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大学生の収入源、相場とは?

column

学生の本分は勉強。

そんなことは100も承知で言います。

大学生活は人生の夏休みだ!

今しか出来ないことを今やる!

遊ぶことも人生勉強だ!!

 

はい。

ダイビングしましょう。笑

さて、とはいえダイビングでなくても遊ぶにはお金が必要。

毎月毎月、月末の昼はカップラーメン食べてるけど、周りのみんなのお財布事情ってどうなんだろう。。。

今回はそんな疑問にお答えします!

いったいぜんたい、イマドキの大学生はいくら稼いでいるの!?

結論

概ね3~5万円。

以下、詳しく見ていきましょう。

全国調査の結果

今回は以下の資料を参考にさせて頂きました。

①全国大学生活協同組合連合会
第54回学生生活実態調査の概要報告(2019年2月25日)

②独立行政法人日本学生支援機構
平成28年度学生生活調査結果(平成30年3月)

①の学生生活実態調査(全国大学生活協同組合連合会)によると大学生(昼間部)の収入源の平均は

小遣い12,780円

奨学金11,060円

アルバイト40,920円

で、計64,760円となっているようです。

また、昨今の傾向としては下記、グラフに示されているように

お小遣いは年々減少傾向。それに対して、アルバイトでの収入は年々増加しています。

合計額も少しではありますが、上昇傾向にありあります。

 

では、次に週間のアルバイト時間の平均も見てみましょう。


【参考:平成28年度学生生活調査結果】

②の学生生活調査(日本学生支援機構)によると約90%の人が週に20時間以内と答えてるのが分かります。
しかし、上記の収入平均は41000円。20時間で割っても時給2000円以上。

そんなバイトあまり耳にしません(笑)

ということは21時間以上の人が相当額稼いでるため、平均値が上がっているということですね。
ここに学生ダイバーの多くは入ってるのではないでしょうか。

僕も学生時代は月80‐100時間なんてざらでした(笑)

これが多いのか少ないのか。
一方でよく聞く103万円の壁。

これについて、特に大学1年生などは知らないと思うので少しお話しておきましょう。

103万円の壁【扶養とは】

バイトをしているとよく会話に

「103万円まであといくら稼げる?」だったり

「そんな働いて扶養大丈夫なの?」

など耳にする機会があると思います。

みなさんこれしっかりと理解できていますか?

がむしゃらに頑張ってもこれを理解できていないと損してしまうかもですよ。

 

では解説していきます。

まず、抑えてほしい数字が2つ。

①103万
②130万

です。

それぞれを簡単に説明していきましょう。

①103万

この額をを越えると収入に所得税がかかります。
とは言いつつ、103万の所得税はごく少額。そのくらいならすぐ取り返せるから!と働く学生も少なくありませんが、ここで注意!!

親御さんに迷惑をかける可能性が…

年収103万円以下の家族を持つ人(親御さん)は、扶養控除と言って、税金が優遇されています。
しかも、その家族の年齢が19歳以上~23歳未満、つまり大学生に相当する年齢の場合には特定扶養親族と言って、通常以上に優遇されています。

簡単に言うと、みなさんの年収が103万円以下なら、親御さんの税金が安くなるんです。
逆に言うと、みなさんの年収が103万円を超えると、親御さんの税金が高くなってしまいます。

親御さんの年収500万円だったとしましょう。
子どもの年収が103万を越えると親御さんの支払う税金が年間10万円ほど増えてしまします。

これは、優遇制度が使えなくなったためです。このように自分だけでなく親に迷惑をかけてしまうことも。

②130万

この額は国民健康保険料と国民年金を支払う必要が生じる金額です。

「そのくらい払ってやるよー」と考えたそこのあなた。払えるならそれでもいいですが、結構な大金です。

例えば年収130万円の場合の手取りは1,081,824円

約22万円が税金や保険料に取られます。
(参照:年収別 手取り金額 一覧)

103万円と比べてみてください。

単純計算で130万円-103万円は27万円分多く働いています。時給1000円だとすると270時間分です。

270時間働いたのに実際の金額は108万円‐103万円の約5万円しか変わりません。

これは5万円÷270時間=185円(時給)

 

185円で270時間働きたいならご自由に。
ですが、効率的に考えて働くのも大切なのではないでしょうか。

 

もっと詳しく知りたい方はこちらから

【103万円の壁】扶養から外れるとどうなる?

【勤労学生】裏ワザ?103万円の次なる壁とは!?

だいがく編集部の学生時代

調査結果の報告だけでは面白くないので、もうすこし踏み込んでみましょう。

だいがく編集部メンバーは全員大学時代、ダイビングサークルに所属していました。

今回は、その当時のお財布事情を大公開(笑)

扶養を超えないようにするには。

筆者が考える学生ダイバーに向いているバイトも紹介していきたいと思います。

在学中に800本、大学卒業と共にダイビング業界に就職 細谷拓の場合

気合の節約術!!

当時はダイビングばかりしている学生でしたが、

月の収支は

月平均バイト代:4万円
親からの仕送り:3万円
平均月収入:7万円

固定費(食費、通信費):3~4万円

差し引き:3~4万円

は月々自由に使えていた計算です。

 

ちなみに一番節約していた時だと…

朝食:炊いておいたご飯
昼食:おにぎりに味噌を入れて持参
夕食:原則まかない飯。自炊の場合は200円以内。

で、1日の食費を400円と決めていました(笑)

 

3年生頃からは少し余裕が出来て、1日1000円まで引き上げたっけ…(笑)

とにもかくにも、年間で自由に使えるお金は約45万円ぐらいでした。

 

在学中に600本、日本全国を潜り倒していました! 茂野優太の場合

しげ
拓さんよりは頭使って節約!(笑)

<在学中潜ったスポット>
伊豆半島→東西南は神子元までほとんどのスポット
神奈川→城ヶ島、葉山
伊豆七島→三宅8回、伊豆大島、遂には小笠原まで
沖縄→久米島、座間味、石垣島
その他→屋久島、柏島

 

【103万の壁との闘い】
ファンダイバーとして潜るにはダイビングに対して必ずお金がかかります。
インストラクターの場合は無料で潜れる可能性もありますが・・・
更には各地のポイントを潜るには移動費なんかも。
そこで始まるのが103万の壁との熾烈な闘い。

僕は、こうやって闘ってきました。

 

①支出を徹底的に抑える。
(1)彼女を作らない。
実際大学3年生の夏が終わるまで彼女はいませ・・・作りませんでした。
→こうして徹底的に交際費を抑えます。

 

(2)食費を切り詰める。
学生時代、実家生だった僕は朝は家の食パン、大学にはおにぎり、水筒(1リットル)を持参し、夜はバイトの賄い。ほぼ食費はゼロ円生活です。
土日は海に平日は週4日バイトをし・・・
週1回飲みに行ったとしても1週間の食費は4000円以内。1か月にして16000円。
こうして年間103万円から食費約20万円を引いても約80万円は使える計算!!

そうはいっても定期代やら、少しの服をユニクロで買ったり・・・なんだかんだダイビングに使えるのは50万程度に。

 

②103万に入らない収入(母親のパートのお手伝い)
僕の母親は家に送られてきた大量のチラシをポストに投函するパートをしてました。
それを手伝い月3万円のお小遣いを稼いでました。毎日大学に通う前の朝の時間にチラシを投函してから行くのです。1枚3円として月3万円なので月1万通のチラシを投函していたことになります。
学生だからこそ出来る体力技(笑)

 

①②の方法により見事に年間103万円の壁に打ち勝ち!
年間80万円程度のダイビング代を捻出していたのでした。

だいがく編集部の学生時代はちょっとやり過ぎ感ありますね(笑)

でも、逆に言えば、そこまでやれば数百本潜れちゃうわけです!

どれだけ潜り倒すかにもよりますが、大学生活でダイビングを行うことは、特別難しいことでは無い、と言えると思います!

他のサークルでもなんだかんだお金がかかりますからね…

参考

【サークル費用徹底比較】ダイビングサークルvsテニスサークル

ということで、遊ぶためにはしっかりとアルバイトをして

もちろん勉学も疎かにはせず…

潜り倒しましょう!

在学中に600本 インストラクターも学生のうちに・・・ 齋藤涼太の場合

涼太
バイトはひたすら頭脳戦!!

月平均バイト代:12万円
親からの仕送り:0万円(実家住)
平均月収入:12万円
固定費(食費、通信費):3~4万円
差し引き:8万円

 

毎月12万円!?
12万×12か月=144万
扶養バリバリ超えるじゃないですか!!と思った方、
しっかりと記事を読んで頂きありがとうございます(笑)

その通り、このまま1年働くと、余裕で130万円を超えてしましますね。

 

しかし、僕は夏は潜ると決めていたため、6-9月の4か月ほぼバイトはしていません(笑)
12万×8か月=96万ですので、あと7万円は細かい調整や計算をして稼げる月に稼いでいました。

 

全く夏働かなくて生きていけるんですか!?
という質問もあるかと思いますが、そこはダイビングショップやサービスさんのお手伝いをしたりして
お給料がダイビングなんて時期もあったりなかったり…

 

そしてオススメバイト先情報【実体験】です!

オフィス街で働きましょう!!

実際に僕は、大手町(丸の内)でバイトをしていました。
オススメする理由は2つ。

①時給が高い
僕は、系列店も多い居酒屋さんでバイトしていましたが、基本給1300円です。

1時間300円の違いは大きいですよね。
東京だけでなく、都心に近いオフィス街は比較的、給料も高いと思うので是非チェックしてみてください。

②土日祝日
①の時給に関しては、ダイバーじゃなくてもオススメできますが、僕が学生ダイバーにオススメしたい理由はどちらかというと②にあります。
オフィス街というのは、平日、オフィスに通うサラリーマンがお客さんです。

土日祝日は、オフィス自体がお休みなので、オフィス街にある居酒屋は基本、土日祝日が休みです。

だいたいの居酒屋が「土日祝日は混むから、バイト入って」と言われるでしょう。
しかし、オフィス街の居酒屋は土日祝日スケジュール組みたい放題でした(笑)

最後に

この記事を通して伝えたいことはただ一つ。

バイトはしっかりと考えて選び、働きましょう(笑)

とりあえず始めるバイトはお勧めしません。
行くのがだるくなって休む。そしてすぐに辞める。

バイトで癖づけると社会人になると大変ですよー(笑)

 

毎日頑張って働くからこそ、何か重要な時に休ませてもらえたり、
時給が上がったり、困ったときに助けてくれたり。

つまらないことも楽しむのが長続きするコツ。

そして働けば働くほど、海に行ける!

 

毎日、こんなこと考えながら学生時代は4年間、同じ店で、コツコツとバイトをしたものです。

みなさんもオススメのバイト先があれば、ぜひ学生ダイバー間で共有してみてください。

齋藤 涼太

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大学で、小さいころから夢だったダイビングに挑戦。そしてドはまり。 大学時代は、伊豆や石垣ででっちをしながら潜り倒し、気付いたころにはイントラに。 一般企業就...

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