マクロ派、ワイド派、カメラ派、地形派……
ダイビングの楽しみ方は人それぞれ。
それがダイビングの素晴らしさのひとつであることは間違いありません。
そしてスクーバモンスターズは、人それぞれに楽しみがあるダイビングで、あなただけの“好き”を見つける&深めるための羅針盤を目指しています。
そんなスクーバモンスターズはこの度、”データ派”のあなたのためのツールを公開しました!
そもそもダイビングに”データ派”なるものが存在するのかどうかはさておいて……
これまでもスクーバモンスターズではスポット探し、生物探し、ショップ探し、と様々な切り口から”好き”を探せるサービスを展開してきました。
各ページで様々な情報が得られるようにしてありますが、”生き物”に関しては、
スポット探しであれば、その場所と共にどんな生物が言及されているか
生物探しであれば、その生物がいつ、どんな場所と共に言及されているか
ショップ探しであれば、そのショップがどんな生物に言及しているか
そんな情報が一目にわかる様になっています。
一方で、
スポット探しである生物群だけや、ある期間にだけ絞ってみたり
生物探しであるスポットや、ある期間にだけに絞ってみたり
ショップ探しである生物群だけや、あるスポットにだけ絞ってみたり
はたまた、
複数の生物を対象にしてみたり
異なるエリアを比較してみたり
そんな自由な見かたはできませんでした。
もちろん、元々のデータとしてはそんな集計も可能な様になっています。
そして、そんな自由な見かたをしたい!
という声を多く頂きましたので、この度、集計できる様にしちゃいました!
スクモンアナリティクスとは
細かい説明はさておき、まずは使ってみたい!というかたはこちらからどうぞ。
スクモンアナリティクスは、生物、スポット、期間、ショップを軸として、スクモンが保有しているデータを自由に集計できるツールです。








もちろん、異なる条件での比較もできます。
例えば、
過去1年間、大瀬崎と伊豆半島で、東京都のショップが言及した生物
の比較がこちら。


TOP3だけを見てみても、大瀬崎は、
- ニシキフライウオ
- アカオビハナダイ
- カンナツノザヤウミウシ
であるのに対して伊豆海洋公園は、
- ニシキウミウシ
- カエルアンコウ
- アキアナゴ
と違いが見えて面白いですね。
同じ伊豆海洋公園で、東京都のショップと静岡県のショップを比較してみたものがこちら。


東京都のショップのTOP3は、
- ニシキウミウシ
- カエルアンコウ
- アキアナゴ
でしたが、静岡県のショップのTOP3は、
- カエルアンコウ
- アオウミガメ
- イソギンチャクモエビ
と、違いが見えてきます。
これを面白い!と思ってくれたあなたは立派な”データ派”ダイバーです。笑
他にも興味深い比較はたくさんあるのですが、全てをご紹介するには紙面が足りなさすぎるので、皆さん自身で色々と集計してみてくださいね!
Scuba Monsters Analytics
→https://scuba-monsters.com/analytics/
スクモンアナリティクスの使い方
ここからは詳しい使い方をご紹介していきたいと思います。
⓪初期画面
初期画面では昨日言及されたデータが表示されています。
昨日言及された生物、昨日言及されたスポットの割合、昨日言及されたショップのマップを見ることができます。



この画面には、いつでもホームアイコンをクリックすることで戻ることができます。
※それまで選択していた集計条件はクリアされます

①まずは集計結果となる軸を決める
生物、スポット、期間、ショップのうち、●●で●●に●●が言及されている★★、の★★の部分を最初に決めます。
一番左のアイコンが「結果」を選択するアイコンです。

②集計対象を自由に選択する
●●で●●に●●が言及されている★★、のうち、●●の部分を選択します。
生物に関しては和名(カナ)か学名、スポット、店名に関してはひらがなで一部を入力することで、自動的に候補が表示されます。

「対象」のタブをクリックしてから同様に選択することで、二つの条件を比較することもできます。
尚、現在選択中の集計対象は、右側に表示されます。

そして、集計対象を選択するごとに、随時グラフは更新されます。
尚、一度集計対象を選択した後は、①の集計結果も自由に選ぶことができるので、
上の画像の様に「カエルアンコウ科で言及された種ごとの割合」なども見ることができます。
③データの詳細を見る
現在の集計結果の情報ソースは、グラフの「データ詳細」をクリックすることで見ることができます。


また、その対象に関しての詳細へも飛ぶことができます。

④再集計する
グラフ上から各アイコンをクリックすることで、その対象を条件として再集計を行うことができます。

注意点
スクモン保有のデータはあくまで「言及されていた」というデータであり、その生物が必ずしも出現したことを保証するものや、その場所で必ずしもダイビングを行っていたことを保証するものではありません。
生物に関しては、実際に出現していたとしても、なにぶん自然相手なので、明日にはいなくなってしまうこともあります。
あくまで”データ派”の趣味的要素としてお楽しみ頂ければと思います。
また、スマートフォンでも利用可能ですが、パソコンからの方が操作を行いやすいため、パソコンからの利用をお勧めします。
今後について
期間限定、としている通り、まずは2025年1月31日までの限定公開とします。
また、予告なく2025年1月31日より前に公開を停止する場合があります。
尚、使用中にアンケート画面が表示される場合がありますが、是非ご協力頂ければ幸いです。
今回はテスト公開という意味で全て無料で公開致しますが、将来的には一部有料とさせて頂く場合がありますので、ご容赦頂ければと思います。
オマケ
Scuba Monsters Analytics、略してSMAです。
エスエムエーと読んでも良いのですが、敢えてカタカナ読みをするなら”スマ”でしょうか。
スマ、といえば「スマガツオ」の流通名で知られる魚。
もしかすると、本公開時にはスマのモンスターが登場するかも……?
Scuba Monsters Analytics
→https://scuba-monsters.com/analytics/