黄金崎・安良里

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黄金崎・安良里について

穏やかな海で人気の生物たちをゆったり観察しよう。

西伊豆のダイビングスポット、黄金崎(こがねざき)・安良里(あらり)の情報をその魅力とともにご紹介します。

ダイビングの基本情報から、季節ごとの見どころをまとめたシーズナリティ、ダイビングポイント紹介まで、海の情報満載でお届け!

ネジリンボウ、カエルアンコウ、ニシキフウライウオなどのマクロ生物はもちろん、4〜9月にはトビエイとの出会いにも期待♪

黄金崎・安良里の特徴

黄金崎の夕景

黄金崎・安良里は静岡県西伊豆町にあるダイビングスポットです。

西伊豆屈指の絶景ポイントとしても知られていて、黄金崎公園の展望台からは富士山と眼下に広がるコバルトブルーの海の姿が見られます。

日没が近づくと岬全体の岩肌が黄金色に輝き、より一層美しい景色が現れます。これが、“黄金崎”という名前の由来になった光景です。

展望台の正面にある奇岩は馬の頭に見えることから「馬ロック」と呼ばれ、黄金崎のシンボルとして親しまれています。

また、安良里は静かな入り江の地形を生かしたマリーナと造船所があり、多くの大型船が停泊しています。

黄金崎・安良里ダイビングの基本情報

黄金崎エリアのビーチポイント、安良里エリアのボートポイント、それぞれに違った魅力を持つ海です。

穏やかなビーチポイントには、西伊豆では珍しい白砂が広がっています。
観察される生物数が多く、のんびりフィッシュウォッチングをするのに最適です。

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また、ボートポイントでは、ダイナミックな景観と出会えます。
迫力ある地形にカラフルなソフトコーラル、回遊魚の群れも狙えます。
特に夏場は、トビエイが見られるダイビングポイントとして人気です。

また、ビーチ・ボートそれぞれにダイバー専用の広い休憩施設があるため、雨の日でも快適にダイビングができます。

ダイビングのシーズナリティ

黄金崎・安良里の海の魅力を春夏秋冬に分けて、ご紹介します。

春の黄金崎・安良里

ネジリンボウ

春には伊豆エリアで最も早くネジリンボウが見られると言われています。
また、小型のトビエイを高確率で観察できます。

夏の黄金崎・安良里

アオリイカ

夏には水温の上昇と共に、8月中旬までアオリイカの産卵が観察できます。

トビエイ

春に続いてトビエイがよく見られる季節です。

秋の黄金崎・安良里

ニシキフウライウオ

秋は一年を通して最も生物観察に適した季節です。
水温が温かいまま透明度も良くなるため、レアなマクロ生物や小型の回遊魚の群れが見られます。

ネジリンボウの数は伊豆半島でも指折りであるほか、カエルアンコウやニシキフウライウオなど人気のマクロ生物をじっくりと観察することができるでしょう。

冬の黄金崎・安良里

イロカエルアンコウ

冬は水温は下がりますが、透明度が最も良い季節です。
12月にはクリスマスツリーとサンタクロースの人形、また、クリスマス後には門松が水底に沈められ、人気の撮影スポットになります。

黄金崎・安良里のダイビングポイント紹介

黄金崎は穏やかなビーチポイントの黄金崎エリアと迫力あるボートポイントが魅力の安良里エリアの2つに分かれています。

黄金崎公園

ミカヅキツバメウオ

ゴロタと砂地が広がるビーチポイントです。駿河湾の奥まった湾の中にあるため、海況が穏やか。

ゴロタ:大きめの岩や石のこと。ビーチの砂利止めなどに利用されることも多い。

特に、北風が弱くなる春から秋にかけて、安定した海況で潜れます。

ゴロタから砂地へ徐々に深くなる地形で、ダイビングエリアの最大水深は19mです。

エントリー・エキジット口はコンクリートスロープと手すりのロープが張られているため、初心者でも楽にエントリーができます。

クマドリカエルアンコウ

ネジリンボウをはじめとするハゼ類やカエルアンコウの仲間など、ダイバーに人気の生物が多く見られます。

また、水中に張り巡らされたガイドロープには、そのまま辿るとどの目印にただりつくのかのかを示す看板がついているため、バディ潜水も安心して楽しむことができます。

毎年5月中旬~9月中旬の土曜日限定で、ナイトダイビングも開催されています。

【エントリー・スタイル】ビーチ(セッティング場所から徒歩すぐ。エントリー場所はスロープ)
【最大水深】19m
【流れが出た場合】流れてもコース取りに影響を与えない程度
【ナイトダイビング】○

沖の根

キビナゴとカンパチ

安良里エリアの代表的なボートポイントです。
ダイナミックな地形に多様な生物が生息しており、春先にはマンボウ、初夏には大群のトビエイが見られる可能性があります。

根を見上げれば小魚を求めるカンパチやヒラマサが集まり、マクロ生物はハナタツやカエルアンコウが現れる、ワイドもマクロも楽しいポイントです。

根:岩礁や岩など、水底から大きく隆起した場所のこと

浅場のキンギョハナダイやタカベの群れも見どころのひとつです。

【エントリー・スタイル】ボート(港から約5分。エントリー時はブイを取る)
【最大水深】35m
【流れが出た場合】コース取りに影響を与える流れが発生することがある
【ナイトダイビング】×

御黄金(みこがね)

クダゴンベ

沖の根と双璧をなす、ボートポイント。
水深40mの砂地から水深5mまで巨大な根が立ち上がっています。

ソフトコーラルが多く、クダゴンベやオオモンカエルアンコウなどの様々なマクロ生物が住み着いています。
深場では、サクラダイやクダヤギクモエビの観察もできます。

最近では、アオウミガメとの遭遇報告が多くなってきています。

【エントリー・スタイル】ボート(港から約8分。エントリー時はブイを取る)
【最大水深】40m
【流れが出た場合】コース取りに影響を与える流れが発生することがある
【ナイトダイビング】×

その他のダイビングポイント

根崎

黄金崎・安良里へのアクセス情報

車でのアクセス:
沼津ICから車で約90分です。
100台分の無料駐車場があります。(GWと夏休み期間のみ有料)

電車・バスでのアクセス:
黄金崎までは伊豆箱根鉄道・修善寺駅より東海バスで「黄金崎クリスタルパーク」の停留所まで約75分。
安良里へは東海バスで更に5分です。

黄金崎・安良里の観光情報

黄金崎でダイビングをしたあとは、海鮮グルメを堪能しましょう。

まずご紹介するのは、安良里のボート発着所から徒歩1分の食事処よこ田。
地元では横田食堂と呼ばれる、人気の定食屋です。
金目の姿煮やアジフライなど、様々な定食メニューが揃います。

そして、黄金崎公園から車で2分のやぶ誠もダイバーに人気です。
アオリイカ天ざる、夕陽の黄金丼(カツオの漬け丼)が絶品!

▶︎やぶ誠(https://www.nishiizu-kankou.com/eat/yabusei.html

また、お土産も買えてしまうのが「海産屋・海産亭」。
魚屋さんが運営するお店で、その日の水揚げによって内容が変化する新鮮な刺身定食は人気の一品です。
併設の土産店で、干物や塩辛などを購入できます。

▶︎海産屋・海産亭 公式ページ(http://kaisanya.com/kaisantei.html

魚介類に飽きた方は、洋食やカフェへ。

安良里にあるカフェ&レストラン、る・れーぶでは、ハンバーグやパスタがお手頃価格でいただけます。

また、宇久須にあるガラスのミュージアム、黄金崎クリスタルパーク内にあるパニーニのお店、リリカもおすすめです。
土日のみの営業なので、ご注意を。

▶︎黄金崎クリスタルパーク(https://ikoyo-nishiizu.jp/crystal/

情報・写真提供:黄金崎ダイブセンター(https://arari.co.jp/

黄金崎・安良里のダイビングポイント

黄金崎・安良里で最近観察された生物

ミスガイ
オオウミウマ

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