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ナイトカラーにドレスアップした生き物に大興奮♪静浦ナイトダイビング

海のレポート

みなさん潜ってますか〜?

今回はAYAがハマっているナイトダイビングについてレポしていきたいと思います!(一月に3回も行ってしまいました)

今回ナイトダイビングをしに行ったのは静浦!
淡島に引き続き、ふらら日和の八木さんにガイドをお願いしました。

あわしまくろのレポはこちら!

ナイトダイビングに向けて現地に集合〜!

現地サービスは静浦ダイビングセンターさん。
集合が18時だったので、日中はガッツリ仕事してから静浦に向かいました。

編集注:よく知っているポイントで、(ガイドと潜る場合)よく知っているガイドと潜るという以外の場合は日中に一度潜ってからナイトダイビングを行う様にしましょう。

この日の日の入りは19時近く。
ちょっと早めの集合だな?と思っていたら、八木さんから

「エントリーをサンセットダイブ、エキジット時にナイトダイビングになるのと、完全に日が沈んでからエントリーになるナイトダイビングにするのとどっちがいい〜?」

と聞かれました。

なんと、どの時間で潜り始めるかによって、見られる生物が変わるんだそう。
ちなみに、サンセットスタートだとハナダイのナイトカラーを見ることができて、ナイトダイビングだとエビ系のナイトカラーが見られるとのこと。

日の入りを待ちながらブリーフィング

めちゃくちゃ悩んだのですが、今回はエビに絞って日が沈んだ後のナイトダイビングにしました。

いざナイトダイビング!

完全に日が落ちるまでのんびり外を眺めながら、とっぷり日が沈んだ19時20分ごろにエントリー。
水中ライトを灯してまずはアオリイカの産卵床へ。

実はこの日は大潮。
アオリイカのハッチアウトっていつ起きるのかわからないけど……なんか大潮だったら出てくるとかありそうだよね!と期待して行ってみました。

結果は……ハッチアウトは見られませんでした。残念。

なお、今回潜ったのはコーラルポイント。
その名の通り、ミドリエダサンゴが生えているポイントです。

沖縄でも早めにサンゴの産卵が始まっているし、今日は大潮だし、静浦でもサンゴの産卵とか起きちゃったり!?と期待して覗いてみました。

が、こちらも不発。残念。

夜のお魚たちとの邂逅

気を取り直して他の生物を探してウロウロ。
なんか八木さんが指さしているので見てみると……なんかの魚!笑

なんだこの子は!?コチか……?
とりあえずよく分からないまま撮ってみました。笑

陸に上がって聞いてみるとセレベスゴチとのこと。

コチといえばおめめがキラキラ綺麗な子!?(そしておすしネタで美味しい子!それはマゴチか……)

写真を拡大してみたらちょっとだけキラキラ映ってました。
コチだとわかっていたらおめめ狙ったのに〜〜〜……!
悔しい!

ちなみにこの子はナイトカラーで睡眠中だったようです。って普段の色が思いつかない……どんな色しているのだろう……?

甲殻類のナイトカラー狙いではあったものの、ちゃっかりガラスハゼのナイトカラーもみることができました。

ナイトカラーになるとちょっと黄色みが強くなるんですって。言われてみれば……って感じ?
昼間に同じ子を撮って比較してみたいですね〜。

さらにはハナオトメウミウシと添い寝中のオキゴンベも見かけました!

なんかちょっと背びれの第1〜3棘と体が白っぽい……気がする。
あれ?これ、実はナイトカラー?
オキゴンベはよく見かけるけど風景の一部と化していることが多く、ちゃんと観察できてないからわからないよぉ……!

さらに海藻のベッドでお休み中のキタマクラもいたり。

って、なんかキタマクラも実はナイトカラー!?!?
昼間見かける時ってこんなに白の斑点模様あったっけ!?!?
えーーー、普段ちゃんとじっくり見てないからこっちもわからないよぉ……!

ナイトダイビング中は普段積極的には撮らない普通種メンバーも、撮ってみると普段気づかない変化があったり、まるで間違い探しみたいで楽しい!←この記事書きながら気づいたのでもっとパシャパシャ撮っとけばよかったと後悔

難易度的にはサイゼリヤの間違い探しくらい難易度高そうだけど!!!!笑

他には、静浦だと昼間はなかなか見つからないと噂のカエルアンコウちゃんがいたり。

普段はどこに隠れているのでしょう?

ライトの光に反射してキラキラと光るコスジイシモチはもうすでに口内保育を始めていました。

まだ保育したてなのか、あまりパクパクはしてませんでした。
イクメンパパ頑張って欲しいですね!

あっちにもこっちにも甲殻類

AYAは普段から静浦に潜っているのですが、ナイトダイビングしてみての感想としては、なんか普段全然みない甲殻類多すぎ〜〜〜!!ということでした。

あっちにもこっちにもそっちにも甲殻類。
岩の隙間、砂地の上、はたまたソフトコーラルにも大量の甲殻類!
ちょっとビビるくらいでした。笑

どんな子がいたかというと……ワタクズガニがいたり。

てっきりゾウリエビの子供かと思っていましたが、2センチくらいの可愛いサイズのヒメセミエビがいたり。

巨大なイソギンチャクをたくさんつけたお家を背負ったソメンヤドカリがいたり!

ソフトコーラルにしがみつくトウヨウコシオリエビがいたり。

瞳が少女漫画のようにキラキラしているヤイトサラサエビがいたり。

お待ちかねのナイトカラー

普段出会わないような甲殻類に目移りし興奮していたAYAでしたが、やっぱり一番興奮したのはナイトカラーなエビ様たち!
どこの夜会にお呼ばれしてるんですか〜!?!?ってくらいドレスアップした子が見られました〜!

キサンゴカクレエビはきいろのラメラメが美しい〜〜〜!
ナイトの方がなんとなく瞳もキラキラしている気がする。

さらに、ビシャモンエビもナイトカラー!
昼間は何色の子だったのかな・・??みずいろ?きいろ?
昼間の色でラメカラーも変わるのか……うーん調べてみたい。

そして……最後はイソギンチャクモエビ!
普段はオレンジ色の色鮮やかなこの子。
なんと夜は……

みずいろになってるーーーー!!!!!!!

なんかちょっとゾンビカラー?
きっとあれだね、ハロウィン的な夜会に行くとこなのかな?うん、そうよね!!!

ライトの光に敏感なのか、明るくしていると元のオレンジに戻り始めました。
おなか側の色が戻ってきてますね。

他のナイトカラーも煌々と明るくしているとちょっとラメ度が落ちてきた感じでした。
赤ライトだと急な変化はみられませんでした。
エビにも赤ライトは有効……なのかしら?(有識者の方、教えて欲しいです。)

ナイトダイビング仲間募集中

ナイトダイビングの魅力、ちょっとでも伝わりましたでしょうか〜!?
ナイトダイビングは奥が深そうなので、もっといろんなところに潜ってみたいなと思っています〜。

なお、「伊豆でナイトダイビングってどこでできるんだろう?」と思って、X(旧Twitter)で聞いてみたら思いのほかいっぱい!
期間限定などの場所もあるようですが、雲見・赤沢・IOP・大瀬崎・獅子浜・土肥・浮島・黄金崎・川奈・八幡野・富戸・伊東・菖蒲沢などなどたくさん上がってきました!
今度はどこに行ってみようかな〜〜?一緒に行ける人いたらいきましょ〜!

AYA

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ダイビングのために住む場所も仕事も変えたフリーランス女子。 1989年宮崎生まれ。 伊豆の海が好きすぎて、東京から縁もゆかりもない三島に移住。 サーファーズ...

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