マクロの聖地・大月町/柏島

四国の南西端大月町と、その中にある柏島は、一般的にはあまり有名な場所では無いかもしれませんが、ダイバーにとっては憧れの地。
四国本土側にもたくさんのダイビングポイントがありますが、なんといっても有名なのは橋で繋がる柏島。
人口600人、周囲4kmほどの小さな島ですが、ダイバーの間では余りにも有名です。
※竜ヶ浜キャンプ場より画像引用
四国南西端であることから交通のアクセスは決して良いとは言えないにも関わらず、多くのダイバーが訪れます。
大月町(柏島)へのアクセスは電車であれば土佐くろしお鉄道・宿毛駅へ。
高知駅からは2時間、宿毛駅からさらに車で30分ほどになります。
また、京都から大阪、兵庫を経由して宿毛駅に到着する夜行バスや、九州方面からであれば佐伯港から宿毛港へのフェリーもあります!
関東からだと飛行機と電車合わせても沖縄と同じかそれ以上に時間のかかる柏島。
その魅力はマクロの聖地とも言える豊富すぎる生物相に尽きます。
1996年に高知大学が調査した結果によると、魚類だけで884種もの種類が。
今では1000種を優に超える種類が生息していると言われています。
日本に生息する魚類が約3500種類、実に1/3近くの魚が柏島で観察されていることになります!
3500種の中には深海魚などダイバーが基本的には出会うことの出来ない魚も含まれているので、ダイバーが通常出会うことの出来る魚という意味では、半分以上といっても過言では無いでしょう。
特にハゼの仲間は、他の場所ではなかなか見ることの出来ない生物も柏島なら十分に期待できますよ!
<シコンハタタテハゼ>
※海のいきものアルバムより画像引用
<ホムラハゼ>
※イワシ日記 ~水中写真、今日のイチマイ~より画像引用
<ナギナタハゼ>
HARAZAKI.NETより画像引用
ハゼだけでなく、ハナダイやピグミーシーホース、ハナヒゲウツボなどの人気生物も目白押しです!
<ピグミーシーホース>
※MarineDiving公式ブログより画像引用
<コウリンハナダイ>
※Jun’s Memory ~weblog version~ より画像引用
さらにさらに!
魚類だけでなく甲殻類やウミウシも負けず劣らずの豊富さ!
他では見られないようなレア物も平気で出てきてしまうので、もはや恐ろしい海です。
<フリソデエビ>
※海にKiss!より画像引用
<ゴルゴニアンシュリンプ>
※タオ島『海ログ』 Buddha View Dive Resortより画像引用
カラフルな魚に囲まれて…マンタが…ジンベイザメが…といったダイビングスタイルではありませんが、ダイバーなら絶対に訪れたい場所のひとつです。
もし、あなたの周りに
柏島に行きたい!
という人がいたら、その人はきっとダイビングにどハマりしている人ですよ!(笑)
ダイビング以外の見どころをいくつか。
まずはこちら。
※大月町観光協会より画像引用
観音様に見えますか?見えますよね!
その昔沖を航行する船に一条の明かりを送ったという伝説も残っている岩です。
そして、陸上の風景ではこちら!
※大月町観光協会より画像引用
むくり山の尾根沿い3kmに渡って立ち並ぶ12基の風車は圧巻!
さらに10月になると麓の国営農地には2000万本ものコスモスが咲き乱れます。
※宇和島発めぐる会日記より画像引用
コスモスと風車のある風景は、まるで日本では無いみたいですね!
※大月町観光協会より画像引用
私が個人的に、本当に本当に本当にどうしてもどうしても本当に行きたい海、柏島なので、少し熱くなってしまいました…(笑)
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