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ハンマー始めました。~2017 神子元島より~

海について

ハンマーシーズン到来!?

梅雨入りしたとはいえ暑い日が増えて来た今日この頃。

本格的なダイビングシーズン到来と言っても良いでしょう!

そんな中、南伊豆・神子元島には今年もダイバーの憧れ、ハンマーヘッドが到来しています!

ハンマーヘッドって?となった新入生のみなさんは、こちらからまずはハンマーについてをご覧ください!

アカシュモクザメ(ハンマーヘッド)

先週(記事執筆:2017年6月20日)の頭ころからぽつぽつと群れが観察出来ている様です!

これは行くしかないですね!!

筆者も昨年度は2度程ハンマーアタックし、1勝1敗・・・
今年もワクワクする季節の始まり!たくさん潜りに行きたいですね!


ということで、ハンマーヘッドや神子元島について、現地の海のプロに伺ってみました。

神子元ハンマーズ、有松 真さんにお話を伺ってみた!

神子元ハンマーズ オーナー 有松 真さん

Q. 今年のハンマーの出具合はいかがですか?

例年より出現時期が早いと感じています。
通常、単体の目撃情報が増えてから群れの目撃が増えてくることが多いのですが、すでに大きな群れも見られています。
気象庁の黒潮予報では、ハンマー大当たりだった2007年と同じような動きになるとの予報が出ていますので、今年も期待大!です!

Q.ハンマーシーズンはいつでしょうか?ベストシーズンは?

例年7月後半から10月にかけてがベストシーズンと言われることが多いですが、昨年は12月中旬まで出ていたりと、年によっての変動が大きいです。

Q.神子元島で潜る魅力について教えてください。

東京から日帰りで行ける海で、こんなにも魚影が濃く、大物との遭遇率が高く、ダイナミックでエキサイティングなダイビングが出来る海は数少ないのではと思います。
10年以上ガイドをしている僕でも、ハンマーヘッドシャークとの遭遇にはテンションが上がります。
ある意味独特なダイビングスタイルの海ではありますが、はまれば神子元以外では潜れないと言う人も!
ぜひ一度体感しに来て下さい!


憧れのハンマーヘッドの群れに巻かれたときの感動といえばもう全てのことがどうでもよくなります!

エキジットしてからもその余韻は留まるところをしらず、当分の間、思い出しては「ニヤッ」としてしまうほど!(笑)

神子元島は伊豆半島の最南端

そんな神子元島ヘは車なら東京から約4時間。(拠点となる弓ヶ浜まで)

電車なら伊豆急下田駅が最寄り駅となります。

伊豆急下田駅からは無料で送迎を行ってくれる場合がほとんど!

また、少しでも長い時間神子元島を堪能するため、ダイビング全日夜に下田入りをして前泊、翌日目一杯ダイビングをするというのも神子元ではスタンダード。

前泊は併設クラブハウスに破格の値段で、という現地サービスも多いので、是非前泊して神子元を堪能しつくしてみては!?

ハンマーだけじゃない神子元の魅力

もちろんハンマーだけでなく、ワラサの大群やマダラトビエイなど、とにかくダイナミックな海ですよ!!ネコザメやサカタザメといった底性のサメが多いのも特徴ですね。

ただし、神子元島は流れが速いことでも有名な海。

神子元ダイバーズ協議会では

経験本数30本以上必須
各自レスキューフロートが必携
潜水時間40分以内
チームの誰か一人でも残圧70になったら全員で浮上
フロートを上げながらの安全停止
セルフダイビング禁止

などといったガイドラインを定めています。

中性浮力が完璧にとれ、流れにも対応できる、ということを考えると神子元島でのダイビングを100%楽しむためには目安として

  • アドバンス以上
  • 経験本数50~100本以上

は欲しいところでしょうか。

新入生の皆さんは、今年の夏にしっかりスキルアップして憧れのハンマーヘッドの群れを見に行きたいですね!!

【情報・画像提供】

神子元ハンマーズ・有松 真さん

細谷 拓

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合同会社すぐもぐ代表社員CEO。 学生時代、大瀬崎でのでっちをきっかけにダイビングにドはまり。 4年間で800本以上潜り、インストラクターを取得。 静岡県三...

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