行かなければならない。嫌です、走りたくないいいいい。
やっとしげさんが来ました。
「ごめん!」
まさか走ることになるとは思わなかったので、取材用にかっちりした靴を選んできてしまいました。
しげさんも今日はかっちりした服装で来ているはずです。
本気のランニングシューズ!!!!!!
本気のダッシュ!!!!!!
置いていかれました。
ダメだ……運動不足で300mも走れない……ハァハァ……
ようやく入り口まで来たぞ……
しげさんはどこだ……ハァハァ……
あっ、いた。
「おーい、めっしー」
わあ、ソフトクリーム美味しいなあ。
って食ってる場合じゃねえし!!!!
時間ねえっつってんだろ!!!!
急いで広報さんに挨拶に行きます。
※ソフトクリームは秒速で美味しくいただきました。
アクアミュージアム
まずは水族館で一番大きな施設、アクアミュージアムへ。
大人気のベルーガが僕たちを出迎えてくれます。
記念写真をパシャッ。
特別に撮影していただけて嬉しいので自慢のためにもう1回載せちゃいます。
海の宝石シェルリウム
さあ、展示を回っていきます。
アクアミュージアムは5階建ての大型施設。
海の宝石シェルリウムでは、色とりどりのウミウシが飼育されています。
シンデレラウミウシ
スパニッシュダンサーこと、ミカドウミウシ
シーパラを楽しむポイント!
面白い名前のウミウシを話題にして盛り上がれ!
ウミウシの種名って面白いものが多いですよね!
シンデレラ、かぐや姫、インターネット、霜降り亀さん、いちごミルク、こんぺいとう、ボブさん、キャラメル、白うさぎ……などなど。
「シモフリカメサンウミウシっていうウミウシがいてね!霜が降ったように白い点々があるからシモフリで、亀みたいな模様があるからカメサンなんだよ!なんで”さん”をつけたんだろうねww」と、話題をふってあげましょう!
ところで僕は海の生き物でウミウシが一番好きなんです!
よくこんな名前つけたなー!というものばかり!
もっと水族館でウミウシが見たいなー
だってダイビングのとき探すの大変だから。水族館で見れたら楽でいいでしょ?
シーパラのウミウシ展示数は日本一。
ウミウシ探しに夢中になり「お前、ダイビングのとき岩ばっか見てんな」と言われた僕もとっても楽しめました!
真珠の採取体験
ここではアコヤ貝から真珠を取り出す体験ができます。しかもペンダントや指輪に加工もできるんです!
これはデートにもってこいですね!
体験料は1000円。真珠ですぜ? お得だわー
その場でアクセサリーに加工することもできるので、世界でひとつだけのプレゼントをパートナーとプレゼントしあうのもいいですね!
ジンベエザメのいる大水槽
そしてシーパラダイスの目玉展示、大水槽へ!!
シーパラと言えばジンベエザメ!
しばらくジンベエザメの飼育は行っていなかったのですが、千葉県館山沖の定置網に迷い込んだオスのジンベエザメが10月4日から新たに展示されるようになりました!
東日本でジンベエザメを展示しているのはシーパラダイスだけ!
現在、体長 4.5m ほどですが、5.5m を超えると水槽での飼育が難しくなるので外洋に放流してしまうそうです。
今のうちに急いで見に行きましょう!
水中エスカレーター
水中エスカレーターを通って3Fへ移動します。
ジンベエザメやハンマーヘッドシャークを下から眺めながら、機械で移動する。
まるでジュール・ヴェルヌの『海底2万マイル』の世界に入ったような不思議でワクワクする感覚を覚えました。
シーパラを楽しむポイント!
ハンマーヘッドシャークの頭の秘密を披露しろ!
横に長ーい頭が特徴のハンマーヘッドシャーク。
この中には、獲物が筋肉を動かすときに出る微弱な電流を感知するロレンチーニ器官というものがぎっしり詰まっています。
砂の中に隠れた獲物もハンマーヘッドシャークには”丸見え”というわけです。
ハンマーヘッドと一緒にダイビングしたい!という方は、神子元島や冬の与那国島に行くのがおすすめですよ。
海のゆりかご、アマモ
ここで大学で生態系について学んでいた僕のテンションがぶち上がるものを発見↑↑
ジュゴンやマナティの仲間が絶滅危惧種になってしまったのもそのせいなんですよ
海草・海藻が吸収する二酸化炭素をブルーカーボンといいます。
横浜市はブルーカーボンに注目していて、ここ横浜・八景島シーパラダイスや地元の大学と連携して地球温暖化対策に活かせないかと研究に取り組んでいます。
環境保全にすんごい努力なんて必要ありません。ゴミを分別するといった小さいことから始めていきましょう。ちょっとずつちょっとずつ。
※この話題はデートには固すぎ?かも…笑
奴との再会
と、ここで奴との思いがけない再会が待っていました。
そう、オオグソクムシです!!
※閲覧注意!クリックするとモザイクが外れます。
わさわさわさわさわさわさわさわさわさわさ……
オオグソクムシとしげさんとの最初の思い出、ヨコハマおもしろ水族館の記事はこちらからどうぞ。
フォレストリウム
屋外に出ると、水辺と森の生き物たちに出会えるフォレストリウムが待っています。
フラミンゴがいたり、
ペリカンがいたり。
最近、森やジャングルをテーマにした展示が水族館に増えている印象がありますね。
私見ですが、その背景には、海と山を分けて考えるのではなく、一体のものと考えてほしいという思いがあるのかなと思います。
森と海は川という道路でつながっています。
豊かな森で生まれたたくさんの栄養が川を通って海に流れ込みむと豊かな漁場が育まれます。
漁業を営む方々は古来からこのことを知っていて、森林の保護に取り組んできました。
漁業者に保護されている林を魚つき林(うおつきりん)と言います。
水族館だから海のことだけやって、陸のことは動物園や植物園にお任せ!というのではなく、海も森も大きなシステムの一つの側面なんだと知ってほしいのではないでしょうか。
恐怖のイベント!
ところで、このフォレストリウムでぜひ体験してほしいイベントがあります。
それは、
狂気!ピラニアに目隠しでエサやり!!
フォレストフィッシュフィーディング!!!!!!
YouTubeにアップされている出川哲朗さんの体験動画を見てみましょう。
やべえ…やべえっすよシーパラさん…
※出川さんは高度な訓練を受けています。絶対に真似しないでください。
ってテロップ必要なやつだよ……
狂気に満ちたこちらのイベントは、ピラルク・テッポウウオと日替わりで開催されているので行われない日もあります。注意してくださいね。
アクアミュージアムでのショー
アクアミュージアムの最後は、アクアスタジアムで迫力とユーモアあるショーです!
セイウチが腹筋をしています!
見事!腹筋が横に3つに割れています!鍛え抜いたタプタプの体です!
ドルフィンファンタジー
アクアミュージアムを出て、次はドルフィンファンタジーを訪れます。
頭上を泳ぐイルカたちはまるで空を飛んでいるよう。
幻想的な癒やしの空間が広がります。
シーパラを楽しむポイント!
ここで結婚式を挙げられる!
デートでは少し気が早い話題かもしれないですが笑
でも、初めて二人で行ったところはシーパラ、結婚式もシーパラ!なんてことも夢じゃないわけです!
将来はこの人と一緒になる!と既に決めている方は下見に行くのもありだと思いますよー
イルカたちに祝福されながら挙式なんて、もう、最っ高に思い出になりますね!
詳細はこちらに貼っておきますね→http://www.seaparadise.co.jp/wedding/index.html
ふれあいラグーン
シーパラはふれあいが魅力!
海の生き物たちと直にふれあえるふれあいラグーンを訪れました。
ここでは、なんと!イルカにタッチできるということで早速、突撃です!
イルカたちにはアポをとってないので、イルカたちから見たら突撃取材です。
さわさわ。
いかにも速く泳ぐことに特化した体をしているのだな、と感動を覚えました!
ずっと僕たちのそばにいてくれました。
お互いの気持ちがつながっているような感覚になり、受け入れてくれることを嬉しく思いました。
トラウマの治療にドルフィンセラピーが行われる理由がわかったような気がします。
ふれあいラグーンでは他にベルーガ(シロイルカ)やコビレゴンドウ、ペンギン、オタリア、セイウチなどにも触ることができます!
ペンギンとツーショットが撮りたい!絶対また来ます!
お昼ごはんは自分たちで…?
もうそんな時間でしたか。さ、レストランでお昼だ。
と思いきや、連れてこられたのはこちらの施設。
そうなんです、シーパラでは釣りができるんです。
シーパラでは海の生き物との付き合い方について学ぶ ”海育” に力をいれています。
見て楽しむだけではなく、普段、食卓に上がっている魚たちをどうやって獲っているのか、体験して学ぶことができるんです。食育の一環ですね。
エサはこちらのエビ。
釣り針にエビをつけます。
3秒後。
活きのいいマアジが釣れました。
うまそう……
準備OK。
なぜでしょう。僕がやると全然釣れません。きっと寒くて腕がにぶっているのでしょう。
あったかいなあ。これで釣れるに決まっている。はっはっはっはっ。
もう一度チャレンジです。
全部で4尾も釣れました。
シーパラを楽しむポイント!
アジを釣り針から外してあげよう!
生きた魚に触ったことがないという人もいますよね。
そんなときはさりげなくサッと釣り針を外してあげましょう。
ふれあいファームの釣り針には返しがないので簡単にとれます!
これでパートナーからのポイントアップです!わかりませんけど(無責任)。
逆に、「えー、こわーい」と言ってパートナーに活躍の機会をもたせてあげるのもある意味、大人の対応ですよ。
釣りたてのアジを唐揚げにして堪能
釣った魚はキッチンに持っていき、唐揚げにしてもらえます(1尾につき190円)。
さっきまで「水族館に行った直後に魚を食べるなんて……」と感傷的な気分だったのですが、唐揚げの香ばしい匂いで全部吹き飛んでしまいました。
釣りたてのアジはふわふわでとっても美味しかったです!
今日も笑顔になれました。
取材時間は3時間の予定だったのですが、5時間も楽しんでしまった横浜・八景島シーパラダイス。
正直、まだまだいたかったなーと思います。
ペンギンともふれあいたかったし、夜のドルフィンショーも見たかったし、コツメカワウソと握手できるまで粘りたかったです。
本当に丸一日いられます。
残念がりながら、八景島駅に向かう途中。
衣類は臭う前に洗濯しましょう。
横浜・八景島シーパラダイス
入場料
平日 10:00〜19:00
土日祝 9:00〜20:00
※日・施設により異なります。詳しくは以下の公式ホームページをチェックしてください。
横浜・八景島シーパラダイスは横浜シーサイドライン八景島駅から徒歩10分。
横浜駅から京急リムジンバスに乗っても便利ですね(大人片道800円。詳しくはこちら)。
車でアクセスする場合は1日1200円で駐車場を利用できます。
(詳しくはアクセスのご案内を見てね)
さらに、いないとは思います、いないとは思いますが念のため案内しておくと、自家用船でのアクセスも可能です(要予約)。
1日じゃ遊びきれない!という方にはホテルもありますので、心ゆくまで八景島を楽しんできてください♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
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