年賀状にまだ間に合う!2017年の干支っぽい海の生物
Photo by Bong Grit CC BY-ND 2.0
2016年も、もうすぐ終わりですね。
みなさん、年賀状の準備はお済ですか??
僕はまだです。(笑)
そもそも年賀状を出すこと自体、特に学生の皆さんは無くなっているかもしれませんが…
年賀状じゃなくても新年の挨拶ぐらいしますよね!
その時、ちょっとダイバーアピールしたいですよね!
そんなあなたにピッタリ!来年の干支にまつわる生物をご紹介したいと思います!
そもそも干支って?
ここで一旦豆知識。
干支って何?
そんなん、子、丑、寅、卯(ねー、うし、とら、うー)の十二支でしょ??
猫が入って無いのはネズミに騙されたからで、だから猫はネズミを今でも追っかけてる、って話の。
実は干支、十二支だけでは不完全なんです。
来年の干支は丁酉(ひのととり)です。
普通は酉年、なんて言いますが、正しくは丁酉が干支なんです。
子・牛・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
の十二支と
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
の十干
これを組み合わせたものが干支です。
『エト』にあてられた漢字も十二『支』と十『干』であることがわかりますね!
十干はあまり馴染みが無いかもしれませんが、中国から伝わった暦の表示などに用いられるもので、陰陽五行がごにょごにょなやつなわけです。(詳しくはググって下さいw)
で、十二支と十干を組み合わせて作ったものが干支。
組み合わせは60種類あります。
そう、干支が一周するから60歳で還暦、なわけです。
ここまでならまぁ十二支=干支でも良いかなーなんて思うのですが、干支の語源を考えると、明らかに十二支=干支は間違いであることがわかります。
干支の要素、十二支の相方である十干。
訓読みするときには、木・火・土・金・水と兄・弟が掛け合わさって
甲:木の兄(きのえ) 乙:木の弟(きのと) 丙:火の兄 丁:火の弟
と続きます。
十二支と十干で作ったから干+支で干支という単語ができたわけですが
その訓読みは、十干の『兄(え)』と『弟(と)』が順繰りに出てくることから『えと』となったわけです。
つまり、語源からしても干支=十二支とするのは、ちょいとやり過ぎなわけです。
2017年の干支にまつわる海の生物
少し前置きが長すぎましたね。
2017年の干支は丁酉です。
ということでトリにまつわる魚をまとめてご紹介!
※結局十干は思いっきりスルーw
ヤマドリ
Photo by Vin
名前からしてまさに『トリ』が入る魚!
そもそもなんで魚なのにヤマドリなのか…
というか鳥にもヤマドリって鳥いるし…
なんだか紛らわしい名前の魚ですが、2017年の海の生物筆頭でしょう!
ツバメウオ
名前に『ツバメ』。
トリですね。
このノペっとした魚のどのへんがツバメかって、所説ありますが…
胸ビレのあたりを下から見上げるとツバメに見える
とか
身体全体がツバメが羽を広げた状態に似ている
とか
幼魚がツバメに似ている
とかの理由で『ツバメ』ウオになったそうです。
スズメダイ
Photo by Vin
意外に気づきませんでした。
身近なスズメダイにも『スズメ』が入っていますね。
写真のTheスズメダイは若干地味ですが、スズメダイは非常に種類が豊富で、カラフルな物も多いので、年賀状などにはなかなか良いかもしれませんね!
クギベラ
Photo by Toby Hudson CC BY-SA 3.0
どの辺がトリなのって思いましたよね?
名前も全然関係ないし。
クギベラはひとひねり必要です。
英名がBird Wrasse。
Birdはもちろんトリですよね!
ちなみにWrasse(ラス)はベラという意味です。
つまり英名を直訳すると『トリベラ』
サンゴ礁で餌を食べる様子が、鳥が餌を啄ばむ様子に似ていることからこの名前がついたそうです。
2017年の干支(正しくは十二支)にまつわる魚、一富士二鷹三茄子ではありませんが、潜り初めの日に見れたら良い事あるかも!?
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