生物概要

生物について

ハナビラクマノミ【ダイビング生物情報】~花びらの名の由来とは~

淡い色が美しいハナビラクマノミは日本国内での発見から50年足らずと比較的新しく発見されたクマノミの仲間です。わからないことも多いクマノミの仲間ですが、名前の由来や生態行動には興味深い点もたくさん。今回は、そんなハナビラクマノミついて播磨先生...
生物について

セジロクマノミ【ダイビング生物情報】~臆病に見えて実はしたたかな乗っ取り屋!?~

日本国内でも観察することができるセジロクマノミは、まだまだ研究が進んでおらず、わからないことも多いクマノミの仲間のひとつ。今回はこのセジロクマノミについて播磨先生に詳しく解説して頂きます。世界に目を向けると、セジロクマノミと他のクマノミ類と...
生物について

スパインチーク・アネモネフィッシュ【ダイビング生物情報】~唯一独立したグループ(属)のクマノミ?~

一見カクレクマノミにも似ているスパインチーク・アネモネフィッシュは、本来日本には分布していない、インド洋から東部オーストラリア沿岸に分布するクマノミの仲間。古くからアクアリストに人気があるクマノミ類のひとつですが、これまで何度か分類の位置(...
生物について

アカハタ【ダイビング生物情報】〜安易な餌付けとその危険〜

今回は、アカハタの絵合わせのポイントから観察時期や生息場所、生態行動、観察の注意点、そして、食味まで、アカハタについて播磨先生に詳しく解説していただきます。有用水産物のため初期生活史が解明されているアカハタですが、播磨先生の観察結果によると...
生物について

チョウチョウウオ〜未だ解明に至らぬ産卵地・産卵行動の謎〜

​​「チョウチョウウオ」は、検索数の多いキーワードだそうだ。これは、チョウチョウウオに限らず、チョウチョウウオの仲間が調べられているということだろう。チョウチョウウオの仲間には綺麗な種がたくさんあり、人気の生物というのも窺える。しかしながら...
生物について

スベスベマンジュウガニ【ダイビング生物情報】〜生息地により毒が異なるカニ〜

その名の通り、“スベスベ”していて“マンジュウ”みたいなスベスベマンジュウガニ。しかし、そのキャッチーなネーミングとは裏腹に猛毒を持つカニとしても知られています。さて、そんなスベスベマンジュウガニの生態とは?エビ・カニ・ヤドカリ・貝類等に造...
生物について

アオウミウシ【ダイビング生物情報】〜ウミウシ界への最初の一歩〜

本州のダイバーにとってはなじみ深い、アオウミウシ。はじめて見たウミウシはアオウミウシというダイバーの方も多いことでしょう。本州では一般的なウミウシですが、鮮やかな青と黄色の体色から、カラフルなウミウシの世界の入口として一役買っているかもしれ...
生物について

ソメンヤドカリ【ダイビング生物情報】〜実はイソギンチャク剥がし名人〜

イソギンチャクを背負うという一風変わった生態を持つソメンヤドカリ。他のヤドカリとは明らかに異なる見た目から、興味を持ったことがあるダイバーも多いのではないでしょうか。今回はそんなソメンヤドカリについて、有馬先生に解説して頂きます。ソメンヤド...
生物について

レンテンヤッコ【ダイビング生物情報】〜海水魚で数少ない日本固有種と言われる真実〜

鮮やかな体色が美しいレンテンヤッコ。成魚が見つかる場所では、一年中観察できる魚です。そんなレンテンヤッコについて、絵合わせのポイントをはじめ、観察時期や生息場所、生態行動、観察の注意点などを播磨先生に解説していただきます。水中カメラマンの堀...
生物について

アカオビハナダイ【ダイビング生物情報】〜2021年に発表された性変換の新事実〜

鮮やかな体色で目を引くアカオビハナダイ。ダイバーに人気のハナダイの仲間ですが、2021年の研究により、性変換に関する新事実が確認されたことをご存知でしょうか?雌として産卵した後に雄になるものの他に、産卵を経ずに雄となる個体群がいることが明ら...
生物について

ピクチャー・ドラゴネット【ダイビング生物情報】〜美しきテグリ〜

一見、ニシキテグリと似ていますが、こちらは日本では報告されていないピクチャー・ドラゴネットという魚です。1990年代、小さな生き物撮影のブームが初めて起こった際には、生き物好きダイバーにとって憧れの種の一つでした。アクアリスト(海水魚飼育愛...
生物について

ニシキテグリ【ダイビング生物情報】〜観察調査から見えてきた繁殖生態行動〜

サイケデリックな体色で、目を引くニシキテグリ。ダイビングで観察するには、ニシキテグリ観察を目当てに計画を立てないとなかなか見ることができない珍しい魚です。一方、熱帯魚量販店では、セール用ビニール袋に詰められ安価に取引されることも多いんだとか...